「東京考察」カテゴリーアーカイブ

東京の街を写真と共にコラム形式で紹介. 東京は日本の顔であるとともに世界へ向けた窓口です.世界でも有数の大都市ですが,その中にも色々な街の表情があり,ひとつひとつ見ていくととても興味深いものがあります.そんな東京を紹介します.

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館(飛鳥山)【東京考察#361】

SHIBUSAWA×KITAKU SEITENwoTSUKE TAIGA DORAMAKAN

 コロナ感染者数も減少し,緊急事態宣言も解除され,約2年ぶりに東京へやってきた.今回は,僕の育った王子から「青天を衝け 大河ドラマ館」をお伝えする.

 渋沢栄一は埼玉県深谷市で生まれているが,37歳の時(1877(明治10)年)に飛鳥山に別邸を構え,61歳(1901(明治34)年)から本邸として亡くなるまで過ごしたのが王子の飛鳥山なのであ~る.

 なぜ飛鳥山に居を構えたかといえば,近代化のシンボルとして製紙工場を王子に設置し,その工場が見える場所に建てたとのこと.
(当時王子にあった製紙工場は現在の日本製紙が受け継いでいるが,今の王子製紙ももとをたどれば当時の王子製紙にたどり着くのだが,このあたりの話はちょっと複雑で,詳しくは東京考察#41飛鳥山公園と3つの博物館に記載していますので,そちらを参照してください)

 飛鳥山邸では,国内外の賓客を迎えるなど,渋沢栄一の活動にとって重要な社交の場だった.

 当時の別邸・本邸は戦争によって焼失しており,晩香廬(洋風茶室)と青淵文庫(書庫および接客の場)の2つの建物しか残っていないが,現在は,飛鳥山公園の一部として昼間は周辺を散策することができる(昔は柵が巡らされていて入ることができなかった).

 NHKの大河ドラマの放送とあわせて,北区飛鳥山博物館内に「青天を衝け 大河ドラマ館」がオープンしている.「北区飛鳥山博物館」の隣には,製紙関連を中心とした会社の協力によって運営されている「紙の博物館」と,渋沢栄一記念財団が運営する「渋沢資料館」が併設されており,飛鳥山の3つの博物館と呼ばれている.

王子には路面電車「都電」が走る.ガード下に王子駅中央口の改札があり,壁面は一面大河ドラマ館のPRとなっている.

飛鳥山へは無料で乗れるモノレール「アスカルゴ」で行くことができるが,階段で行った方がとても早い.子供たちにも人気があるため,待ち時間が長い.頂上まで2分程度.定員16名.滝野川出身の倍賞千恵子さんが車内の自動放送で案内している.

飛鳥山上からの眺め.

飛鳥山公園内には大河ドラマ館ののぼり旗が立てられている.

チケット売り場でチケットを購入.基本的には予約制だが,当日に空きがある場合は,すぐに購入することができる.北区民は割引あり.

大河ドラマ館正面.北区飛鳥山博物館内にドラマ館がある.

大河ドラマ館の内部.サインや映像を除いては撮影可能となっている.

写真を撮影して,オリジナルの1万円札を作ることができるコーナーがある.


京浜東北線の線路を挟んだ反対側に,日本製紙が運営するサンスクエアビル(東武ストアやボーリング場が入る,日本製紙の登記上の本店があるところ)があり,その1階に「北区の自動販売機」がある.北区ゆかりの企業の商品などが買える.

泉ガーデンタワーと六本木グランドタワー【東京考察#360】

Izumi Garden Tower and Roppongi Grand Tower

泉ガーデンタワー

 泉ガーデンタワーと六本木グランドタワーは麻布通り(地下鉄南北線六本木一丁目駅)を挟んで並ぶ,住友グループが行った再開発事業である.

 泉ガーデンタワーは,住友会館や民家等があった場所を,六本木一丁目西地区第一種市街地再開発事業によって再開発を行い,地上45階建てのビルに生まれ変わった地区で,2002(平成14)年6月に完成した.
 地下鉄南北線の六本木一丁目駅(2000年開業)と直結しており,南北線の開業によって生まれ変わった街である.敷地内には,賃貸マンションである泉ガーデンレジデンスやイベントホールの泉ガーデンギャラリー,美術館の泉屋博古館分館がある.
 ちなみに「泉」とは,住友グループの屋号「泉屋」からとったものであるとのこと.

南北線六本木一丁目駅の改札前.駅から直結している.

泉ガーデンタワーの案内板.

レストラン街もある.

昼休みは階段で一休み.坂を利用して再開発が行われているので,階段によって導線が確保されている.

中央縦に2本の溝があるように見える部分は,かごが屋外に出ているエレベータ.2基ある.とても暑い日だったからか,今日は運転されていなかった.ガラス張りの外壁が特徴.

 日本最大級の75人乗り大容量シャトルエレベーター(東芝製)が4基設置されている.昼休みになると大勢の乗客が降りてくる.
  まずは24階の乗り継ぎフロアーまで大型のエレベーターで乗客を運び,そこからさらに各階をつなぐローカルエレベータに乗り換えるという仕組み.

展望用大容量エレベーター.72人乗り.速度は分速240m(時速14.4km).

美術館「泉屋博古館分館」は休館中だった.


住友不動産六本木グランドタワー

 住友不動産六本木グランドタワーは,旧日本IBM本社や旧六本木プリンスホテルなどの跡地を再開発したもので,泉ガーデンタワーとは麻布通りを挟んで向かい側に位置する.2016(平成28)年3月に完成し,オフィス棟・レジデンス棟・商業棟の3棟でつくられている.
 オフィス棟にはテレビ東京の本社が入っており,1階には「テレ東本舗」が併設されたタリーズコーヒーがある.

テレビ東京とタリーズコーヒーがコラボしたショップ「テレ東本舗」.

関係者しか入場できないため,訪問者は左側の画面からコンタクト情報を入力して入場していた.

入場ゲート.

31階以上の高層階にいくには,29階の乗り換えフロアーまで移動して各階のローカルエレベーターに乗る仕組み.

六本木グランドタワーの外観

案内パンフレットの1ページ.

日本橋高島屋S.C.新館の地下1階食料品売場【東京考察#359】

Foodstuff shop located in basement 1st floor of Nihonbashi Takashimaya new wing


日本橋高島屋S.C.の地下1階

2018(平成30)年9月25日に,日本橋高島屋S.C.の新館がオープンした.これにより本館,新館,東館,タカシマヤ ウオッチメゾンの4館が一体となる「日本橋高島屋 S.C.(ショッピングセンター)」 が誕生し,より魅力的なショッピングゾーンが生まれた.

新館全体の模様はまた別の機会に紹介することとし(正直な話,地下1階しか行かなかった!),今回は新館地下1階の食料品売場にスポットを当ててみた.新館は地上31階建ての日本橋高島屋三井ビルディングの地下1階から7階に位置しており,テナント114店の専門店からなっている.
食料品売場の最大の特徴は,イートインスペースが多いこと.そのお店の味をその場で味わうことができる.


左側が新館.右側は重要文化財にも指定されている本館.


カウンターのイートインスペースがある.


オシャレな空間である.


イートインスペース

X'mas
1階のショーウィンドウ.クリスマスの装飾.
「こどもたちを笑顔にさせよう」

浅草文化観光センター【東京考察#358】

Asakusa culture tourist information center


浅草文化観光センター

浅草文化観光センターは,浅草雷門の道路向かいに建つ台東区の観光情報センターである.隈研吾の設計により,平屋の建物を積み重ねたイメージで造ったという.2012(平成24)年にオープンした.

建物は地下1階から地上8階までで,敷地面積はそれほど広くないため,1フロアーに1施設といった感じに作られている.地下1階は化粧室のみとなっており,誰でも清潔なトイレが利用できるのは嬉しい.

最上階の8階は展望テラスと喫茶室となっており,浅草寺から仲見世までの景観がダイナミックに眺めることができる.
また,観光センターでは,観光ボランティアや外国人観光客ガイドツアーも行っており,観光客へのおもてなしも充実している.

