復元前の東京駅赤煉瓦駅舎(丸の内)【東京考察#95】

The red brick station building of the Tokyo station (Marunouchi side)

 


 東京駅の丸の内口は,オランダのアムステルダム中央駅を参考に辰野金吾が設計をしたルネサンス様式の駅舎である.明治41年から6年の歳月をかけて大正3年に開業した.開業当時は3階建ての駅舎であったが,太平洋戦争の空襲で消失(昭和20年5月25日)し,その後の復興で2階建ての駅舎となった。北口と南口にはドーム状の空間が広がっており,1987年からは「とうきょうエキコン」と称して駅コンサートが2000年まで行われていた.ステーションギャラリーやステーションホテルなどを併設する日本を代表する駅舎である.


正面 反対側へは皇居までの直線道路が続いている


正面から真っ直ぐ進むと「皇居」である


ドーム式の広場 かつてはエキコンが開かれていた


ドーム


東京ステーションギャラリーの入口

 
重厚な赤煉瓦駅舎である