天王洲アイル【東京考察#42】

Tennouzu Isle (City area redevelopment)

 


 天王洲アイルは、日本で最初に民間デベロッパーによって開発された大規模な開発事業である。「大規模な開発を民間で行った」というところに、天王洲アイルの特筆される部分がある。首都高速1号(羽田)線と浜松町駅と羽田空港とを結ぶ東京モノレールを中央に挟んで、スフィアタワー天王洲とシーフォートスクエアの高層ビル群を配しており、それらの高層ビルは歩行者専用のペデストリアンデッキによって相互につながっている。テレビドラマのロケ地としても使われたことがあるように、お洒落でハイセンスなムードを味わうことができ、オフィスとしてはもとより、ホテル・レストラン・ショップ・喫茶店・郵便局・写真屋・ファーストフードなどがテナントとして入っているミックスドユースの開発である。いろいろな店があるのであるが、それらが非常にコンパクトにまとまっていて、人間の尺度にほどよくフィットする。お台場に飽きてきたら、天王洲でデートといったコースはお奨めである。夜になると芸術的なライトアップにより、さらにムード満点の空間が演出され、ますますデートコースにもってこいのエリアとなる。


ビルとビルはペデストリアンデッキ(歩道橋)で結ばれている

 
ビルとビルの谷間には中庭が配されている 緑の演出が嬉しい


首都高速と東京モノレール
街開きに伴い、モノレールの天王洲アイル駅が新設された

 
シーフォートスクエアのガレリア アートスフィアの劇場もある


運河に面してウッドデッキがある


結婚式の記念撮影・・・


オープンカフェのテーブル


レストランの外には水が流れる


ライトアップ用のライト お洒落なガラス管となっている

 是非とも、夜に訪れて下さい。