スカイツリーのオープンにより,浅草への観光客がさらに増えたように思う.外国人観光客にも人気が高く,雷門の前は写真を撮影する人・人・人でごった返している.そんな浅草の見所を紹介しているビルである.


浅草文化観光センター入口


1階は案内ロビー.大きなビジョンでも浅草を紹介している.


外貨両替所もある.


2階観光情報センターでは,無料インターネット(多言語)や観光情報誌の閲覧などができる.


1階から2階への通路からは,窓越しに雷門を見ることができる.ここから見た方が雷門をよく見れると思う.


多目的スペース.イベントなどで活用できる会議室もある


6~7階にある展示スペース,多目的スペース
台東区の見所や歴史・文化を紹介している.


外の階段を上って8階へ.


浅草寺から雷門までの仲見世が鳥瞰できる


「ここから手を出さないでください.カメラ,スマホなどの落下が多発しています」 撮影したくなる気持ちはよくわかる.


8階の展望テラスからはスカイツリーが目の前に.


8階には喫茶室もある.


地下1階はトイレのみ.


エレベーターホールにある大きな熊手.
福運や財を掻き込むという縁起から,御守りとして江戸時代から受け継がれているもの.


台東区のジオラマ.

隅田川の水上バス(東京都観光汽船(TOKYO CRUISE))【東京考察#357】

Tokyo Cruise(Sumida River water bus)


水上バスの船内から


日の出桟橋(乗船地)

浅草から日の出桟橋までの隅田川水上バスは,ツアーコースなどにも組み込まれており,一度は乗ったことがあるかもしれない.現在は,「東京都観光汽船(株)(TOKYO CRUISE)の隅田川ライン」と「(公財)東京都公園協会の東京水辺ライン」の2つが運航されているが,昔から馴染みがあって運航本数が多いのは,前者の東京都観光汽船の水上バスである.

浅草と日の出桟橋を約40分で結ぶが,浅草からの便のみ,途中,浜離宮に立ち寄るルートとなっている.お台場や高層ビルやマンション,築地市場跡地,そして技術的にも評価の高い隅田川にかかる橋梁を眺めるなど,普段とは違った視点で東京を眺めてみるのも面白い.

今回は,日の出桟橋から浅草まで乗船した.


日の出桟橋までは,ゆりかもめの「日の出駅」から歩いて行くと便利.駅のエレベータ内には,水上バス乗り場の案内が貼ってある.


シンフォニーと書かれた建物が最初に見えるので,ここが水上バスのりばかと思ってしまうが,こちらはクルーズ船「シンフォニー」の乗船ターミナル.水上バスはさらに奥(左手側)となる.


ターミナル前には大型バスが待機できる駐車場がある.ツアーでは片道乗船として,バスを先回りして乗客を乗せる.


こちらが水上バスの乗船のりば.


中に入るとまずはCafe.奥に券売機と桟橋がある.


カフェのメニュー.チョロQのお土産も買った.


時刻表.浅草までの隅田川ラインの他に,お台場ライン,東京ビッグサイトラインなどがある.


チケット.大人780円.


パンフレット.


桟橋を歩いて乗船となる.今日の船は「竜馬」定員560人.


後部デッキ.天気が良いとガラスの仕切りを開けることができる.


2階船室


1階船室


1階船室の前に売店がある.アルコールも販売している.航行している途中で船内販売もある.


後ろのデッキからの眺め


他の水上バスとすれ違う.こちらは東京水辺ラインの船.


柳橋.神田川の合流点.


清洲橋.耐震補強工事をやっているため,全姿は見られず.足場の形が富士山のよう.


売店でカフェを注文すると,専用のカップで渡される.東京の名所がイラストで入っている.


東京スカイツリーが見えてきた.


吾妻橋の下側!


浅草に到着.水上バスターミナルは新しい建物になった.


浅草の水上バスのりば.浅草駅のすぐ近く.


浅草・隅田川ライン(降船地)

田端駅北改札構内の空間【東京考察#356】

Space in Tabata Station premises


田端駅北改札を入った先の空間

こういう空間は好きである.何年前(何十年前?)かは忘れたが,田端駅のホームから北口に向かうエスカレータを含めた開放的な空間が改良工事によって出来上がり,その空間がなんかいい.エスカレーターから下ってくるときなど,なんかちょっとだけ開放的な気持ちになる.

特にこれぞ!といったものではないが,なんか個人的に好きな空間なのでご紹介する.


アトレヴィ田端の駅ビル2階にあるTSUTAYA(ツタヤ)の奥にあるガーデンテラスから撮影.ここでは購入前の本を読むこともできるし,スタバの飲み物を持ってきて飲むこともできるスペース.


同じ場所(ガーデンテラス)から,スタバマークを外して撮影したもの.


北改札口から田端駅構内に入る.


前述の写真は,左上のスタバマークの下から撮影.


突き当たりまで歩く.


下をのぞくと,山手線の線路が真上から見られる.両脇は京浜東北線.

エスカレーターに乗って・・・





エスカレーターを徐々に降りる
ゆっくり走るジェットコースターみたい

この上から眺められる鳥瞰が好き.

ファーブル昆虫館【東京考察#355】

Fabre insect pavilion


ファーブル昆虫館の入口

ファーブル昆虫館は文京区千駄木にあり,NPO法人日本アンリ・ファーブル会が運営している施設である.フランス文学者である奥本大三郎氏(館長)が昆虫に関する標本などを収蔵している建物であるが,一般の人が入れるのは展示室の1階と,ファーブルの生家を再現した地下1階のみとなる.2階以上は標本収蔵庫や研究室・集会室となっており立ち入りはできない.

日本アンリ・ファーブル会は,フランスの博物学者であるファーブルをひとつの理想像として,日本の子供を中心に自然に対する健全な感覚を養い育てることを目的として活動しており,子供たちが虫に楽しむきっかけを作るため,昆虫採集や標本教室などのイベントを開催している.子供たちは遅くとも10歳くらいまでのあいだに,仲間と自然の中で遊ぶことが望ましいとのことである.(ファーブル昆虫館パンフレットより)

館内を個人的に撮影することはできるが,SNSに掲載することが禁止されているため,館内の写真は掲載していない.最近は昆虫を見られる機会も減ってきているが,昆虫の生態を知れば知るほどその奥の深さを感じる.

入場は無料であるが,運営資金とするための募金を行っている.開館は,土曜日と日曜日の午後1時~5時のみ.ホームページを確認してから訪問する方がよい.


ファーブル昆虫館は住宅街の中にある


お土産に買った標本.左がタマムシ.右がオオスズメバチ.売り上げは昆虫館の活動資金となる.

午後3時頃の赤羽1番街界隈(北区)【東京考察#354】

Akabane 1st Avenue shopping area around 3 pm(akabane Kita ward)

赤羽東口界隈

最近「赤羽」が注目されるようになった.北区のなかで最も商業施設が豊富で栄えている赤羽.かつて(だいぶ前だが)は,赤羽線から京浜東北線に乗り換えるのに,地下まで降りて薄暗い通路をくぐり抜けて汚く不便であったが,今は高架駅も完成し,エキュート赤羽の駅構内の商業施設も非常に充実してオシャレな駅に生まれ変わり,京浜東北線や埼京線のほか,湘南新宿ラインや上野東京ラインの開通により,交通の便もとてもよくなった.
そして,深夜に放送されたTVドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」や清野とおる作の漫画「ウヒョッ!東京都北区赤羽」によってさらに赤羽が広く知られるようになって,なんといっても,千円でベロベロに酔える「センベロの街」としても有名で,飲み屋街が広がっているのは駅東口の赤羽1番街界隈である.午後3時頃に訪問してみた.


駅改札から東口に出ると,左手(北側)方向の横断歩道を渡った先に赤羽1番街がある.「本当に住みやすい街大賞2017 第3位」と看板が掲げてある.「本当に」とは本当になのである.3位なのに看板が出てしまうところが素晴らしい.

飲み屋の街と言われているが,大型スーパーなども充実していて,西口は病院や住宅地が広がり,都心にも意外と近く,子育てをするのにも住みやすいのが赤羽だと思う.

