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隅田川の水上バス(東京都観光汽船(TOKYO CRUISE))【東京考察#357】

Tokyo Cruise(Sumida River water bus)


水上バスの船内から


日の出桟橋(乗船地)

浅草から日の出桟橋までの隅田川水上バスは,ツアーコースなどにも組み込まれており,一度は乗ったことがあるかもしれない.現在は,「東京都観光汽船(株)(TOKYO CRUISE)の隅田川ライン」と「(公財)東京都公園協会の東京水辺ライン」の2つが運航されているが,昔から馴染みがあって運航本数が多いのは,前者の東京都観光汽船の水上バスである.

浅草と日の出桟橋を約40分で結ぶが,浅草からの便のみ,途中,浜離宮に立ち寄るルートとなっている.お台場や高層ビルやマンション,築地市場跡地,そして技術的にも評価の高い隅田川にかかる橋梁を眺めるなど,普段とは違った視点で東京を眺めてみるのも面白い.

今回は,日の出桟橋から浅草まで乗船した.


日の出桟橋までは,ゆりかもめの「日の出駅」から歩いて行くと便利.駅のエレベータ内には,水上バス乗り場の案内が貼ってある.


シンフォニーと書かれた建物が最初に見えるので,ここが水上バスのりばかと思ってしまうが,こちらはクルーズ船「シンフォニー」の乗船ターミナル.水上バスはさらに奥(左手側)となる.


ターミナル前には大型バスが待機できる駐車場がある.ツアーでは片道乗船として,バスを先回りして乗客を乗せる.


こちらが水上バスの乗船のりば.


中に入るとまずはCafe.奥に券売機と桟橋がある.


カフェのメニュー.チョロQのお土産も買った.


時刻表.浅草までの隅田川ラインの他に,お台場ライン,東京ビッグサイトラインなどがある.


チケット.大人780円.


パンフレット.


桟橋を歩いて乗船となる.今日の船は「竜馬」定員560人.


後部デッキ.天気が良いとガラスの仕切りを開けることができる.


2階船室


1階船室


1階船室の前に売店がある.アルコールも販売している.航行している途中で船内販売もある.


後ろのデッキからの眺め


他の水上バスとすれ違う.こちらは東京水辺ラインの船.


柳橋.神田川の合流点.


清洲橋.耐震補強工事をやっているため,全姿は見られず.足場の形が富士山のよう.


売店でカフェを注文すると,専用のカップで渡される.東京の名所がイラストで入っている.


東京スカイツリーが見えてきた.


吾妻橋の下側!


浅草に到着.水上バスターミナルは新しい建物になった.


浅草の水上バスのりば.浅草駅のすぐ近く.


浅草・隅田川ライン(降船地)

夜の東京スカイツリー(展望デッキと展望回廊)【東京考察#317】

The night Tokyo Skytree (an observation deck and prospects corridor)


展望デッキの写真撮影箇所

 


 東京スカイツリーは自立式鉄塔としては世界一となる634mの高さを誇る電波塔であり,2012(平成24)年5月に開業した.オープン当初から人気が高く,展望台に上るためには,予め予約チケットを購入しておかなければならないほどだが,夜は比較的楽に展望台へのチケットが購入できる穴場の時間帯である.最終入場を21:00まで行えば22:00まで展望台にいることができ,東京の夜景もまたロマンチックである.なお,タワー下に広がる東京ソラマチは営業時間が21:00までなので,21時前ならばソラマチを先に見てから展望台に上がった方がよい.ちなみに,展望デッキは地上350mに3層(3階),展望回廊は地上450mに2層(2階)となっており,それぞれ別に入場料が必要となっている.

東武鉄道の浅草駅から向かう.
浅草駅の建物は2012年11月にリニューアルされた.
(1931(昭和6)年開業当時のものに復元)
 
東京スカイツリー駅.かつては業平橋駅だったが,
オープンをきっかけとして名称も変更され,ホームも多少きれいになった.

煌々と輝く東京スカイツリー
今日のライティングは隅田川を表す淡いブルーの「粋」
1日ごとに江戸紫の「雅」と変更する.

4階のチケット売り場前.

チケット売り場(展望デッキ2000円).

展望シャトルの状況が表示されている.
強風が吹くとエレベータが止まる.

超高速エレベータ(分速600m=時速36km)で地上350mの「展望デッキ」へ
地上から350mへは四季がテーマとなった4台のエレベータがある.
東芝製.


展望デッキは3階建てとなっている
フロア350・345・340

こんな感じで東京の夜景が広がる
 
日本航空(JAL)の飛行機がどこを飛んでいるかリアルタイムで分かるディスプレイ
しかし,残念ながら,当日は点検中であった.

