聖橋(お茶の水)【東京考察#131】

Hijiri-Bridge(Ochanomizu)


アーチ型の聖橋


 聖橋(ひじりばし)は,関東大震災の復興橋梁として昭和2年7月に完成したものである.橋長92.47m,幅員22mのアーチ橋で,神田川の景観に美しく溶け込んでいる橋として有名であり,一度は写真で見た方も多いのではないかと思う.「聖橋」という橋の名前の由来は,北側にある国指定の史跡で江戸幕府の官学所となっていた「湯島聖堂」と,南側にある国指定の重要文化財でビザンチン風建築の「日本ハリストス正教会復活大聖堂(ニコライ堂)」の両聖堂にちなんでいる.日本文化と西洋文化の両極を結ぶ橋として「聖橋」がある,なんとも不思議でロマンチックな橋である.
ちなみに,「お茶の水」とは将軍のお茶用の湧き水があったことから名付けられたものであるが,行政上の地名としては存在していない.


お茶の水橋からみた「聖橋」
右はJR御茶ノ水駅


橋の上
背景は東京医科歯科大学
この大学は昌平坂学問所の跡地に建てられたもの


聖橋の上から東方面を見ると,秋葉原の電気街が望める
地下鉄丸ノ内線もここだけ顔をだす


聖橋の上から水道橋方面を見る


橋名板