あまり細かい説明は省く.とにかく飲み屋街が広がっているエリアである.一番最後の写真の奥には北区立赤羽小学校の正門がある.

北区赤羽小学校の正門.運動会が近いのか,鼓笛隊の練習が行われていた.商店街(飲み屋街)のど真ん中に小学校があり,鼓笛隊の練習を聞きながら,ちょいと一杯といったところ.地域と学校が融合していると感じる.なお学校の反対側にも登校口があるので,必ずこの門を通らなければならないわけではない.

赤羽小学校正門の説明板.
「本校は明治9年12月14日福寿院を仮用して開校しました.その後,明治35年12月14日現在地に校舎を落成移転したのです.この正門は創立100年を記念して北区がその時の姿をそのまま復元したものです.昭和50年10月4日」と記載してあった.歴史のある小学校である.

味のあるアーケード街.チョイのみが似合いそうな風情.

赤提灯がとても自然体.

おでんの出汁で日本酒を割ることができる有名な店.立ち飲みである.丸健水産.NHKや徳光さん路線バスの旅などのテレビで取り上げられ,いつも行列ができる.

ホッピー旗の左の建物は赤羽小学校.

赤羽点景.お酒を入れるケースを逆さにして椅子にしてしまう風景がとても似合う.最近はおしゃれなお店も増えていて活気がある赤羽である.
なお,赤羽にはダイエーや西友,イトーヨーカドーなど大型スーパーが多くあり,また不動産も安く,池袋駅まで3駅9分,東京駅まで3駅17分と都心に近く,2017(平成29)年には駅西口の赤羽台中学校跡地に東洋大学赤羽台キャンパスがオープンするなど,子育ても含めてとても住みやすい街である.下町で人情味がありとてもホッとするし.

渋谷ストリーム【東京考察#353】

SHIBUYA STREAM

渋谷ストリーム

渋谷ストリームは,現在は地下へと移った東急東横線渋谷駅のホームと線路跡地及び周辺地区を再開発したもので,2018(平成30)年9月13日にオープンした.ビルは地上35階,地下4階(高さ約180m)であり,事務所のほか商業店舗,ホテル,ホールなどを備えている.また,ビルの再開発とあわせて,隣に流れる渋谷川のリニューアルや代官山方面への遊歩道の整備も行われ,とてもオシャレな空間へと変貌している.


地下鉄渋谷駅から直結している.渋谷駅16b出口.

エスカレータを上って1階へ.

稲荷橋広場.ビルへ向かう階段が広がる.

脇を流れる渋谷川.壁面を川の水が流れており,アートとなっている.本物の川の水が流れているため,ちょっと臭いが漂うところは愛嬌.

自撮り観光スポット.

渋谷川を灯りでつなぐ「ツナグアカリ」.夜になると灯りがともって幻想的な空間となる.期間限定のイベント.

ビル壁面から草が生えているぞ!!

この形,見覚えのある方も多いのでは.かつて東急東横線渋谷ホームがあったところ.2013(平成25)年3月に地下鉄副都心線との直通運転によって地下にホームが移動したが,この構造物はそのまま残された.


1989(平成元)年に撮影したかつての渋谷駅

ホーム跡地.歩ける.さらにまっすぐ進むと,渋谷ストリームのビルに入ることができる.

かつて線路のあったところには,線路のラインが引かれている.

こちらは1番線.ビルの中まで突き進む線路.

こちらは3番線.

館内の案内図.線路跡には「STREAM LINE」と書かれている.

レストランなど店舗が建ち並んでいる.通路にはかつての線路跡が示されている.

3階から隣のJR線を眺めてみると,埼京線のホーム工事が行われていた.山手線と平行に並ぶように工事を行っている.

オフィス棟はまだオープンしてなかった.

ビルを抜き抜けて歩いて行くと,代官山方面への遊歩道に抜けられる.

かつては渋谷川に沿って,高架橋で東横線が走っていた.そして今,遊歩道となって憩いの場となっている.

線路跡のモニュメントと渋谷ストリームのビル.

ストリームとは「川・流れ」が言葉の意味.

東京都市大学世田谷キャンパス【東京考察#352】

Tokyo City University Setagaya Campus

3号館となる五島記念館

東京都市大学世田谷キャンパスは,旧名で武蔵工業大学の学舎があったところである.東京都市大学は2009(平成21)年,武蔵工業大学創立80周年の際に東横女子短期大学と合併して総合大学となった大学であり,世田谷キャンパスの他に等々力キャンパス,横浜キャンパス,王禅寺キャンパスがある.世田谷キャンパスは工学部と知識工学部となっている.近くには多摩川が流れ,川を渡ると川崎市となる.落ち着いた環境の中にキャンパスがある.


東急大井町線尾山台駅は「東京都市大学世田谷キャンパス前」となっている.尾山台駅からは約1.2km離れており約15分ほど歩く.

駅の裏にある「鳥文」「香月」.いまだにありました.学生時代にちょいのみ(?)したところ.

東京都市大学世田谷キャンパスの裏門.校舎を順次建て替えており,工学部独特の汚らしさがなくなって,おしゃれな感じとなった.

境界は緑の塀となって,明るく開放感のあるものとなっている.

世田谷キャンパスと等々力キャンパス,港北ニュータウンにある横浜キャンパスを結ぶシャトルバス.東急グループだけあって東急バスが運行している.授業のある平日のみ運行.

取り壊しが行われている6号館

かつて講義を行っていた7号館・8号館は,取り壊し真っ最中で,姿はなくなっていた.現在,講義は1号館で行われている.

図書館は,昔食堂のあったところに建てられた.

桜並木は,昔の面影が残るところ.奥に,体育館と食堂(14号館)がある.

さくらガーデン.図書館,体育館・食堂に囲まれた緑のオープンスペースである.

14号館.1階は食堂・カフェ,2階は体育館となっている.こちらもおしゃれな感じになっていた.

 

1階の食堂.

大宮シェフの「大人のおこさまランチ(500円)」.さすが学生食堂だけあって安い.

やはり,外部利用の方が多いらしく,平日のお昼の利用をご遠慮いただくよう,張り紙が貼られている.周辺は閑静な高級住宅街なので飲食店があまりなく,大学の食堂は重宝すると思う.

Pasmoチャージ機.さすが東急系列の大学だけある.食券もPasmoで購入できる.

10号館.昔から変わらない.工学部らしい迷宮のような建物で,実験室や研究室がごちゃごちゃと入っている感じ.

地下鉄13号線(副都心線)の強度試験実物大模型がおいてある.トンネルのシールド.

水素自動車の研究に使われている.

都市大ウォーターが自販機で売られている.

購買部(14号館(食堂・体育館)地下1階)では,クッキーやキーホルダーなどの都市大オリジナルグッズが売られている.

建築学科は4号館に.

3号館の五島記念館1階には,大学の歴史等を展示してあるスペースがある.「公正・自由・自治」建学の精神である.

スマートフォンを利用した授業の出席確認.いまはこういう時代か.代返や代筆ができない時代である.

大学は閑静な高級住宅街の中にある.

裏門の近くにあるレストラン「たまき」.大盛りナポリタンが有名だった.今でも健在のようである.

UENO3153ビル(上野西郷さんビル)【東京考察#351】

Ueno 3153 Building (Ueno Mr.Saigo Building)

UENO3153ビル

かつて,上野駅しのばす口を出て,ガード下の右側を見ると上野百貨店と書かれ,レストラン聚楽台のあった古めかしいビルが建っていた.西郷会館というビルだったが,老朽化に伴って建て替えを行うこととなり,2012(平成24)年に新しくオープンしたビルがUENO3153(上野西郷さん)である.
西郷さんの銅像がビルの屋上にあるためこの名がつけられている.テナントは基本的に飲食店であり,薩摩魚鮮,上野精養軒,牛タンねぎし,焼肉叙々苑,ペッパランチダイナー,銀座ライオン,まるごと北海道,ロッテリア,コージーコーナーなど.上野駅前で食事処を探しているのであればとりあえずUENO3153ビルに入ってみるとよい.

