「郡山見聞録」カテゴリーアーカイブ

郡山地域の個人的なコラムをお伝えする,見聞録シリーズです.

コミュタン福島(福島県環境創造センター交流棟)【郡山見聞録#99】

コミュタン福島とは,放射線や環境問題について展示やワークショップ等を通じて理解を深めることができる入場無料の展示施設で,福島県環境創造センターの交流棟に入っている.そもそも環境創造センターとは何かということとなるが,原子力災害により放射能で汚染された福島の環境回復や創造に向けて,モニタリング・調査研究・情報収集・発信・教育・研修・交流を行う総合的な拠点となっている.コミュタン福島の常設展示は5つのブロックで構成されている.まず入場すると地元新聞の1面が並べられた「①ふくしまの3.11から」のエリアとなる.事故後の東京電力福島第一原子力発電所の模型や,映像シアターなどによりあの震災を振り返ることとなる.そして,環境回復の現状などを展示した「②ふくしまの環境のいま」,放射線のことを映像やゲームで知ることができる「③放射線ラボ」,原子力に依存しないふくしまの実現に向けた取り組みを示す「④環境創造ラボ」,球体の内側がスクリーンになっている「⑤環境創造シアター」,子供たちも楽しみながら学べるようにわかりやすく,ゲームも交えて展示されている.正直なところ,放射線について小さな子供が全て理解するにはちょっと難しいのではないかと思われるが,放射線とは関係ない内容のイベント(映画上映会やテーブルサイエンス,クラフト作り,生物に関する展示等・・・)が多数開催されているので,家族で訪れてみるとよい.三春町の田村工業団地内にある.土日祝日には郡山駅東口から1日4往復の無料シャトルバスが運行されている.開館時間9時~17時まで,月曜日と年末年始は休館.(2016.12)

表参道マルシェ【郡山見聞録#98】

東京原宿の表参道?と思われるかもしれないが,こちらは安積國造神社から郡山ビューホテルアネックス南側のなかまち夢通りまでを結ぶ表参道のことである.表参道マルシェは,(一社)食大学が開催している1日限りのマルシェ(市場)で,今年(2016年)はまず6月25日(土)に開催された.食大学では,生産者から消費者までのネットワークづくり,福島県産食材を使用した料理教室,直売イベントなどを運営している団体.東日本大震災による原発事故により福島県の食材は,なかなか手にとってもらえない,同じ価格で買ってもらえない.そういった中から,美味しくて魅力ある「食」をみなさまにお届けしたいという強い思いから生まれたのが食大学だという.本物の魅力を伝えるため,生産者と消費者をつなぐ取組を行っているのである.まずは,地元の方々に満足して楽しんでもらえるような仕組みづくりとしてはじまったのが開成の柏屋ポケットガーデン(復興レストラン「福ケッチァーノ」の隣)で開催された「開成マルシェ」である.表参道マルシェは,場所が郡山駅近くに移ったもので,東京など県外からも足を運びやすいものとなっている.マルシェはとてもオシャレな空間となっていて,木の枠組みをつかったテントや,食材等を美しくならべるなど,お祭りの出店とは全く違った雰囲気となっている.今回の出店者は,郡山ブランド野菜協議会,ふるや農園,やますけ農園,季の子工房,佐藤物産,金賞野菜研究会,ブーランジェリーパルク,Nitcho,清水台平野屋,カメレオン郡山,おやしろカフェ!,福島6次化商品販売ブースとなっている.パン,お菓子,野菜,ワイン,ジャムetc,いろいろな福島の逸品が購入できる.次回,「表参道マルシェ」の開催は8月27(土),10月22日(土).ちなみに,柏屋開成店中庭ポケットガーデンで開催される「開成マルシェ」は7月23日(土),9月24日(土),11月26日(土),12月10日(土)開催となっている.福島の食に関する素材が手に入ります.是非,お越しを.(2016,06)

品揃え豊富なビバホーム【郡山見聞録#97】

私が好きなホームセンターのひとつに「ビバホーム」がある.第1号は須賀川店を1977(昭和52)年にオープンさせたのがはじまりで,現在は株式会社LIXILビバとして本社をさいたま市において事業展開を図っている企業である.福島県内では5店を展開しているが,私がよく行くのは桑野店.現在のビバホームの店舗の中で最も歴史ある店となっている.とにかく品揃えが豊富で,「ホームセンターのヨドバシ!」と勝手にネーミングしている.それほど広大な店内ではなく決して新しい建物ではないのであるが,不思議と(といっては失礼か!)品揃えが豊富で,レアなものでも置いてある.個人的な嗜好の問題もあるのかもしれないが,ダイユーエイトでは気に入ったものがなくても,ビバホームには置いてあることが多い.現金会員になるとポイントがためられるほか,年に数回行われる5%・10%割引キャンペーンのはがきが送られてくる.
ちなみに,昨年までは横塚にスーパービバホームがあったが,土地賃借関係の契約更新がうまくいかず横塚店は閉店になって今はパチンコ屋になっている.そして,ヨークベニマルやほっともっとがある横塚2丁目に2016年12月末オープンを目指してダイユーエイトの出店が計画されている.(2016,06)

