山忠碑【会津考察#56】

三忠碑

 三忠碑とは、猪苗代町の磐梯山の麓に広がる摺上原で繰り広げられた戦いで,戦死した蘆名氏の家臣3人の忠誠心を伝えるために,会津藩主松平容敬が古戦場跡地に立てた碑である.

 摺上原の戦いは,1589(天正17)年に,当時会津藩を治めていた蘆名義広のところへ伊達政宗が攻めたもので,午後から風向きが変わって伊達軍が有利となり勝利をおさめたもの.これによって,蘆名氏は滅びて会津は伊達藩に支配されるようになった.

 この碑は,県立猪苗代支援学校の奥(猪苗代町長田)にある.案内の看板が立っており,道は砂利道だが車で奥まで入っていくことができる.

これが三忠碑.説明の案内看板も建っている.

近くには旧二本松街道の松並木も残っている.

三忠碑へ通じる道路。車で入ってくることができる.奥は行き止まりだが,回転する広場がある。

入り口には案内看板が建てられている.