Ryogoku Kokugikan (watching Sumo wrestling games)
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現在の両国国技館は2代目である.旧両国国技館は明治42(1906)年に回向院境内(両国駅南側,京葉道路南)に建てられ,それまでは屋外でやられていた相撲を屋内でやるようになった,日本で最初の屋根付き国技館である.明治時代に東京ドームの先駆けのような屋内競技場ができていたことを考えると驚きに値する.その後,失火,大震災,戦災と幾たびも建て替えられたが,昭和29(1954)年に蔵前国技館が完成すると,相撲試合は蔵前で行われるようになった. 蔵前では昭和59(1984)年まで相撲が行われていたが,昭和60(1985)年,新両国国技館が完成すると,再び両国で相撲が行われるようになった.土俵や吊り屋根は自動で昇降して格納することができ,相撲以外のイベントもできるという.館内には相撲博物館や相撲診療所,相撲教習所なども併設されており,災害時の食糧備蓄倉庫や自家発電装置,屋根に降った雨水を浄化する装置も備えられており,近代設備を取り入れた最先端の国技館となっている.
NHKの中継は午後4時くらいから行われているが,これは幕内力士の中継のみを行うからであって,相撲の取組みは午前9時から行われている.幕下力士の試合の時は,まだ席に空席が目立つ.
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