その他の話題[ぶらっと!王子1丁目#5]

★いろいろな話題

王子の狐火

毎年,大晦日から元旦にかけて,狐の行列が行われている.正月前になると,王子銀座商店街には黄色の提灯が吊り下がり,いつもとは違った王子の風景を醸し出したいる.
狐の行列は,装束稲荷神社(王子2丁目)からJR線を越えた王子稲荷神社(岸町1丁目)までを初詣の行列として歩いていく.
装束稲荷は,大晦日の夜に関東各地から集まった狐たちが榎の下で衣装を改めて狐火を焚いて王子稲荷神社に参拝したという言い伝えがあるところで,昭和4年の道路拡張の時に「榎」が切られて(元は現王子2丁目バス停前にあったという),現在の場所に移って碑と社殿が立っている.社殿といっても小さなもので,ビルに囲まれてこじんまりとしているが,地元の方々に大切にされていることが伺える。

都電荒川線

東京で唯一残ったチンチン電車.その中でも明治通りを走るこの区間は,車との併走も見られ,急勾配の坂をごとごとと音を立てながら走っていく.

JR王子駅

新幹線の開通によって,駅の雰囲気が変わった.さらに,バスとタクシーのりばを再配置して,現在のようなすっきりとした駅前になった.(といっても20年近くは経っていると思うが)

JR高速バス乗降所

降車場所
乗車場所

王子駅は,東北方面から新宿駅新南口へ行く高速バスの降車場所となっている.かつては東領家ランプで降りて,環七通りを走った後,王子へやってきていたが,首都高C2(王子線)が開通してからは王子ランプで降りるようになった.そして,明治通りを池袋・新宿へ向けて走っていく.
仙台・会津若松・福島・郡山・宇都宮・那須塩原などの各駅から新宿駅に向かう高速バスが停車する.
かつては下り線の乗車はできなかったが,平成18年8月より,会津若松と郡山・福島と宇都宮行きのみ乗車できるようになった.乗り場は都バス「王子2丁目」停留所のある松屋前(北本通り)である.

王子駅高速バスのりば

王子駅北口

王子駅は中央口より北口の方が大きい.びゅうプラザをはじめ,みどりの窓口,定期券売り場,バスターミナル,地下鉄入口とそろっている.

王子駅バス案内所

東京都交通局のバス案内所.都電・都バスの1日乗車券や定期券,バスカードなどを販売する.都バスの案内地図ももらえるが,これは無料であるにもかかわらず,出来の良い地図なのでお勧めである.

飛鳥山下の飲屋街

飛鳥山とJRの線路に挟まれた細長い地区がある.2階建て木造の長屋が昔の花街を連想させるが,夜になるとぽっ!と店の看板が光って,いっぱいひっかけたくなるのである.「あんでいら」という沖縄小料理屋もある.

駅前の横断歩道

ここに横断歩道ができたのは,平成12年の夏である.昔は,自転車専用のレーンであり,目の前に交番もあるので,人が渡るとこまめにお巡りさんがスピーカーを使って注意をしていた.ところが,信号システムの改良により,池袋方面から左折する車が全くこないようになると,ぽつぽつと人が渡るようになってしまい,しまいには「みんなで渡れば怖くない」状態になっていた.お巡りさんも黙認.そしたらなんと,横断歩道ができてしまったではないか!なんだか民衆の勝利のような気がする出来事であった.歩道橋はあるのにである.

王子駅前交番

最近建物が新しくなって,シルバーの近未来的なものになった.かつてはコンクリートのいかにも「駅前交番」という感じのものであった.日曜日にはボーイスカウト・ガールスカウトの少年少女たち(王子交通少年団)が,交通安全のキャンペーンをやっていたりしていた.(今もやっているのかな?)

銀行がたくさん

どういうわけか,王子駅前には銀行がたくさんある.それも駅前の交差点に集中してたっており,東京三菱・富士・大和・住友三井・三和・あさひ,ちょっと離れれば第一勧銀と,全ての都市銀行がそろっている感じである.そういえば,「銀行がある街は発展しない」などとぼやく商店主の人がいたっけ・・・.
今は,写真右側の富士銀行はみずほ銀行に,左側の東京三菱銀行は三菱東京UFJ銀行→三菱UFJ銀行になっている.

北とぴあ17階からの展望

北とぴあの最上階は無料展望台となっており,東京ドームや新宿副都心など,かなり遠くまで眺望できる場所となっている.写真は王子駅前と新幹線.右手の森が飛鳥山公園である.

美容室がいっぱい

ホテルシアター(今はない)から柳田公園にかけての裏路地には,3件の美容室が交差点の角に並んでいる地点がある.勝手に「ビューティーポイント」などと呼んでいるが,コミュニティ道路の交差点の角に,こうも見事に美容室が並んでいるのも面白い.ガラス越しにヘアーカットする姿が見え,それぞれ個性あるスタイリストが,腕をふるっている.

雪の王子駅から

JR王子駅のホームから雪の日に飛鳥山方面を撮ってみた.なんだか雪国のような景色であった.