ザ・スカイツリーショップ
 
地上が足下から見える「ガラス床」
耐熱強化ガラスなので割れることはない.

こんな感じで人気ポイントのガラス床
 
夜景をバックに記念撮影をする人が沢山いる
でも,夜景をバックの写真撮影は,結構難しいのではと思う.

地上350mからの隅田川と浅草
中央は東武鉄道の浅草駅.


地上450mの展望回廊へは,別途入場券(1000円)が必要.
 
地上350mから450m(到着は445m)へのエレベータ.
シースルーで外の景色も見られる.日立製.

なんと上もシースルー.
エレベータのロープと重りが見える.
乗客から「わぉ~」と声が上がるポイント.
 
展望回廊はらせん系になっていて,
445mから450mまで上り勾配となっている.
エレベータは正確には445mのフロアに到着する.
 
「ソラカラポイント」
451.2mの最高到達点にある特別な空間演出の場所.

地上450mからの隅田川と浅草
中央は東武鉄道の浅草駅.

鳩の街通り商店街【東京考察#312】

Town mall of the Hatonomachi street


鳩の街通り


 「鳩の街」と聞くと平和を連想するほのぼのとした名称であるが,ここは近くの玉ノ井(現東向島5~6丁目)と同様に特殊飲食店街,いわゆる赤線地帯として栄えていたところである.1958(昭和33)年に売春禁止法が施行されて,玉ノ井と同様に全ての業者が廃業し,今ではその赤線地帯としての面影はほとんどなくなって住宅や商店街となり,鳩の街という名称が残っているのは,この商店街とその道路名(鳩の街通り)のみとなっている.
鳩の街通り商店街は,鳩の街通りに連なる商店街であるが,道幅も戦後からそのままの狭さで,「昭和レトロの街」としてPRをしている.一歩路地裏にはいると,迷路のように入り組んだ道路が残り,街歩き・路上観察・散歩ファンにとっては,なかなか奥深い地域である.

車がやっと通れる狭い道路に商店が密集している.
しかし,シャッターを下ろしたままのお店も多い.

昭和レトロな感じ

左側の部分は,かつてお店をやっていた感じ.

かつて電気屋さんだったところもシャッターが閉じている.
SONYの「NY」の看板がかけている.

国道6号・水戸街道からみた鳩の街通り商店街

東向島1丁目側の電柱.
反対側は向島5丁目.

向島百花園【東京考察#311】

Mukoujima flower garden


向島百花園の入口


 向島百花園は,江戸時代の1830年頃に骨董商を営んでいた佐原鞠塢が,草花鑑賞を中心として開園したものであり,四季百花の乱れ咲く園という意味でつけられたとされている.梅の名所として知られる向島百花園であるが,今では四季を通じて花が咲くようになり,江戸時代から今に残る花園としては唯一のものである.1938(昭和13)年に東京都に寄付され,1978(昭和53)年に国の名勝・史跡に指定されている.面積10,886m2,開園時間9時~17時(入園は16時30分まで).入園料大人150円.

都立向島百花園

梅が咲き始めている
  
江戸時代の開園当初は,梅360本が植えられていた.

園内には石碑が29基ある.撮影時は修復中だった.

池もある

東京スカイツリーも見える.

お休み処もある

梅洞水(井戸)

東京スカイツリーインフォプラザ(建設中)【東京考察#299】

The Tokyo Skytree information plaza ( Now constructing )

 


 東京スカイツリーは,着々と建設工事が進んでおり,5月上旬現在では370mとなっている.2012(平成24)年春オープンの予定だが,建設中のスカイツリーを一目見ようと,多くの観光客が押上・業平橋地区に押し寄せている.そのような状況もあり,2010(平成22)年4月からオープン前の2012年3月までの予定で,東京スカイツリープロジェクトの情報発信のためのインフォメーションセンターがオープンした.ビルの1階フロアーを利用して写真や模型などを展示しており,開館時間は10:00~17:00(最終入館時間16:40),月曜日(祝日の場合は開館)や年末年始(12月29日から1月4日)は休館日となっている. 個人の見学は無料であるが,10名以上の団体は団体専用の有料案内メニューが用意されている.
あわせて,2010(平成22)年5月のゴールデンウィーク中の様子をお送りする.
 
東京スカイツリーインフォプラザ
東武鉄道業平橋駅前にある.混雑するときは並んで入場する.

完成したときの景観シミュレーションが貼られている

現在の建設高さが矢印で表示されている

映像で紹介されているが,ちょっと画面が小さくて低い位置にあり,見づらかった.
工事中の仮設の展示室という感じは否めない.

ショーウインドウには,模型も展示されている.

 
ゴールデンウィーク中の高さは368mだった.
1枚の写真では,縦にしても入りきれなくなっている.