地下1階には「まるごと北海道」

2階にはペッパーランチ.「いきなりステーキ」と同じ会社なので,メニューはほぼ同じだが,家族連れでも安心できるテーブル席がメイン.

そのほか,上野精養軒や牛タンねぎしなども入る.レストラン聚楽は新しいビルにはテナントとして入らなかった.ただ,中央通り道路向かい側のガード下には「レストランじゅらく」がある.

1階には外貨両替機が設置してある.


UENO3153ビルの隣(上野公園側)には「さくらテラス」という飲食店の入ったビルがある.かつての松竹デパートの跡地で,山手線や京浜東北線の車窓から「上野囲碁センター」の看板と囲碁を打つ人々を見た記憶のある方は多いのではないだろうか.そのビルがなくなって新しくなったのである.


さらに,さくらテラスの隣(上野公園側)には,「バンブーガーデン」がある.かつてはちょっと近寄るのをためらってしまうような汚らしい一角であったこの周辺地域は,一気におしゃれな商業施設に生まれ変わっていた.ここで家族で食事をして,上野公園や上野動物園,博物館・美術館に行くのも全然OKである.


かつての西郷会館のビル.上野百貨店,聚楽の看板が懐かしい.

ECO EDO 日本橋アートアクアリウム2018(江戸・金魚の涼)【東京考察#350】

ECO EDO Nihonbashi Art Aquarium 2018 (Ryo of Edo · Goldfish)

本物の金魚が泳ぐ

ECO EDO日本橋アートアクアリウム2018は,2018(平成30)年7月6日~9月24日まで日本橋三井ホール(コレド室町1の5階)で開催されていた金魚をテーマにしたアート展覧会である.パンフレットには,「アート,デザイン,エンターテイメントとアクアリウムが融合した水族アート展覧会」と記載している.金魚や錦鯉など数千匹の魚が,様々な色のライトによって幻想的な空間を創り出した空間の中で泳いでいる.
金魚の数もすごいのであるが,夏休み期間中であることもあり,人の数も「もの凄い!」 昨年も開催されていたので,毎年恒例の展示として定着していくのかと思うが,夏の期間は日本橋全体で「ECO EDO日本橋」と題して,五感で楽しむ江戸の涼をテーマに日本橋をゆかたで散歩するイベントを開催している.アートアクアリウムもこのイベントの一つであり,「金魚」がメインの素材として取り上げられている.

夏は日本橋全体が「ECO EDO日本橋」のイベントを開催している.こちらは「金魚大提灯参道」.コレド室町の1と2の間にある仲通り.

アートアクアリウムのポスター


アートアクアリウムはコレド室町1の5階にある日本橋三井ホールが会場.

頭の上を金魚が泳ぐ.天井金魚.この箱の中に金魚が泳いでいる.

錦鯉も泳いでいる.

会場はものすごい人!(暗くてよく見えないかも)

赤い色のアクアリウム.

金魚がいっぱい.

屏風の中に金魚が泳いでいる感じ.

これまた凄い人!

出口には金魚を扱ったショップがある.

東京キャラクターストリート(東京駅一番街)【東京考察#349】

Tokyo Character Street (Tokyo Station No.1 Street)

東京キャラクターストリートは,東京駅八重洲口に広がる「東京駅一番街」の地下1階・日本橋側(北側)に設けられている販売エリアで,テレビ局のオフィシャルショップやウルトラマンなどの人気キャラクターを集めて販売しているエリアである.30あまりのショップが並んでおり,子供のおもちゃやお土産を買いたいときには寄ってみるといい.レゴショップ,クレヨンしんちゃん,トミカ,プラレール,スヌーピー,ムーミン,どんぐり共和国,NHKキャラショップ,ハローキティ,プリキュア,ポケモンなどなど,珍しいところでは松竹の歌舞伎グッズの店もある.
なお,おもちゃを買いたくないときは子供と一緒に通ってはいけない.ダダをこねられて必ず1つは何かを買わされる羽目になってしまう.

東京駅一番街の地下1階にお店が並んでいる.

レゴブロックは子供に人気.最近はアウトレットモールからショップが撤退しているのでありがたい.全国11店あるレゴショップのうちの一つ.

クレヨンしんちゃんオフィシャルショップ.

プレミアムポップアップストア.ディズニーなどをキデイランドが販売するショップ.

東京キャラクターストリート.

メトロリンク日本橋(無料巡回バス)【東京考察#348】

Metrolink Nihonbashi (free circulation bus)

大型バスで運行されている

メトロリンク日本橋は,ルート周辺の企業の協賛によって運行されている無料の循環バスである.誰でも乗車が可能で,日の丸自動車が運行している.東京駅から日本橋方面へは歩いてもいけなくはないが,ちょっと距離がある.地下鉄で行こうとすると乗換が必要であり不便である.そんなときにこのバスは大変重宝する.
運行は時計回りに1方向の循環運行となっており,八重洲口から日本橋,京橋をぐるりと回って戻ってくる.運行時間は10~20時,約10分間で運行されている.

東京駅八重洲口の乗り場は駅前ではなく,外堀通りを少し北側に歩いた「鉄鋼ビル」の前からとなる.路線バスのようなバス停ではなく,民地側に案内看板が取り付けられているのでわかりづらいが,数人は人が待っていると思うので,列ができていたらそれがバス乗り場である.

バス乗り場の案内看板.

日曜日の午後(14時台と16時台)にはボランティアガイドが乗車するときがある.

車内の様子.普通の路線バスと変わらない.

日本橋地区に到着.

バス停はこのようにビルの民地側に建っているので,あまり目立たない.

なお,メトロリンク日本橋には,このほかに「Eライン」という浜町・人形町・兜町エリアを巡回するバスが走っている.Eラインのバスは,車体の色が山吹色となっているのでお間違いなく.

特別展「昆虫」(国立科学博物館)【東京考察#347】

Special exhibition insects(National Museum of Nature and Science)

「昆活しようぜ!」ポスター

今年の夏の東京は「昆虫」が熱い! 東京スカイツリーや東大の研究博物館,国立科学博物館で昆虫展をやっているのではしごをしてみるのも面白い.上野にある国立科学博物館では,「生態、多様性や機能、他の生物との関わりなど、幅広い視点から昆虫の魅力に迫り、その研究成果が現代社会でどのように活かされているのかを取り上げます。」をテーマに,わかりやすい展示内容で特別展として開催されている.夏休み期間中なので多くの家族連れで混雑しており,落ち着いてゆっくり見るというわけにはいかなかったが,時間が許せば空いている平日にじっくりと見てみたい.開催期間は2018(平成30)年7月13日(金)~10月8日(月)まで.ローソンだと企画チケットとして割引のファミリーチケットなどを事前購入できる.

特別展は別の入口からも入れる.

熱いから配布されるうちわ.昆虫ワールド!

蚊の巨大模型!

こちらはセミ!

続いてチョウチョ.

このように巨大模型が展示されている.

昆虫の歴史が年表で学べる.

とにかくすごい人.昆虫って子供たちに大人気なのである.東京の大都会で触れる機会があまりないのにと思うが,むしろ大都会で見られなくなったからこそ珍しい昆虫が注目されるのか.

それぞれの生息環境ごとに標本が展示されている.

漫画でわかりやすく解説.

昆虫人間,カブトムシマン.「何じゃこりゃ」っていう感じ.

標本の作り方を映像で紹介.

標本がずらりずらり.標本をゆっくり見るなら,東京大学総合研究博物館にも足を運ぶといい.

ゲーム感覚で学ぶこともできる.

懐かしい~.ジャポニカ学習帳の表紙には虫の写真が載っていたっけ.

お土産グッズ売り場も大盛況.

これ本物の生物が入った「化石」.お値段は・・・

ゴキブリは17,820円.

カメムシは58,400円.

ヤゴは,な・な・なんと194,400円!これは子供のお土産としては買えないな~.同じ昆虫なんだけど.ゴキブリは安い.

