浅草文化観光センター【東京考察#358】

Asakusa culture tourist information center


浅草文化観光センター

浅草文化観光センターは,浅草雷門の道路向かいに建つ台東区の観光情報センターである.隈研吾の設計により,平屋の建物を積み重ねたイメージで造ったという.2012(平成24)年にオープンした.

建物は地下1階から地上8階までで,敷地面積はそれほど広くないため,1フロアーに1施設といった感じに作られている.地下1階は化粧室のみとなっており,誰でも清潔なトイレが利用できるのは嬉しい.

最上階の8階は展望テラスと喫茶室となっており,浅草寺から仲見世までの景観がダイナミックに眺めることができる.
また,観光センターでは,観光ボランティアや外国人観光客ガイドツアーも行っており,観光客へのおもてなしも充実している.

スカイツリーのオープンにより,浅草への観光客がさらに増えたように思う.外国人観光客にも人気が高く,雷門の前は写真を撮影する人・人・人でごった返している.そんな浅草の見所を紹介しているビルである.


浅草文化観光センター入口


1階は案内ロビー.大きなビジョンでも浅草を紹介している.


外貨両替所もある.


2階観光情報センターでは,無料インターネット(多言語)や観光情報誌の閲覧などができる.


1階から2階への通路からは,窓越しに雷門を見ることができる.ここから見た方が雷門をよく見れると思う.


多目的スペース.イベントなどで活用できる会議室もある


6~7階にある展示スペース,多目的スペース
台東区の見所や歴史・文化を紹介している.


外の階段を上って8階へ.


浅草寺から雷門までの仲見世が鳥瞰できる


「ここから手を出さないでください.カメラ,スマホなどの落下が多発しています」 撮影したくなる気持ちはよくわかる.


8階の展望テラスからはスカイツリーが目の前に.


8階には喫茶室もある.


地下1階はトイレのみ.


エレベーターホールにある大きな熊手.
福運や財を掻き込むという縁起から,御守りとして江戸時代から受け継がれているもの.


台東区のジオラマ.