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新大久保のコリアタウン【東京考察#375】

 休日になると,すごい人・人・人で溢れかえる新大久保駅界隈.1950年代にロッテの新宿工場が近くにあり,在日韓国人が労働者として集まるようになってコミュニティーが形成されていったのが始まりと言われており,その後,1980年代になると歌舞伎町で働く韓国人の居住地としてタウンが育ち,2000年代になると日韓ワールドカップや韓流ブームにより,今では韓国文化を体感できる街として変わっていったところである.

 K-POPや韓国コスメなどの若者の情報発信の場としても多くの観光客で賑わっている.歩道は,車道にはみ出してしまいそうなほどの溢れる人で埋め尽くされ,韓国好きにはたまらない,またアジアのエキゾチックな空間を味わえる楽しい街となっている.

 JR山手線新大久保駅から東西に走る大久保通りを中心に,街は形成されている.

韓国の食材などを扱うコンビニ.

東西に走る大久保通りを中心に街が広がっている

まるで韓国を旅行しているような感じ

韓国のK-POPミュージックを扱うお店

この人混みはすごい! こんなに韓国ファンが多いことに驚く。

黄色いカップをもって何か食べているんだよね~.なんだろう?

昼食は「民族村」という韓国料理店へ.

普段の焼肉屋では食べることのできなメニューが沢山あって,現地の味になっているのだと思う.

路地裏もすごい人.皆さん,何かしら食べてます.

キッチンカーもあります.後ろは新宿方面.

自動販売機が,なんとも多国籍向け.

石鍋商店のくず餅[ぶらっと!王子1丁目#8]

 僕,くず餅が大好物なんです!

 くず餅は,関西と関東では全く違うもので,関東のくず餅は小麦粉からグルテンを分離させた後の浮き粉を発酵させたもので,葛粉を使用する関西のものとは,原料も製法も全く異なる.関東のくず餅は漢字で「久寿餅」と書く.

 家族からは美味しいという言葉があまり発せられない(残念!)のであるが,あの独特の酸味と,きな粉と黒蜜をかけて弾力のあるくず餅を食べると,僕は,絶頂の幸福感が味わえるのである.

 江戸時代後期から,葛飾郡(現在の東京都区部東部を含む地域)の「葛」に由来して,関西のものと区別するために「久寿」と当て字をしたと言われており,かつて葛飾郡だった江東区の亀戸天神社のほか,池上本門寺(大田区),川崎大師(川崎市)の門前町,王子近くでは西新井大師(足立区)の参道のお店でも食べることができる.

 そして,王子稲荷神社に向かう途中にも,久寿餅で有名な「石鍋商店」がある.

久寿餅と書かれたのぼり旗もあって,中に入るとショーケースと狭いながらイートインスペースもあって店で食べることもできる.

何か歴史や言われが書かれているようだが・・・.

王子には大晦日に各地から集まった狐が,大きな木の下で装束を整えて王子稲荷神社に詣でたという伝承があり,毎年,大晦日から元旦にかけて,狐の行列が行われている.今は外国人にとても人気のあるイベントとなっているようで,こういったローカルな催しが外国人には大変受け入れられているという.

これが久寿餅の外観.
消費期限が翌日まで(製造日から2日以内)なので,長持ちしない.つまりお土産としてもレアな商品なのである.ちなみに船橋屋のくず餅はあさって(製造日より3日)まで持つとなっているので,ここ石鍋商店のくず餅はさらにレアなのである.

ふたを開けると,くず餅の上に,別包装できな粉と黒蜜が入っている.

説明書.
「久寿餅は発酵食品の為,酸味やにおいがありますが,これは品質の劣化ではなく,発酵食品独特の風味ですので安心してお召し上がりください」うちの家族に受け入れられないのは,この部分なんですよね.でも,これがくず餅の大きな特徴なのである!

別に包装されている.

くず餅1枚.
「切れているものをください」と言うと,写真のように食べやすく三角形に切られた商品が渡される.
通常は切れていない1枚のくず餅を食べやすい大きさに切って食べる.

どばっ!と黒蜜ときな粉をかける!

僕はこうやって,フォークでザクザク刺して食べています!う~ん・美味しい!幸せ!

風情がある店先.

ちなみに,石鍋商店は王子1丁目ではなく,線路を挟んだ岸町にあります.