記念写真は「昆活しようぜ!」 オフィシャルサポーターとして俳優の香川照之さんが務めている.昆虫に関わる活動を昆活と呼びかけている.NHK-Eテレの番組「昆虫すごいぜ!」でカマキリ先生として登場しており,子供たちにも人気がある.

館内を出ると,おなじみのシロナガスクジラの屋外展示.

珠玉の昆虫標本(東京大学総合研究博物館)【東京考察#346】

Ultimate Insect specimens(The University Museum,The Univeersity of Tokyo)

今年の夏の東京は「昆虫」が熱い.国立科学博物館,東京スカイツリー,そしてここ東京大学総合研究博物館で昆虫展をやっている.「江戸から平成の昆虫研究を支えた珠玉の昆虫標本」というタイトルが正式な東大博物館の展示名称で,2018(平成30)年7月14日から10月14日までの開催となっている.

江戸時代の標本が公開されるのは,今回が最初で最後になるとのこと.さすが東京大学の秘蔵コレクションだけあって,貴重な見応えのある標本がずらりズラリと並べられており,万人向けに展示されている国立科学博物館の昆虫展とはひと味違う.本当に昆虫が大好きな玄人には,東大の展示の方が夢中になるに違いない.入場が無料というのも素晴らしい.虫好きの小1の息子も食い入るように標本を眺めていた.

懐徳門.東大総合研究博物館には,この門から入ると一番近い.地下鉄丸ノ内線本郷三丁目駅から徒歩5分程度でつく.

懐徳門を右に曲がったところに東京大学総合研究博物館がある.

入館無料!これは嬉しい.外国人観光客の姿もチラホラ見ることができた.

館内では,研究室内の様子を見ることができる.

研究試料を入れるためのケースがずらずらを並べられている.

剥製がお出迎え.奥に行くと昆虫展の展示室となる.

これが江戸時代の標本.大変貴重なもので,劣化を防ぐため,最初で最後の展示だとか.

蝉が羽化するまでの標本.時系列になっていてとてもわかりやすい.この瞬間・瞬間を,すべて集めているところがすごい.

標本がずらり.

息子も虫(標本)に夢中!

これまたカブトムシの羽化までの標本が.

最後にみる標本箱.中身がからっぽ!今後の未来に向けて,標本箱の中身が空っぽにならないようにするにはどうすればよいか.昆虫が将来にわたっていなくなってしまわないよう,考えるきっかけになるように展示されている.昆虫はいま,激減している.

(撮影:2018年8月)

テーブルウェアフェスティバル(東京ドーム)【東京考察#214】

The tableware festival in Tokyo Dome


ドラマ「華麗なる一族」のテーブルウェア


 テーブルウェアフェスティバル2007は今年(2007年)で15回目を迎えた「暮らしを彩る器展」である.2007年は2月3日から12日まで東京ドームで開催されており,女性を中心とした入場客で場内は賑わっている.世界各国の華やかなテーブルウェア,洗練された華麗なる彩り,テーブルを飾る様々な食器や雑貨,各個人のコーディネートによるテーブルウェアコンテストなど,興味のある女性にとっては,じっくり見て回ると1日があっという間に過ぎ去って行くに違いない.今回は,テーブルウェアフェスティバルの様子と合わせて,「東京ドーム」をコンベンションホールとして利用している場合を紹介していきたい.

地下鉄後楽園駅側から見た東京ドーム
正面は反対側のJR水道橋駅側となる
1988(昭和63)年に日本初のドーム球場としてオープンした
設計:日建設計・竹中工務店/施工:竹中工務店
 
正面の22番ゲート ちょうどバックネット裏にあたる

中に入る前に荷物チェックがある

ドームには回転扉を通って中に入る
屋根は空気の圧力で支えており,
中の気圧は外の気圧よりも0.3%高い(ビルの1階と9階程度の差)という
中にはいると気圧差の関係でちょっとだけ耳が痛くなる
ただし人体に影響は全くなし


グラウンドの部分を使用して展示が行われる

会場(グランド)へはスタンドの通路を降りて入る
帰りは登らなければならないのでちょっとしんどい
 
なかなかグランドに入る機会はないので
このような視点でドームを歩いているのが不思議
 
ロイヤルコペンハーゲンの食器
毎年創られるイヤーズプレート(テーマ皿)が年代順に全て並べてある

9割は女性客
ただ,デザインなどの感性に触れられるという点では
男女を問わず楽しめる展示である

黒と白を基調にしたテーブルウェア
館内は撮影自由である(ただし三脚等の使用は禁止)
 
会津塗などの漆器や有田焼などの陶器も展示してある
「和」の文化も大切である
 
人工芝は取り払われ,樹脂製のタイルマットが敷かれている
 
各ブースでは世界各国・全国各地の食器や雑貨を展示販売していて
購入することができる.これを見るだけでも時間は過ぎ去る
【テーブルウェア大賞ノミネート作品】
人気の展示コーナーとして,テーブルウェア大賞の出品作品のブースがある
出品者がそれぞれのテーマでコーディネートした作品が並べられ,
食器やテーブルクロスのバランス・色合いなど,結構面白い.
  

  


ベンチは宅配便の受付場所に

バックネットの部分

ベンチから出入りするところ
よく選手の歩いている映像が映し出されるところ

半日で回りきれなかったときは,
弁当を買ってスタンドのベンチで食べることができる

キッザニア東京(豊洲)【東京考察#345】

KidZania Tokyo(Toyosu)


キッザニア東京

キッザニア東京,子供の職業体験ができる施設として2006(平成18)年にオープンした商業施設である.開設から10年を経過するが,その人気は衰えることなく,休みの日になると多くの子供たちで賑わっている.単なる利益追求のテーマパークではなく,子供たちが様々な職業体験を行って,施設内だけで利用できるキッゾと呼ばれる仮想通貨を得ながら,小さな社会体験ができるところが良い.施設の入場予約をしていても,人気の高い職業体験は中に入ってから先着順に予約を取らなければならず(開場後にすぐに当日の枠が埋まってしまうパビリオンもある),朝早くから並んで入場待ちをする家族も多い.人気の高いパビリオンが何かといった情報は,数多くの情報がホームページに掲載されているのでご参考に.キッザニア東京は,ららぽーと豊洲内の3階にある.営業時間は第1部が9:00~15:00,第2部が16:00~21:00.仕事の種類は100種類ある.

地下鉄豊洲駅から歩くとららぽーと豊洲の建物が見えてくる.
朝早くの入場は,ここからしかビルの中に入れない.


すでに1階には長蛇の列が...

開場前であるが,1階にて整理券(入場カード)を受け取って
3階まで移動する.基本的にこの番号順で受付を行える.
(3階の列もこの番号順で並ぶよう指示がある)

ららぽーと豊洲の中はキッザニア目当ての人だけが歩いている.
オープン前なので閑散とした独特の雰囲気がある.

3階でも大行列.受付開始まで待つ.

ようやく受付カウンターまでやってきた.
受付を済ませた後,入場ゲートを通って中へ.

その前に,荷物は外にあるコインロッカーへ入れておく.
3階にもあるが,エスカレーターを上がった4階だと比較的空いていた.

館内マップやスケジュールカード,
キッゾが渡される.お正月だったのでお年玉がもらえた.

館内は一日中「夜」の設定.
非日常を味わうためだとか.

息子は消防士をやりたいということで早速体験中.
消防車に乗って,火事の現場に向かう.

火を消せ~.真剣な表情です.

消火後は点呼を行う.消防署に戻って終了.

各パビリオンには現在の申し込み可能な時間が表示される.

時間になるとダンスが披露される.
これも職業体験で子供たちが一生懸命演技している.

再入場も可能である.

レゴランド・ディスカバリー・センター東京【東京考察#344】

LEGOLAND Discovery center Tokyo

 
お台場の東京デックスビーチの中にある
(アイランドモール3階)

レゴランド・ディスカバリー・センター東京は,レゴブロックなどを用いて遊べる屋内体験型の施設となっている.対象年齢は3歳から10歳の子供が遊べるようアトラクションがつくられているとか.入場料1名2400円(当日券)で子供は3歳以上でチケットが必要となるため,パパ+ママ+子供2人の場合,9600円となってしまう.内容に比べて料金設定はちょっと高いと思うのは自分だけだろうか.9600円分のレゴブロックがもらえるのなら嬉しい限りであるが.東京では唯一の施設である.