スマホで情報提供「ココナビこおりやま」【郡山見聞録#96】

「ココナビこおりやま」と聞くと,市内の施設などを案内する地図情報システムかなと思う名前であるが,これは,専用のアプリ「FixMyStreetJapan(フィックスマイストリートジャパン)」により,道路の破損や防犯灯の故障などについてスマートフォンなどから写真で投稿し,郡山市役所に情報を提供するシステムである.この投稿を受けて,郡山市の担当部局が調査を行って補修などをするもの.市民にとってはこれは画期的なシステムで,一個人からの投稿により街がどんどんよくなっていくというものである.市役所でも人出が足りないため,細かいところまでは気づかないこともあると思うが,その細かい部分を市民からの投稿で補っている.先日,道路と歩道の街灯が5箇所ほど切れていて夜道が暗かったため,早速スマホで投稿したところ,すぐに対応していただき,夜道がとても明るくなった経験がある.市役所の独自判断では対応できない案件の場合は,地元の地区と相談して対応していくという回答が掲載され,警察署の案件の場合は,警察署に情報をつなぎ,担当が別の機関の場合はそこにつなぐといった対応が取られている.
郡山市のトップページからは,「市政情報」>「公聴」>「ココナビこおりやま」をクリックし,さらに外部サイトから新規レポートを投稿するようになっている(ユーザー登録が必要).現在,全国の自治体でこのシステムを導入しているのは,半田市,別府市,生駒市,郡山市の4市となっている.(2016,06)

東急ハンズトラックマーケット「BLOCKS」【郡山見聞録#95】

郡山駅のエスパル1階に期間限定で「東急ハンズトラックマーケット ブロックス」がオープンしている.開催期間は2016(平成28)年3月26日~9月25日.東急ハンズトラックマーケットとは,「大都市を中心に出店するこれまでのハンズとは異なり,地方中規模都市を出店候補地とする期間限定・短期FC形態の新たなビジネスモデル」とのこと.商業施設内の遊休区画やイベント会場などに出店し,自らトラックに旬の商材を詰め込みその地に赴くことで,これまで東急ハンズの体験が難しかった地方の方々へ,気軽に「ハンズ体験」する場を提供するものとなっている.マツモトキヨシの隣に店舗があり,売られているものがキッチンやバス,健康,トラベル用品などであるためか(そもそも東急ハンズは都市型のホームセンターなのである),マツキヨの延長線上の店舗のようにも見える.東京の東急ハンズのように品揃え豊富に並べてあるといった印象ではないが,もともと東北地方への出店に消極的であった東急ハンズが福島県内にある!といった点では話題となるスペースである.ちなみに現在,東急ハンズトラックマーケットが開催されている都市は,小樽・千歳・青森・青森ELM・郡山・千葉・木更津・藤沢・浜松・豊田・岐阜・常滑・堺・和歌山となっている.(2016,05)

小児科の夜間救急病院【郡山見聞録#94】

子供が小さいときはなにかとお世話になる夜間救急.子供が通常の診察時間外に高熱を出して下がらないときなど,救急車を呼ぶほどではないけれど医者の先生に見てもらいたいときには2つの方法がある.
まず,上亀田にある「郡山市休日・夜間急病センター(電話024-934-5656)」.元旦を除く午後7時から午後10時までの毎夜間と日曜祝日の午前9時~午後5時までの診察を行っているところで,郡山医師会の先生が輪番制で担当して診察している.高度な検査や医療はできないが,薬をもらいたいときなどは重宝する.
次に,郡山市内の大きな病院が輪番制で担当している救急受付がある.かつては太田西ノ内病院が行っていたが,現在は,負担軽減のため輪番制で担当病院が変わっていて,月・水・金曜日は太田西ノ内病院,火曜日は星総合病院,木曜日は寿泉堂病院,土日は別途定められた輪番制となっている.こちらは午後10時までということではなく24時間で対応を行っていると思われる.
上亀田の郡山市休日・夜間急病センターに行こうか,大病院に行こうか迷ったときは,まず郡山市休日・夜間急病センターに電話をして症状を伝えると,大病院に行った方がよい症状の場合は,その日の病院名を紹介してもらえる.
ちなみに,休日祝日には,さらに休日当番医が割り当てられている(休日の日中)ので,市政だよりや市ホームページで確認してみるといい.(2016,03)

郡山駅前のイルミネーション【郡山見聞録#93】

今年で10回目を迎える郡山駅西口駅前の「ビッグツリーページェント・フェスタ IN KORIYAMA2015」,もともとは開成山公園で開催していたものを駅前で開催したのが始まりで,当初は約6万球の電飾であったものが,今年は約23万球にまで拡大している,郡山の冬の定番となった光のページェントである.滝の流れる広場には「楽都郡山」と光るイルミネーションが飾られ,記念撮影をする人もちらほら.Greenの扉には鮮やかなイルミネーションも.鮮やかな演出がされている.開催期間(今年2015年)は11月20日から翌年2月14日まで,点灯時間は17:00~23:30(1/15からは17:30から点灯),バレンタインデーまで開催しているのが嬉しいところである.(2015,12)

