駅のエスカレーター【東京考察#63】

Escalator of a station


 ロンドンでは急ぐ人のためにエスカレーターの片側を開けておく習慣があるが,東京でも,ここ数年すっかり浸透するようになった.
東京の場合は,左側に寄って右側を急ぐ人のために開けておく.「急ぐ人」と「急がない人」の割合が1:1の時にはバランスがとれてちょうどよいが,日中や土日などは急がない人の割合の方が圧倒的に多く,左側にずらりと列ができて右側がガラガラといった光景がよく目に付く.下りはともかく,上りの場合はエスカレーターの段差は結構大きく,駆け上がって登ろうという気にはなかなかなれない.時間と体力を惜しまないビジネスマンのための習慣である.ちなみに,大阪ではこの習慣は早くから採り入れられているが,東京と違って右側に寄って左側を空けるようになっている.京都では東京と同じになっているので,大阪のみ反対となっているのである.


東京では左に寄って右側を空ける


一方,大阪では右に寄って左を空ける(御堂筋線心斎橋駅にて)