チケット売り場

チケット購入まで並んでいる間にレゴブロックで遊ぶことができる.

キンギウダムクエストは車に乗って
大きな画面に出てくる敵を倒すゲーム.
みんなで点数を競い合うことができて面白い.

東京の名所がレゴブロックで造られている「ミニランド」
160万以上のレゴブロックが使われているとか.

カフェテリア.メニューもレゴブロックで造られている

3Dではなく4Dシネマ
動きがあるので「4D」となっているらしい.

遊び場もある

レゴレーサー:ビルド&テストゾーン
車のレゴを走らせるレーンがある

自分の好きな街を造ることができるゾーン

ペダルをこいで上にあがってくるくる回るアトラクション

レゴシティー・トレインワールド
電車の世界

ショップ
レゴブロックの量り売りもある.

GINZA SIX(ギンザシックス)【東京考察#343】

GINZA SIX


屋上にある期間限定レストラン
「VOGUE LOUNGE GINZA SIX」

 銀座シックス(GINZA SIX)は,銀座6丁目の銀座松坂屋跡地と隣接する地区をあわせた街区を整備した市街地再開発事業であり,銀座最大級の商業施設として2017(平成29)年4月にオープンした.コンセプトは「Life At Its Best 最高に満たされた暮らし」となっており,専門店が241店舗が集まってる.なお,7階~12階は業務施設となるオフィスフロアとなっている.また,国内外からの観光客に対応するため,ツーリストサービスセンターや観光バスの乗降所も供えているのも特徴のひとつ.地下には能楽最大流派「観世流」の能楽堂も誕生し,能楽を堪能したあとに歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞する,などといった贅沢に日本の伝統芸能を味わうことも可能である.


入ってすぐに目につくアート
吹き抜けの空間に草間 彌生氏の「南瓜(かぼちゃ)」


屋上にあるガーデン


ここも期間限定のレストラン
奥には水に触れられるスペースがある.


屋上からは周辺の景色をながめることができる.


東京タワー(左)と東京スカイツリー(右)が見られる.


しかし,ビルの屋上の景観はバラバラ.
エアコンの室外機がこれだけ並ぶと,
これはこれで人工的・機械的な美しさか.


稲荷神社と松坂屋銀座店があった場所であることを示す案内板


6階の蔦屋書店


2階にある三原テラス


2階から観光バス乗降所へ降りる出口がある


バス乗降所は1階に.乗車の案内版もある.


館内案内のパンフレットは立体的でユニークなもの.

二子玉川ライズ・ショッピングセンター(rise)【東京考察#342】

FUTAKO TAMAGAWA rise Shopping center


ガレリア(左がタウンフロント 右がリバーフロント)

二子玉川駅前に広がる大型ショッピングセンターが二子玉川ライズである.かつて二子玉川タイムスパーク(その昔は二子玉川園の遊園地だったところ)の跡地であったところに,東急グループによる再開発事業によって2011(平成23)年に街開きしたものであり,ショッピング施設のほか,ホテルやオフィス,映画館,タワーマンションなどを供えた複合施設である.いまや二子玉川も大きな商業施設が建つ田園都市線沿線における拠点の街となっており,わざわざ渋谷や新宿,銀座まで行かなくとも二子玉川で事足りるといった感じである.東急沿線だけあって,おしゃれな空間と感じるのは僕だけではないと思う.


二子玉川駅
駅をでるとすぐ目の前がライズ.
昔は「二子玉川園駅」であったが,
2000(平成12)年に現在の二子玉川駅に改称された.
さらに戦前は二子玉川駅だったので,
元に戻ったといったほうが正解.


街区案内
ライズショッピングセンターはいくつかの建物に分かれている.


タウンフロントとリバーフロントを結ぶ連絡橋


モニュメント.地球儀??
2つの建物に挟まれているガレリア


タウンフロントとリバーフロントのガレリアを抜けると
バス乗り場となる.


そして,バス乗り場を抜けると階段を登り,
ショップが並ぶテラスマーケットとなる.緑が豊か.


蔦屋(つたや)家電.文字通り電気屋なのであるが,
電気屋と書店が一緒になって,スターバックスが配置されており,
カフェしながら安らげる空間となっている.
不思議な販売空間である.


噴水広場.
子供達が大はしゃぎ.


二子玉川ライズ タワー&レジデンス
居住エリアである.


ルーフガーデンにあがると・・・


菜園広場がある.
東京都市大学二子幼稚園と二子多摩川小学校の
地元の子供達が育てているエリアがある.


ミツバチが目の中にいる!!


テントが並び,マーケットに.


映画館もある.
109シネマズ二子玉川.

ヨドバシカメラ新宿西口本店【東京考察#341】

Yodobashi Camera Shinjuku West Exit Head Office


ヨドバシカメラ新宿西口本店
(1975(昭和50)年に開業したときの店舗は現在の東館)

「ま~るい緑の山手線,まん中とおるは中央線,新宿西口えきのまえ~,カメラはヨドバシカ・メ・ラ!」のソングでおなじみのヨドバシカメラ.新宿西口本店が開店したのが1975(昭和50)年11月で現在の東館にあたる.当初は,その名の通り,一眼レフカメラを中心としたカメラ用品を販売する店であったが,その後,家電やパソコンなど取り扱い品が拡大し,新宿西口本店の店舗も徐々に周りのビルをアメーバーのように広げていって,現在のように分散して13店舗が展開されるようになった.なぜ店名にヨドバシカメラと「カメラ」がつくのかと疑問に思う人もいるかもしれないが,そもそもがカメラ用品店からスタートしたからなのである.
ヨドバシカメラはその品揃えの多さから個人的に好きな店であり,今でも家電などの購入はヨドバシオンリーである.最近は,ネット通販のヨドバシ.comが便利であり,店舗とネットを併用して活用している.10%還元のゴールドポイントカードのシステムは家電量販店として初導入している.
将来的に今の新宿西口本店は大きく建て変わる予定となっている.かつて京王バスの高速バスターミナルが1階にあったMY新宿第2ビル(旧・安田生命第2ビル)は,現在ヨドバシカメラが所有しており(現在は地下や1階に店舗が入っている),取り壊して高層ビルを新築する予定となっている.そして複数の建物に分散している今の新宿西口本店を高層ビルに立て替え,MY新宿第2ビル跡地のビルと合わせて2棟構成の店舗になる予定だという.いまのアメーバーのような店舗展開も,もうじき見られなくなる.


分散している店舗を案内する看板.
とにかく色々とビルが分かれている.


かつての中央道方面の高速バスのりばはヨドバシカメラに.
将来的には新しいビルに生まれ変わる予定.
スマートフォン館


こちらは,誰もが見覚えのある景色かと思う.
北館・マルチメディア館


オープン当初からの本店はここ.
発車する高速バスを避けながら歩いていた.
東館


昔から販売しているカメラを扱うのはこちら.
カメラ総合館


携帯のアクセサリーを扱う店舗.
携帯アクセサリー館


旅行用品はこちらにおまかせ.
トラベル館


時計のことならこちらへ.
時計館


路地裏に展開する
プリント館・修理フィルム館


大人をターゲットとしたアダルトソフト売り場
入口も目立たずこっそりと,売り場も地下にひっそりと.
他にもゲームホビー館やガシャポン館などがある.

