湯島天神(学問の神様)【東京考察#258】

Yushima-tenjin ( The God of the learning )


湯島天神(銅鳥居と本殿)


 湯島天神(湯島神社)は,菅原道真公を祀ったもので学問の神様として有名である.湯島天満宮とも呼ばれており,1355(文和4)年における湯島郷民の勧請によって始まり,1478(文明10)年太田道灌が修建したといわれている.境内には数百本にわたる梅の木が植えられており,毎年2月から3月にかけて行われる梅まつりのときには多くの人で賑わっている.銅鳥居は1667(寛文7)年に創建されたものであり,都文化財に指定されている.

本殿にかけての参道には出店がでている.

学問の神様
多くの合格祈願の絵馬が奉納されている.

修学旅行で合格祈願を行う人も多い.
 
梅の木(もう散ってしまっていたが・・・)

本殿
1995(平成7)年に総檜づくりで造営されたもの
現在の建築基準法における防火地域では
木造建築が認められていないが,この本殿は
建設大臣認定第一号として特に木造建築が許可されたものだとか.

ガス灯(瓦斯灯)
ガス灯は,1872(明治5)年に横浜で点灯したのが最初であるが,
その後東京にも設置されるようになっていった.
この境内には5基のガス灯があったが,1965(昭和40)年に全て撤去となった.
これは東京ガスの協力により屋外に設置されている貴重なガス灯である.
 
湯島駅方面の入口
左が急な「男坂」 右が緩やかな「女坂」

「もぉ~」