ふれあい科学館「スペースパーク」の鉄道模型【郡山見聞録#92】

ビッグアイ22階のふれあい科学館「スペースパーク」展望フロアーに鉄道模型のコーナーがある(展望フロアーは無料で入れる).エレベータを降りて奥の方に行くと,Nゲージの鉄道ジオラマが広がっている.面積は40m2となっており,Nゲージとしては全国有数の規模を誇っているものである.展示内容は,昔の郡山,近代の郡山,そして現代の郡山の3部構成で作られていて,郡山駅舎を中心として過去から現代までの発展がわかるような造りとしている.
そして,毎日3回,鉄道ジオラマショーが20分ほど開催される.郡山の発展が紹介されるビデオ映像とともに鉄道模型が動くというものなのだが,映像の方が長くていつになったら動くのかなという演出なので,鉄道博物館(かつての交通博物館)のように沢山の列車が同時に動くといったものではなく,ショーについては小さな子供には向かない感じである.むしろショーのないときに,赤いボタンを押して鉄道模型を動かせる方が喜んでいた.模型そのものは圧巻なので,隣の売店でアイスでも食べながら,郡山の眺望も眺めながら,模型を見ることとしよう.(2015,12)

石筵ふれあい牧場【郡山見聞録#91】

郡山市中心部から磐梯熱海に約30分ほど車で向かったところに,石筵ふれあい牧場がある.石筵と書いて「いしむしろ」と読む.この牧場は,財団法人の郡山市観光交流振興公社が運営しているものである.広々としていて,きれいに整備された公園といった感じの牧場なので,小さな子供連れやファミリーで,園内でボール遊びをしたりすることも可能である.見られる動物は,馬,ポニー,ロバ,羊,うさぎ,クジャク,モルモットなどのほか,乗馬体験ができ,川沿いでは,いも煮会やバーベキューができる施設もある.さらに,おもしろ自転車やマウンテンバイク,ターゲットバードゴルフなどのスポーツ施設や芝生の広がるふれあい広場,遊歩道,水遊びができるじゃぶじゃぶ川も設けられている.
「おもしろ自転車」とは,前の二人がけ席の人がペダルをこいで,池の周りのコースをぐるりと1周できるもの(乗るのは無料)であるが,最初は下り坂でスイスイいけるのであるが,池を半分まわったあたりから,今度は登り坂で戻ってこなければならず,ペダルをこいであがってくるのに想像以上に力を要する.ときどき後ろに同乗していた子供たちに押してもらっている微笑ましい光景が見られる.
さらに人気の施設として,園内にあるバーベキューハウスがある.こちらは,自分たちで持ち込むバーベキューではなくて,肉・野菜・ライスがセットとなった料金が設定されていて,その場で食べるバーベキューである.牛肉,豚肉,ラムのそれぞれのセット(ミックスもある!)が用意されているので,準備をするのは面倒だがバーベキューはやりたい!という方にとっては,ありがたい施設である.バーベキューハウス内の屋内と,その隣に併設されている屋外(屋根付きである),どちらでも肉を焼くことが可能である.
牧場の入場料は大人300円,小中学生150円.9:30から16:30開園.火曜日休園.11月中旬から4月中旬までは冬期閉園となるのでご注意を.(2015,09)

鏡石町の「田んぼアート」【郡山見聞録#90】

岩瀬牧場からの帰り道,道路脇に「田んぼアート」と書かれた道案内の看板が立てられていたので,気になって矢印の案内に導かれていった.その先は,JR鏡石駅の裏(東側)にある鏡石町図書館であった.靴を脱いで図書館に入り,図書館カウンター受付で簡単なアンケートに答え,エレベーターに乗って4階へ.展望台から田んぼを眺めると,田んぼの中に浮かび上がる絵を眺めることができる.コンセプトは「窓から眺める絵本~もう一つの図書館~」.この取り組みは2012(平成24)年から行われており,今年で4回目となる.今年の絵のテーマは「浦島太郎」.亀にのる浦島太郎と,町の公式キャラクター「牧場のあーさー(牛)」が描かれており,4階から見下ろしたところの田んぼ1面にアートが広がっている.色合いは本物の稲で表現されており,緑は「天のつぶ(うるち)」,紫(黒)は「紫大黒(古代米)」,黄色は「黄大黒(古代米)」,白は「ゆきあそび(観賞用)」,赤は「べにあそび(観賞用)」,橙は「あかねあそび(観賞用)」という稲が用いられているという(公式HPより).昨年は,約1万7千人が訪れたといい,岩瀬牧場の帰り足に寄ってみるのも面白い.見頃は夏,稲刈りが終わると当然ながら見られなくなる.閲覧時間は9:00~18:30,月曜日は休館日(祝日の場合翌日)となる.(2015,09)