多摩動物公園(日野市)【東京考察#340】

Tama Zoological Park(Hino City)


多摩動物公園の正門にある象の像

多摩動物公園は1958(昭和33)年に開園した意外と歴史のある都立動物園である.動物の自由な姿を見せるというコンセプトに基づいて,できる限り柵を使わない(というか狭い檻に入っていない.人との境に柵はある.)展示をしているのが特徴で,とにかく園内は広い.面積は約60ha,上野動物園の4倍,東京ドーム12個分の広さ.上野動物園(1882(明治15)年開園)の分園という形でオープンした.園内は広いだけではなく 多摩丘陵の中にあるため坂も多い.そのため,園内を周遊する無料マイクロバスが運行されており,坂の上までバスで移動して園内を下りながら見て回ることも可能である.動物の種類も多く,昆虫を展示した昆虫館も存在する.ライオンをバスの車内から間近に見られるライオンバスの運行は日本初だとか(2017年1月現在運行休止中).動物の種類も多く,全ての展示を見て回るには丸1日は必要である(小さな子供がいる場合は全て見るのはとても無理).子供に限らず,動物好きな人にとっては満足度の高い動物園である.入園料大人600円,中学生200円,小学生以下無料.開演時間9:30~17:00.水曜日と年末年始は休園日.5月4日,5月5日,10月1日は無料開放日.


とにかく広々とした園内
歩きやすい靴で来園することをお勧めする


ライオンがお出迎え


ベビーカーが有料(500円)で借りられる


子供が迷子になったときのために
名前や連絡先を記載して背中等に貼る迷子札(シール)がもらえる


正門からはいって左側にあるウォッチングセンター
案内所や救護室,カフェ,コインロッカーなどがある


園内は広くて坂が多いため,
荷物はコインロッカーに入れた方が良い.
100円~と料金も良心的.


園内を周遊する無料バス.
観覧バスではないので1周することはできない.
高齢者,妊婦,乳幼児優先.料金は無料.
10分間隔で運行している.



イノシシ.寝ている.


マレーバク.広々としたところを歩く.


どんぐり広場では,動物と触れ合えるイベントが行われる.


園内は,アフリカ園・アジア園・オーストラリア園・昆虫園に
エリアが分けられていて,案内板が建てられている.



昆虫園にあるバッタ.でかい!


冬なのに生きたバッタが触れる!


ハキリアリの展示.小さい点は全てアリ.


水生昆虫の展示


人気のヘラクレスオオカブトさなぎ


カブトムシの幼虫


いろいろな昆虫.虫が嫌いな人は昆虫園はパスを!


昆虫生態園
中は非常に暖かく,写真ではわからないが
すごく沢山の蝶蝶が飛んでいる.バッタもいた.


卵から5令幼虫までを各段階ごとに展示されている.
もちろん全て本物,いきているバッタが見られる.



日本で初めてライオンバスを運行したのは多摩動物園.
現在は建物の耐震工事中のため運行されていない(2017年1月現在).
のびのびと広い園内で飼われている.


キリン,シマウマ,オリックス


アフリカ象


園内にはテーブルとベンチが多く配置されており,
弁当持参で入園することも可能.


我々は,カレーライスとパンケーキで昼食.



アカカンガルー.だらけ過ぎている「ごろ寝」.
ここに来るとみんな笑いながら「シャキッとしろ!」といった声が聞かれる.


コアラ館の下にある無料休憩所.
売店がある.軽食もとれる.


コアラはお昼寝中.


こちらはアジア象.
平成31年に新たな舎ができあがる予定で工事中.


人気のオラウータン.冬はスカイウォークはお休み.


ユキヒョウ,ターキン


動物慰霊碑


オオカミ


ムフロン.牛の仲間なので角は抜けないのだとか.


帰りにはギフトショップでお買い物.
まだまだ紹介しきれない多摩動物公園である.
4時間滞在していたが,全ての動物を見ることはできなかった.
ホームページから園内マップを印刷して,
事前に見たい動物にターゲットを絞ってから回るとよい.

浅草すしや通り(浅草一丁目)【東京考察#339】

Asakusa sushi street mall


浅草すしや通り 

 


 浅草すしや通りは,浅草一丁目の浅草公園六区へ向かう道に位置する商店街である.延長は100mほどで決して長くはないが,飲食店が多く,戦前はすし屋が多かったことからこの名で呼ばれるようになったという.現在歩いてみると,それほどすし屋が多いとは感じない.1960(昭和35)年に浅草寺が再建されたときにアーケードが完成しているが,このアーケードは都内第1号許可のものだとか.現在のアーケードは1986(昭和61)年に改修されたものである.

アーケードにデザインされているイラスト
「浅草はいつもモダン」 昭和の香りがプンプンする

すし屋が多いからすし屋通り
でも最近はそれほど多くないと感じる.
 
すし屋に限らず,飲食店が並んでいる.
 
歴史と重みを感じさせる店構え

 

まるごとにっぽん(浅草公園六区)【東京考察#338】

Japanese excellent article for sale shop “Marugoto Nippon” at Asakusa


浅草公園六区にある「まるごとにっぽん」

 


 「まるごとにっぽん」とは,次世代に向けて日本の古き良き伝統や食文化・製品を後世に繋げていくため,全国47都道府県の逸品や名産品を紹介する商業施設である.2015(平成27)年11月にオープンした.東京楽天地浅草ビルの1~4階までが「まるごとにっぽん」となっており,5階以上はリッチモンドホテルである.公園六区と言えば,戦前戦後の一大歓楽街であったが,近年はかつてほどの勢いはない.この勢いを取り戻すべく株式会社東京楽天地によってできたのが当施設である.全国からの逸品がそろっており,見るだけでも面白い商業施設である.

フロアは1~4階
 
木のぬくもりを感じさせる落ち着いた空間
全国からの逸品が集まっている

一見すると温泉施設!!?
これは温泉グッズを売るお店なのである.
 

浅草寺【東京考察#337】

Sensoji Temple


大勢の参拝客で賑わう浅草寺

 


 浅草寺は,都内で最古となるお寺である.大勢の参拝客が訪れており,年間参拝客は約2,800万人というから驚く.近年の外国人観光客のブームもあって,海外からの皆様も多く目にする.本尊は聖観音菩薩で浅草観音として親しまれている.ちなみに地名は「あさくさ」,お寺は「せんそうじ」と読む.仏教に関連したお寺は音読みになり,日本古来からの地名は訓読みだからとのこと.神社は訓読みだそうである.

宝蔵門(仁王門)
1945(昭和20)年に戦災にあって,
現在の門は1964(昭和39)年の再建によるもの.
 
仁王さま「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」

浴衣を着た外国人観光客(レンタルがある)
暑い夏でも涼しげな風景となり,よく似合っている.

本堂が見えてきた.

煙をかぶると頭がよくなると小さい頃教えられたことを思い出す

お水舎
龍神像をまつっている

本堂へ上る階段
多くの参拝客が訪れている

本堂から見た宝蔵門

五重塔は改修工事中であった

ポポンデッタwith東武鉄道ギャラリー【東京考察#336】

Popondetta With TOBU Railway

 


 ポポンデッタはNゲージを中心とした鉄道模型を扱う専門店である.その鉄道模型店と東武鉄道がコラボレーションしたお店が,東武浅草駅の上,浅草エキミセの7階にある.通常の模型の他に,ミニ博物館「東武鉄道ギャラリー」があって,かつて日光・鬼怒川を結んでいたデラックスロマンスカー「けごん」や,東武の歴代の車両が解説されていたりする.また,レンタルレイアウトといってNゲージのレイアウトをレンタルして運転できるコーナーも設けられており,ちょっとした鉄道博物館的な感じのするお店である.東武鉄道に特化したグッズなどもあって,東武ファンにはたまらないお店である.2015(平成27)年9月にオープンした.営業時間は10時~20時.

東武鉄道とのコラボなので,
歴代の車両が解説付きで展示されている.

鉄道模型がずらりと販売されている.
もちろん東武鉄道関連も含まれている.
 
Nゲージのレンタルレイアウト
1番線から12番線まである.1時間600円~(土日祝),お試し20分400円(土日祝)もある.

1番線は8000系の実物運転台
 
広いレイアウトで遊びたいときにはお勧めである.

