大田市場【東京考察#169】

The Ota market(The Tokyo center wholesale market)


大田市場の青果棟


 大田市場は,かつて秋葉原にあった神田青果市場の移転に伴って平成元年に開設された近代的な市場である.取扱量は青果約3,300t,花き280万本,水産約130t(H11現在)となっており,国内最大の取扱量を誇る市場である.場内は広々と整然としており,築地市場のように小型運搬車(ターレット車やリアカー)にひかれそうになることはまずない.青果棟と水産棟,花き棟に分けられており,青果と水産棟内には見学者専用のルートも設けられている.
見学者専用のルートは原則24時間見学が可能となっているが,セリが行われる時刻は,水産物5:40~,青果(野菜6:50~ 果物7:00~),花き7:00~となっている.また,事務棟の2階には資料展示室があり,土・日・祝を除く平日の9:00~12:00と13:00~16:00に入ることができるようになっている.

トラックに荷を積むスペース

青果棟内部 広々としている
 
セリの行われる場所

いろいろな産地の書かれた段ボールが積まれている

水産棟の屋根には鯛が・・・

水産棟内部 午後だったのでもう既に「お開き」といった感じ

ありました! 噂のターレット車

関連棟の中には喫茶店や販売店がある
 
なんと市場内にホテルがある(三井アーバンホテル大田市場

ホテル内には,スポーツクラブや銭湯倶楽部がある

壁に貼られていた標語
きれいな市場だと,野菜も果物もおいしく映る