パトカーも駐車している車を放送で注意している

浅草通りの人通りも,心なしか多くなっているような気がする.

北十間川沿いは,大勢の見学者がいた

10~16時利用可能な仮設トイレも設置された.
後ろはスカイツリーの根もと.

路地裏からスカイツリー.やはり,でかい!

後ろの橋(京成橋)の上からも,大勢の人が上を見ている.

建設中の東京スカイツリー(業平橋・押上)【東京考察#290】

The Tokyo Skytree to be constructing ( Oshiage and Narihira-bashi )


東京スカイツリーのふもと


 東京タワーに代わる電波塔として,東京スカイツリーの建設が着々と進んでいる.高さは634m(当初は610mであったが世界一の電波塔となるため修正された)で自立式電波塔として世界一の高さとなる.634mは東京,埼玉,神奈川県の旧国名・武蔵(むさし)として覚えやすいようにもなっている.もともと東武鉄道の貨物駅だったところで土地所有者は東武鉄道となっており,事業主体は東武鉄道が全額出資している東武タワースカイツリー株式会社となっている.総事業費は600億円.2011(平成23)年12月の竣工予定で,開業は2012(平成24)年の予定となっている.
地上350mの部分に第1展望台,地上450mの部分に第2展望台が設けられる.デジタル放送用のアンテナは600m以上の部分となっており,これで関東一円に超高層ビルの影響を受けずに電波を送信することが可能となる.第2展望台では空中回廊と呼ばれるガラスで覆われたらせん状の展望台となる予定である.面白い施設だと思うが,ちょっと心配なことは,あまりにも高いために眺望が良すぎる展望台だと恐怖心が強くなって足下がすくわれてしまい,高所恐怖症の人などはすくんで歩けなくなる人が出てくるかもしれない(東京国際フォーラムの上階の空中通路や新宿NSビルの空中廊下は,正直歩いていて気持ちが悪い).
ちなみにエレベータであるが,地上から第1展望台までのエレベータは40人乗り4台,分速600m(時速36km)で約50秒で到着する超高速エレベータとなるもので東芝が受注した.ちなみに早さはサンシャイン60と同じである(サンシャインは三菱製).第1展望台から第2展望台へは40人乗り2台,分速240m(時速約14km)で日立が受注している.さらに業務用エレベータとして地上から第2展望台までを直結する日本最長(約465m)のエレベータが東芝によって2台設置される.また,ちょっと余計な心配をしてしまうが,地上から第1展望台までの超高速エレベータは外が見えるシースルータイプではないものになるかと思っている.分速600mでシースルーにするとまるでフリーホールジェットコースターに乗っているようで景色どころではない恐怖感とスリルあるエレベータになるかと思われる(個人的にはこういうエレベータは好きだが).

・・・と,いろいろと完成を楽しみに想像がふくらんでしまうのであるが,2009年11月21日現在,地上215mとなっており,見学者がたくさん周辺を歩いていた.最寄り駅は東武伊勢崎線業平橋駅,京成線・都営地下鉄・東京メトロ押上駅となっている.完成が待ち遠しい東京スカイツリーであった.

 
東武線業平橋駅ホーム
ホームのすぐ横が建設地であり,見学者が多い.
このローカルチックな駅の雰囲気もなかなか味わい深い.

一応,ホームでの見学は危険なのでやめるようお願いが貼られている.
 
業平橋駅のポスター広告はスカイツリーのものばかり
現在の高さも貼られている(右写真).

業平橋駅前の東武橋の上には見学者が沢山いる

みんな見上げて写真をパチリ.
  
東武橋から見るとこんな感じとなる
右に流れる川は北十間川.親水護岸と船着場が整備される.
2009年11月21日現在,高さ215m
建設現場下には大きく高さが表示されている.

北十間川沿いに歩いていくと(右側),押上駅まで行くことができる

東武鉄道本社(解体される)

押上業平橋駅周辺土地区画整理事業として区画整理も行われている.

クレーンの後ろに業平橋駅のホームがある
 
正面!?から撮影.また違った姿となる.
 
押上駅近くの京成橋の上から見た東京スカイツリー

京成電鉄本社
 
押上駅入口
 
東武橋に京成橋.北十間川に架かる橋の名前
それぞれの本社が近くにある

観光路線バス「東京・夢の下町」【東京考察#282】

Torism local bus “Tokyo and The downtown of the dream”


観光路線バス「東京・夢の下町」

 


 初めて東京を訪れる人でも気軽に都内の名所を巡れるように,2008(平成20)年4月より都バスで運行を開始した路線バスが「東京・夢の下町」号である.東京駅丸の内北口から日本橋,須田町(秋葉原電気街),上野公園下,菊屋橋(かっぱ橋入口),浅草雷門を経由して両国駅前までを結ぶ路線で,9時から18時まで30分間隔で運行されている.近年増加している外国人観光客にも対応できるように,車内放送やTVモニターでは日本語・英語・韓国語・中国語による案内がされ,車内に置かれている案内パンフレットも他言語版が用意されている.一般の都バスと同じ扱いなので,一日乗車券やパスモなどのIC乗車券でも乗れる.車両デザインは,首都大学東京との産学連携によるオリジナルデザインのバスを使用し,車体はステンレス製で塗装がないものとなっている.
 
