東陽町と亀戸を丸八通りで結ぶ路線
亀21 東陽町駅⇔亀戸駅(経由)南砂六丁目・北砂七丁目 深川営業所
路線keyword:丸八通り,南砂町・東砂町・北砂町,江東ゼロメートル地帯,狭路
東陽町駅・亀戸駅間を明治通りの東に位置する丸八通りで結ぶ路線である。
東陽町駅を出発すると永代通りを東へ進み、江東運転免許試験場を右手に見て、日曹橋交差点を明治通りに左折する。そして、明治通りを少し走り、南砂三丁目交差点でバスは右折する。
ここからは、歩行者専用分離帯のない2車線の狭い道を走るようになる。道路の境界線いっぱいに建てられている家々の軒をかすめるように大型バスは走っていく。バスがすれ違うときは、必ずどちらかが隅に寄って待機しなければならない。しかし、道は狭いが車の交通量は少ないのでその点は救われている。そのような道で南砂界隈を走り、突き当たりるとバスは左折する。
葛西橋西詰交差点にて葛西橋通りと交差し、旧葛西橋交差点で清洲橋通りに左折する。そして、亀高橋にて丸八通りに右折する。バスは北砂界隈を走っていく。この辺り、かつては工場の多い地域であったが、戦後多くの工場が移転し、その跡地に団地等の高層住宅が建ち並んだところであり、また、昭和10・30年代には地盤沈下が激しく「江東ゼロメートル地帯」と呼ばれた地域でもある。
北砂・東砂・南砂と、「砂」の付く地名が多が、かつては海岸の寄り洲(風波などによって砂が吹き寄せられてできた洲)であって江戸初期に新田開発された地であるために、このような名が付けられたのだという。
大きな陸橋で川(運河)を渡ると、地下鉄大島駅となる。亀戸七丁目で京葉道路に左折して西に走り、亀戸駅前の交差点を右折すると、終点亀戸駅前のバスターミナルに到着する。