★公園
あすかパークレール(飛鳥山モノレール)
2009年7月に王子駅中央口の公園下から飛鳥山公園まで,モノレールが完成した.車両の愛称は「アスカルゴ」.でんでん虫のような車両がゆっくりと,18mの高低差を約2分で結ぶ.オープンから好評とあって,いつも乗車の列ができている.1回の定員は16名.1往復で5分かかる.JR王子駅からもモノレールを見ることができる.
飛鳥山公園
北区民なら誰でも知っている有名な公園.小学校の写生大会や遠足でよく足を運んだものである.歴史は古く,江戸時代の徳川吉宗によって桜が植えられたことが始まり.それ以来,桜の名所として,区民の憩いの場所として存在している.公園内には,世界で唯一といわれる「紙の博物館」があり,公園内の噴水では水遊びができる.都電やSLの実物が置かれている.
王子駅前公園(昔)
別名三角公園と呼ばれている公園で,王子駅前(といっても真ん前ではなく,ビルを挟む)周辺の貴重なオープンスペースとなっている.ブランコなどの遊戯施設はなく,ベンチと広場となっており,学校の集合解散場所として利用もされる.(柳田小の解散場所はいつもここだった)
王子駅前公園
平成18年4月に,レンガの花壇が取り払われて,広々としたフラットな公園にリニューアルされた.これで周辺との連続性がもてるようになり,公園だけが分断したような空間ではなくなった.銀杏の木も切られて,空が広々と見えるようになっている.
音無親水公園
飛鳥山の下に石神井川の隧道ができたため,かつての音無川は藪の茂みの中で悪臭を放ちながらちょろちょろと流れていたのであるが,親水公園として整備され,あわせて音無橋も修景されて,日本都市公園100選に選ばれるほどの公園に生まれ変わった.さらに昔の江戸時代には,渓谷の紅葉としてにぎわっていたという.
ここに流れている水は塩素消毒された循環水なので,水遊びをすることもできる.
柳田公園
ちょっと奥に入ったところにある公園.タコの滑り台やブランコがあって,子供の頃はちょっとした公園であった.春になると桜が満開となる.夜の繁華街に囲まれたオアシスといったところ.タコの滑り台は今はなくなっている.
★神社
王子神社
王子の地名の由来となったのが,ここ王子神社である.元亨二年に領主の豊島氏が熊野より「御子神若一王子社(みこがみわかいちおうじしゃ)」を勧請した事が王子神社の始まりである.神社は王子駅西口・音無親水公園の隣り(王子本町)に存在しているが,王子の地名の由来となった由緒ある神社なのである.