郡山・新越谷線(あだたら号)高速バスの魅力【郡山見聞録#129】

上河内SAにて休憩中のあただら号

福島交通 郡山-新越谷 ホームページ(外部リンク)
https://www.fukushima-koutu.co.jp/express/line/10.html
運行経路(外部リンク)
https://busget.fukushima-koutu.co.jp/map/highway/line/856/0/

新越谷行き? 東京駅や新宿駅など東京都内,または埼玉県屈指の大都市・大宮駅行きならわかるが,なぜ郡山から新越谷行きの高速バスなのか.でも,使い方によっては,とっても便利な高速バスである.

JR郡山駅と東武鉄道スカイツリーライン新越谷駅とを結ぶ高速バスは,2006(平成18)年から運行が開始され,当初は1日6往復走っていた.東武バスセントラルとの共同運行便となっている.

佐野プレミアムアウトレット経由とするなど乗客増加策を行っていたが少しずつ減便され,今では土日祝日の1日2往復の運行が基本となっている.お盆や年末年始などは東武バス便のみ増便され,1日3往復の日もある.時刻表上は1日4往復の表示がされているが,実際に運行しているいのは2往復のみで,運休扱いとなっているので,乗車の際には別に表示されている運行日を確認したほうがよい.

あただら号の魅力は以下のとおり.

  • 料金が安いこと.郡山から新越谷駅まで,大人片道3,600円で,往復でも7,200円となる.(あぶくま号のバスタ新宿までは,大人片道4,750円(再繁忙期))
  • 地下鉄に乗り換えれば都心へのアクセスも良好.東京メトロ浦和美園駅で乗降が可能なので,南北線にのれば王子,駒込,四ッ谷,麻布十番,六本木,目黒,東急目黒線に直通しているので,新横浜や横浜中華街など横浜方面にもいける.
  • 東武線新越谷駅は,JR武蔵野線南浦和駅と隣接しており,浦和や大宮をはじめ,西船橋や舞浜(東京ディズニーランド)にもアクセスが容易である.
  • あまり知られていないからなのか空いている.東京方面へ向かう土日の午前便は混んでいるのであるが,郡山駅からバスタ新宿までのあぶくま号は満席でも,あだたら号は大抵空いており,しかも2席を1人で利用できる.
  • ネット(スマホ)でのチケット購入が出発直前まででき,座席指定も可能.バスタ新宿行きのあぶくま号は出発の2時間前で発売が締め切られるが,ギリギリまで選択が可能なのはとてもありがたい.
  • 浦和インターチェンジで降りてすぐ浦和美園駅に到着するので,首都高速の渋滞を回避できる.

是非,お試しに,新越谷駅のあだたら号を利用してみてください!

サンスクエアビル(北区王子)【東京考察#374】

王子に住んでいたことのある人にとっては,必ず思い出のあるレジャー施設である.

サンスクエアは王子駅前にあり,ボウリング場やテニスコート、ゴルフ練習場,バッティングセンター,ゲームセンターなどのほかにも,飲食店や東武ストアなどが入居する施設である.1972(昭和49)年にオープンした.

運営は,日本製紙グループの日本製紙総合開発が行っており,もともと王子は洋紙発祥の地として,ここは初代王子製紙の工場があった(1875(明治8)年竣工)ところで,その跡地にこのサンスクエアビルが建てられている.
製紙会社は,戦後の過度経済力集中排除法による歴史的な変遷から,王子製紙が苫小牧製紙,本州製紙,十條製紙の3つに分割されて,今の王子の場所は十條製紙に受け継がれた.そして,十條製紙は4社合併により日本製紙と会社名が変わったため,現在は,王子にある施設は,日本製紙となっているのである.
 では,今の王子製紙はというと,3つに分割されたあと,苫小牧製紙の会社名を結果的には王子製紙に戻したため,サンスクエアを管理している日本製紙とは別会社となっているのである.

現在,王子駅前地区市街地再開発事業の計画が着々と進められており,2024(令和6)年には,デベロッパーとなる住友不動産が日本製紙から土地を取得している.

 計画では,51階建て2棟のタワーマンション、オフィス、北区役所の新庁舎などを含む約27万m2の複合再開発.2033(令和15)年度の完成を目指しているとのことで,この再開発が完成すると王子駅前が大きく様変わりする.

 まもなく無くなってしまうサンスクエアビルを写真に収めた.