浅草エキミセ(松屋浅草・東武浅草駅ビル)【東京考察#335】

Asakusa Eki Mise (Tobu Asakusa Station building)


浅草エキミセ

 


 浅草エキミセは,かつては全フロアーが松屋浅草デパートであったものが,松屋浅草の縮小に伴って開業した商業施設である.ビルの2階が東武鉄道浅草駅となっているため,東武浅草駅といった方がピンとくるかもしれない.
松屋浅草は歴史のあるデパートで1931(昭和6)年に開業しており,現在の建物もその時に建設された壮麗なネオ・ルネサンス様式の建築である(建物は東武鉄道の所有).関東初の百貨店併設の駅ビルで,当時は日本最大級の規模であり,設計は南海難波駅などを手がけた建築家久野節であった.昭和初期の浅草は東京の一大歓楽街であったので,当時は相当の賑わいだったに違いない.
その後1970年頃に,外壁の劣化による剥離防止のため,建物の外壁をアルミルーバーで全面的に覆う工事を行ったため,それ以降,ネオ・ルネサンス様式の建物ファサードが見られない時期が続いていた.そして,近年,耐震改修工事とあわせて建物の歴史的価値の再評価を行うことによって,全面を覆っていたアルミルーバーを全て撤去し,2012(平成24)年の東京スカイツリー開業にあわせて,極力往年の姿に近づけた全面リニューアルによる復活がなされたのである.
やはり当時の本物の姿を眺めると,重厚感があって素晴らしいと改めて感じる.以前の無機質なアルミルーバーで覆ったものとは格段の違いがある.この全面リニューアル時に松屋浅草はフロアーを縮小し,現在は地下1階~3階までが松屋浅草となって,4階~7階は各テナントが入居する「浅草エキミセ」として再出発した.2階は東武浅草駅ターミナルとなっている.
 
リニューアル後の建物.
当時のファサードが復活し,重厚感ある浅草駅が蘇った.

こちらがリニューアル前の松屋浅草(東武浅草駅)
アルミルーバーにより全面的に覆われてしまっていた.
(1989(平成元)年10月に撮影)
 
1階の東武浅草駅.
乗り場はエスカレータで2階まで上がる.

浅草エキミセのフロア案内

浅草ハレテラスは屋上にある展望施設
レトロな階段で屋上に上がると・・・

スカイツリーが目の前に広がるテラスとなる
 
納涼ハレテラス エキビアホール
しかし,本日の気温35度の炎天下では誰もいないかと思いきや...

ビールを飲む人たちがいた!しかもバーベキュー!

正一位出世稲荷大明神を祀る神社

7階はレストラン街「駅見世ごはん」
浅草には「デパート」というイメージはないが,
それを求めたいときは浅草エキミセ(松屋浅草)がお勧め.
その他,くまざわ書店,家電のノジマ,Right-on,ABCマートなどが入る.

東武鉄道が所有するビル内にあるだけあって
東武関連を充実させた鉄道模型を取りそろえるポポンデッタ
(詳しくは,次項目(東京考察No.336)で)

築地市場(主に場外)【東京考察#334】

Tsukiji market (mainly outside)


築地場外市場
多くの訪問客で賑わう

 


 いつも大勢の買物客や観光客で賑わう築地市場である.2016(平成28)年11月7日に豊洲へと移転が決まっていたが,小池都知事の誕生によって環境汚染対策に関し問題が表面化し,ついには移転の延期が決定される事態となっている.少しでも安全な食材の提供を目指して対応を検討してもらいたいと思うが,築地の混沌としたエネルギッシュな雰囲気が好きな僕としては,もう少しこの雰囲気を場内市場とともに味わうことができるのは嬉しい限りである.近年は外国人観光客も多く訪れるようになり,築地の場外市場は,以前よりもまぐろや海鮮丼などを食べさせる飲食店がずいぶんと増えたような気がする.そんな2016(平成28)年8月の様子をお伝えする.(なお,取材は豊洲移転への延期が決定(8月30日)する前に行ったものである.また移転対象となっているのは場内市場のみであり,場外市場は移転せずにそのまま残る.)

新大橋通りに面したアーケードのあるもんぜき通り
テーブルで中華そばを立ち食いする
 
場外市場に広がる狭い路地
この混沌とした雰囲気は築地ならでは.
外国人観光客の姿も多く目にする.

そんな混雑の中,ターレット車は突き進む.

食材の買物客より,観光客が増えているからか,
昔よりも飲食店などが増えたように思う.(「うなぎ」「串焼き」)

こちらは「海鮮丼」
 
こちらは「海鮮盛」
かにみそ・ホタテ・かき・かき身・いくらをミックスして
カニの甲羅にのせて蒸したもの.

こちらは「うにバー」
うにをそのままカウンターで出してくれる.

刺身を立ち食いで食べる店
特に外国人には大人気.
 
包丁にも興味を示す外国人観光客.
治安のいい日本ならではの販売方法だと感じる.
 
場外市場の南側(場内市場側)には
築地にっぽん漁港市場という建物があり,
案内所やトイレ,日本各地の漁港市場がある.
 
情報市場(案内所)「ぷらっと築地」
どの国から来たかを示す「Your Country on the Map!」には
世界各地から築地に来ていることが示されている.

「築地魚河岸」は,2016(平成28)年10月15日オープンを目指して
準備が進められている施設.
これは中央区が進めている新しい施設で,
豊洲移転後も賑わいを失わないようにと,
晴海通りと波除通りの間に建てられた
60業者余りが入居予定のビルである.

「場外市場は移転しません!」
豊洲新市場へ移るのは,
小売りを行わない場内市場のみなので
引き続き場外市場が残ることをPRしている.
(小池都知事になって豊洲への移転は延期となっているが・・・)
 
「場外は移転しません」
配布されているチラシ

ここから先は,ちょっとだけ場内市場へ足を伸ばしてみた.
(つまり,豊洲への移転となるエリア)
 
入口に貼られた注意事項
場内は仲卸専門(小売りは行わない)なので,
見学は午前10時からとなっている.ここまで見物客が場内に沢山押し寄せてくると
ターレット車やリアカーが頻繁に走っており,
仲卸業者等にとっては迷惑で危険となることから,
完全立ち入り禁止にしてもいいところなのであるが,
築地市場の素晴らしいところは,
そういった措置はとらず,
一般客にも開放しつづけている点が挙げられる.
これには,働いている方々の心の広さを感じる.

建物の中を場内へ向けて歩いて行く

魚がし横丁
すし屋などが建ち並ぶエリアで大行列ができるほど人気が高い.
  
個人的には,場内で食べようと,場外で食べようと,
味には変わりがないのでは思うのであるが(食べ比べたことはない!),
場内のお店の方が,いつも大行列となっている.


2001(平成13)年3月に撮影したときの東京考察
場内のさらに詳しい様子はこちらからどうぞ.
No.36 築地市場(場内)
No.35 築地市場(場外)

秋葉原の風景【東京考察#333】

Scenery of Akihabara


アニメも多くなった秋葉原駅前

 


 昔の秋葉原といえばイコール電気街というイメージだった.いまはヨドバシやビックカメラ,ヤマダ電機などの家電量販店が立地しているが,まだこれほど家電量販店が一般的ではない頃は,電化製品やパソコンといえば「秋葉原に行って買う」というのが定番だった.値引き交渉を行って少しでもいいものを安く買うのが秋葉原であった.その後,オタク文化が台頭してくると秋葉原の様子も変化していった.家電→パソコン→アニメ→メイド喫茶・・・.そして近年は外国人観光客の増加により,品質の高い電化製品を秋葉原で購入する客層も増え,電気街という顔も残しつつ,ニューカルチャーを発信し続ける秋葉原である.そんな近年の風景を撮影してみた.

昔ながらのパーツ売り場は健在.
これこそが秋葉原という感じがする.

家電の広告ではなくアニメの広告が目立つ.
これも秋葉原文化.

外国人観光客の購買も増え,
銀聯カードのマークを見る機会も増えてきた.

ラオックス前では,大型バスからぞくぞくと
中国などからの観光客がビルの中に入っていく.

若者の行列.新作の発売でもあるのか.

ツクモ,あきばお~
こちらはパソコンの店.
 
グッズ売り場.
中野ブロードウェイと通じるものがある.