車内に付いているTVモニター
映像と共に多言語で案内が流れる

車内 基本的には横に向いて座るロングシートタイプ

出入り口脇には,多言語のパンフレットが置かれている.

こちらは英語版のマップ

夜の隅田川橋梁群【東京考察#104】

The bridge of Sumida river at night(view from a water-bus)

水上バス

 


  東京考察No.6では昼の隅田川橋梁群を紹介した.ここでは,夜バージョンでお送りします.では,浅草から河口まで橋の旅をどうぞ.



東武鉄道の橋梁


吾妻橋


駒形橋


厩橋


蔵前橋


JR総武線の橋梁


両国橋


首都高6・7号の両国ジャンクション


新大橋


清洲橋


永代橋


中央大橋


勝鬨橋 (真ん中がハの字に開く橋だった)

東京湾へ

おまけ・・・

レインボーブリッジ

江戸東京博物館【東京考察#98】

Edo-Tokyo Museum

 


 江戸時代から賑わいのあった「両国」につくられた江戸東京博物館は,江戸東京の歴史遺産を振り返り未来の東京を考える博物館として平成5年にオープンした施設である.特に見所としては,世界でも有数の大都市といわれた江戸の町割(都市計画)や生活・芸能・文化を,精巧な模型などを用いて丁寧に復元しており,江戸という都市に興味のある人にとっては見応えのある展示内容である.江戸だけでは終わらず,現代の東京(昭和40年代頃)まで展示は続いていく.入口は6階まで一気にエスカレーターで上り,上から徐々に降りていくような順路となっている.
博物館の所在地は墨田区横網1丁目となっている.さすがは相撲の地「横綱」なんて,と思ってしまうが,実は,横綱(よこづな)ではなく横網(よこあみ)である.なんとも紛らわしい地名である.隅田川の近くで網漁でも営む者がいたのか,隅田川にかかわる地名であろう.


再現された「日本橋」


再現された「芝居小屋中村座の正面」


武家屋敷の模型


お産の様子


町人町の模型

両国国技館(相撲観戦)【東京考察#85】

Ryogoku Kokugikan (watching Sumo wrestling games)

 


 現在の両国国技館は2代目である.旧両国国技館は明治42(1906)年に回向院境内(両国駅南側,京葉道路南)に建てられ,それまでは屋外でやられていた相撲を屋内でやるようになった,日本で最初の屋根付き国技館である.明治時代に東京ドームの先駆けのような屋内競技場ができていたことを考えると驚きに値する.その後,失火,大震災,戦災と幾たびも建て替えられたが,昭和29(1954)年に蔵前国技館が完成すると,相撲試合は蔵前で行われるようになった.
蔵前では昭和59(1984)年まで相撲が行われていたが,昭和60(1985)年,新両国国技館が完成すると,再び両国で相撲が行われるようになった.土俵や吊り屋根は自動で昇降して格納することができ,相撲以外のイベントもできるという.館内には相撲博物館や相撲診療所,相撲教習所なども併設されており,災害時の食糧備蓄倉庫や自家発電装置,屋根に降った雨水を浄化する装置も備えられており,近代設備を取り入れた最先端の国技館となっている.



幕下力士の戦い


お目当ての力士の入場を待つ観客

NHKの中継は午後4時くらいから行われているが,これは幕内力士の中継のみを行うからであって,相撲の取組みは午前9時から行われている.幕下力士の試合の時は,まだ席に空席が目立つ.


入口では力士OBが切符を切る


案内所.枡席までビールや食物を運んでくれる.おみやげもここで・・・

 
座席は方向別に,「正」「向」「東」「西」となっている.
「向」は「むこうじょうめん」と呼ばれている席.

  
1階は全て「枡席」となっており,4人で1セットの席となる.


館内上部には歴代横綱の写真が並べられている



いよいよ幕内土俵入り


横綱土俵入り.午後4時頃から.(武蔵丸)


「満員御礼」と「日の丸」
1階枡席が満員になると札が垂れる


人気の取り組みには懸賞がたくさん付く


弓取り式で終了


櫓(やぐら=19.5m).相撲が終わると太鼓が叩かれる.これが風情のある音を響かせる.


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