サンスクエアは,左側のタワーと右側の建物の2つからなっている.建物は3階建てとなっているのだが,中2階(M2),中3階(M3)があって,実質的には5階建てなのではないかと思うのだが,少し複雑な構造と,中を移動するのにはわかりづらい導線となっている(ヤマハの音楽教室はM3階で,行き方が奥の階段からしか行けない).

サンスクエアの北側には柳小路商店街という路地裏的な飲食店街があって,こちらも再開発エリアに含まれているので,まもなく無くなってしまう.

1階の広場.リトルマーメードのパン屋さんはすでに閉店.その隣にお菓子屋さんがあったが,これも閉店している.花屋さんは営業中.

花の店FENICK.

いつも大勢の人で賑わうマクドナルド.昔から都内でもかなり売り上げが大きいらしい.

「洋紙発祥の地 王子」の説明と石碑が目立たないところにある.

日本製紙で案内板を置いている.

建物の入り口.左がタワー棟.奥に行くと東武ストア.

タワー棟の入り口.入って右側にエレベータがある.

サンクスエアのフロアー案内板.M2,M3という階数が特徴的.

都電の形をした北区の自動販売機.東京都北区内で作られているものやゆかりのある商品が売られている.

東武ストア.Vポイントがたまります.

1階を奥に進むとエスカレータがあって2階へ向かう.

2階はナムコのゲームセンター.昔はここにアイススケート場があった.私が小学生の頃はよく通いました!

スケート場に降りていく階段である.

この段差から左側がスケートリンクだった.その当時の名残が今でも見て取れる.

どことなく天井の空調設備も,アイススケート場らしくガッツリしているように感じる.

バッティングセンターも2階にある.

3階に向かうとボーリング場となる.

昭和チックなネオンサインの案内.

かなり広いボーリング場である.再開発が行われると,もうボーリング場はなくなってしまうのか.

プロの選手も所属している.

屋上に登ってみる.

屋上では,子供たちがフットサルで汗を流していた.サンスクエアは,大人から子供まで,王子民の憩いとレジャーの場所である.

ヤマハ音楽教室.ここのピアノ,エレクトーンに通っていた子供たちは多いはず.とても場所がわかりにくいのだが,3階や2階の奥の階段から中3階(M3)に行かなければならず,ちょっとした迷路のよう.

2階にある奥の階段.

そして中2階(M2)にはサンスクエア管理事務所,日本製紙総合開発東京事務所がある.

サンスクエアの看板は,時代とともに変更されている.

2026(令和8)年

2026年バージョン.王子の狐が描かれている.

2006(平成18)年

2006年バージョン.テニスとゴルフ.

2001(平成13)年

2001年バージョン.ゴルフとボーリング.この時まではネオン管が埋め込まれていて,夜になると鮮やかにネオンを放っていた.

東京BRT(Bus Rapid Transit)【東京考察#373】

東京BRTは,都心と臨海副都心を結ぶバス・ラピッド・トランジット(BRT)の路線である.運行は東京BRT株式会社だが,株式は100%京成電鉄が保有している.

 メイン路線は,新橋駅から一直線に伸びる都道50号線(環状二号線)を走り,臨海副都心の国際展示場駅までを結ぶ路線であるが,虎ノ門ヒルズや東京テレポート発着や豊洲回り,晴海フラッグ行きなど,派生路線もある.

 このバス路線は,2018(平成30)年11月に新たに開通した築地大橋・豊洲大橋の完成によって,都心と臨海副都心(お台場・有明)を速達で結ぶものとして運行が開始され,通常の都バスの路線バスと違って,バス停間の距離が長く,速達性を高めたバスであることが特徴となっている.

 これまで,お台場や有明地区の臨海副都心へは,新交通システムのゆりかもめや都バスの路線バスしかなく,必ずしもアクセスに時間がかかっていたが,このBRTの運行によって移動時間も短縮され,料金も安くなっている.

 そのため,お台場や国際展示場,豊洲市場などへの訪問客のみならず,豊洲や晴海地区のタワーマンション群へ居住する住民も利用し,多くの利用客で混雑する路線となっている.連節バスにも乗れるので,東京のBRTを体験してみるのも面白い.

新橋駅では,お台場へ向かう新交通システムゆりかもめの下にBRTの停留所がある.料金は大人250円.日本テレビのある汐留タワーの隣り.

新橋駅のBRTバスのりば.

有明,国際展示場方面のバス停.BRTのバス乗り場は3つあって,隣は虎ノ門ヒルズ行き,道路向かいの乗り場は豊洲方面行きとなっている.

路線図.幹線ルートは水色のライン.このほか,晴海・豊洲ルート,選手村ルート(晴海ふ頭公園・晴海フラッグ)などへのルートがある.

こちらも路線図.普通の路線バスと比べて停留所の数が少なく,速達性が重視されている.ビッグサイトに行くなら,運賃も安いし,これ一択である.

虎ノ門ヒルズ行きのバス.すべての本数ではないが,虎ノ門ヒルズまで行くバスもある.

車内の様子.日本でも珍しい連節バスに乗ることができる.乗車人数は普通の路線バスの1.5倍となる.

最後部席から右折する際の様子を撮影した動画(Youtube).
終点の国際展示場駅に入るところ.

連接部分はこのような感じ.

多くの乗客を運べる連節バスは,これからの運転手不足の時代にはあっているかもしれない.

国際展示場駅に停車中の東京BRT(連節バス)

六本木ヒルズの展望台・東京シティビュー【東京考察#372】

 六本木ヒルズは,森ビルが事業者として実施した再開発によりできた複合商業施設で,2003(平成15)年4月に開業した施設である.高さ238mのオフィス(六本木ヒルズ森タワー)のほか,集合住宅(六本木ヒルズレジデンス),ホテル(グランドハイアット東京),テレビ朝日本社、映画館(TOHOシネマズ)などで構成されている.

 その森タワーの52階にあるのが東京シティビューと呼ばれる展望台である.東京タワーをはじめ都内の景色が一望できるので,東京を上から眺めたいときはおすすめであるが,ほかの展望台と何か東京の景色が違うのかと言われると,どこから眺めても東京の景色は同じようには感じる.

 営業時間は,10:00~22:00(最終入館 21:30),入場料大人2,200円.

六本木ヒルズの森タワー.どでかい!

地下鉄六本木駅からは,地下道を歩いて行くことができる.

六本木ヒルズにはパブリックアートが置かれているが,この蜘蛛のオブジェもそのひとつ.ママンと名付けられたこのオブジェ,高さ10メートルの巨大なクモで,ルイーズ・ブルジョワの作品.

建物に入りましょう!

やっぱり六本木は洗練されていますよね~.

ここは日本・Tokyoです.

エレベータにのって展望台52階に着いた.東京湾方面を望む.

こちらは東京駅方面.東京タワーや虎ノ門のビル群,左には小さく東京スカイツリーも見える.

展望台では,エヴァの音や映像を体感できる30周年記念展「ALL OF EVANGELION」が開催されていた.東京の眺望よりも,こちらの方がすごい人気だった!

今年(2026年)は午年(うまどし)です.

日本橋ふくしま館MIDETTE【東京考察#370】

 日本橋ふくしま館MIDETTEは,福島県が誇る日本酒や果物,工芸品などの特産品の魅力をはじめ季節ごとの観光情報,食の安全・安心を確保する取り組みなど、復興に向かう「ふくしまの今」を発信する首都圏情報発信拠点である.

 かつては,東京駅八重洲口の南側の少し離れたビル1階に構えていたが,諸事情により日本橋の地に移転して,2014(平成26)年4月にオープンしたものである.

 愛称の「MIDETTE(みでって)」は「見てね、来てみてね」といった「お誘いの気持ち」を方言で表現したもの.物販のほかに,福島県内の市町村や各団体などによる多様なPRイベントも開催されており,東京でふくしまを満喫できる場所となっていて,想像以上に多くの人で賑わっている.

 場所は日本橋室町にあるので,道路起点となるあの日本橋よりは北側に位置し,神田駅から徒歩で行く方が便利である.最も近い駅はJR総武快速線の新日本橋駅であるが,この駅からの行き方はあまりなじみが薄い.地下鉄銀座線だと三越前駅が便利である.

 銀ぶらついでに,是非,ふくしまをご堪能ください.営業時間は10:30~19:00.年末年始以外は無休.

木のぬくもりが感じられる入り口.

入ると物販のスペースとなり,ふくしまの特産品がたくさん並べられている.

地酒もいろいろ取り揃えている.福島県の日本酒は,全国新酒鑑評会では金賞受賞数がいつも上位であり,2024(令和6)年は全国1位,これまで1位を12回とっている.

観光パンフレットのコーナー.ふくしまの情報を仕入れることができる.

日本酒3種飲み比べセットは700円で提供されている.

赤べこのご当地ガチャ.

クイズラリー,スタンプラリーなどのイベントもある.