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福島ファイヤーボンズ観戦[平日ナイトゲーム](宝来屋ボンズアリーナ)【郡山見聞録#128】

2階チケット売り場前にあるゲート

 宝来屋ボンズアリーナ(郡山総合体育館)をホームタウンとするプロスポーツは2チームある.女子バレーSVリーグの「デンソーエアリービーズ」と男子バスケットボールBリーグの「福島ファイヤーボンズ」である.

 女子バレーと同じく,秋から春にかけてがシーズンとなるが,こちらは平日にもナイトゲームが開催されている.仕事帰りに試合観戦を行った.

 ナイトゲームということもあり,試合が開催される小体育館(試合会場の隣)で「ボンズビアガーデン」も開催されている.

 JR郡山駅からの無料バスはないので,公共交通を利用する場合は,福島交通の路線バスを使うことになる.

 宝来屋ボンズアリーナ(体育館)の目の前に止まる「総合体育館前」停留所で下車するのが一番楽であるが,こちらは「さくら循環虎丸回り(7番のりば)行先番号2A」行きが平日は30分に1本程度(休日は1時間に1本程度)運行しており,約9分,250円で到着する.逆回りの山根回り行きに乗車すると倍の時間と多くの運賃がかかるが,体育館に行くことはできる.

 一方,本数は多いが「一本松」停留所から約5分ほど歩く行き方もある.こちらは1時間に10本以上あり,主に8番・9番のりばから発車する「市役所経由」と書かれた多数の行き先のバスが該当する.約8分,220円.

なお,ほとんどの人は自動車で来ると思うが,体育館前の駐車場はすぐに満車となってしまうため,開成山陸上競技場や郡山市役所の駐車場に止めて歩いてくる.

夜の宝来屋アリーナ正面.

会員の種類によって入場口が分かれている.通常の一般は2階の入場口から.

闇夜にチームカラーのパープルが浮かび上がっていて幻想的.

チケットを引き換えていない場合は,チケット売り場で引き換える.

2階入場口からアリーナの中へ.

ボンズ! チームカラーはパープル.

フードブースやショップエリアなどが1階にある.

オフィシャルグッズショップ.

フードブース.2階にもお店が出店しているが,どこも大行列で試合開始までに買うことができず.....

宝来屋ボンズアリーナ,試合会場となる大体育館.

選手入場になると,紫色一色に! まるでライブ会場にいるような感覚で,大音量で音楽が流れ,みんなで一体となって盛り上がり,若者らの心を掴む演出が繰り広げられる.

ハーフタイムやインターバル(休憩)になると,様々なイベントが行われる.
これは3Q~4Qの2分間で行われる「柏屋Presents!ボンズ君BAZOOKA!!!」観客席に向かってバズーカーをつかってタオルやTシャツ,柏屋のお菓子をプレゼントするもの.

タイムアウトになると,会場内外を華麗に彩るチアリーダー「レイグリッターズRay-Glitters」による華やかな応援ダンスが繰り広げられる.

本日の入場者数は4,079人! 
ファイヤーボンズでは,2029(令和11)年のB.PREMIER(Bプレミア)参入に向けて「1試合平均4,000名集客」を目標としている.平日のナイトゲームで4,000人を集めているのは,地方都市にあっては凄い!と思う.

一時は逆転をされたが,福島ファイヤーボンズの勝利に終わった.試合終了後に最前列の観客と選手のタッチが行われる.ちなみにBリーグでは,熱烈に応援するファンのことを「ブースター」と呼ぶ.

ナイトゲームの試合終了後の郡山駅まで行く路線バスも心配ない.
さくら通りの「一本松」停留所からは,21時02分,21時31分,21時51分,22時01分と走っている.21時31分発で帰った.

郡山駅前の大通りには,福島ファイヤーボンズの垂れ幕が掲げられており,商工会あげてホームタウンのチームを応援している.

デンソーエアリービーズ観戦[ブラジルフェス](宝来屋ボンズアリーナ)【郡山見聞録#127】

体育館内にあるウエルカムゲート

秋から春にかけて,SVリーグ女子バレーのレギュラーシーズンである.2025(令和7)年12月6日のデンソーエアリービーズの試合を観戦した.郡山市サポーティングマッチということで,1000名の郡山市民の無料招待にあやかり,楽しいひとときを過ごすことが出来た.

 今回は, ブラジル出身のロザマリア選手とサブリーナ選手にちなみ 「ブラジルフェス」が開催され,あわせてクリスマスイベントとして,ロッテのお菓子の配布があったりと盛りだくさんの内容であった. 

 開催場所は,宝来屋ボンズアリーナ,正式名称は郡山総合体育館であるが,ネーミングライツでこのように呼ばれている.

 試合開始は13時05分であるが,開始前にはイベントが行われるため,12時には会場に到着しておきたい.
 JR郡山駅からは無料のアクセスバスが出ており,発車時間が決められているので,アルコールを飲みながら観戦したい方は,無料バスをお勧めする.郡山駅11時発か11時30分発がちょうどいい時間かなと思う.

 JR郡山駅西口からの無料シャトルバスは,観光バス乗り場から発車する.立ち席はできないので,補助席まで満席になったら次のバスに乗車しなければならない.
 30分も待てな~い!という方は,福島交通の路線バスで向かうこともできる.

 宝来屋ボンズアリーナ(体育館)の目の前に止まる「総合体育館前」停留所で下車するのが一番楽であるが,こちらは「さくら循環虎丸回り(7番のりば)行先番号2A」行きが休日は1時間に1本程度運行しており,約9分,250円で到着する.逆回りの山根回り行きに乗車すると倍の時間と多くの運賃がかかるが,体育館に行くことはできる.

 一方,本数は多いが「一本松」停留所から約5分ほど歩く行き方もある.こちらは1時間に5本程度あり,主に8番・9番のりばから発車する「市役所経由」と書かれた多数の行き先のバスが該当する.約8分,220円.

なお,自動車で来る場合(ほとんど車かと思う)は,体育館前の駐車場はすぐに満車となってしまうため,開成山陸上競技場や郡山市役所の駐車場に止めて歩いてくる.

無料のシャトルバスは大型観光バスなので快適!ただし,1台で駅と会場を往復している.

大好きな大友パンも車窓に見える.クリームボックスも好きだが,私の一番のお気に入りは「塩フランス」,いわゆる塩パン.フランスと書かれているが固いパンではなく,中にはバターがたっぷりと練られていて,小さな塊の生地?(なんて言っていいかわかりませんが)があってとても美味しい.

さくら通りの街路灯には,プロスポーツチームの旗が掲げられているが,ピンク色の旗は「デンソ-エアリービーズ」の旗.(写真の右上)

約15分ほどで宝来屋ボンズアリーナに到着.

多くの人が入口に向かう.

空きがあれば当日券を買うことも出来る.

入場口はこちら.

入口の手前に,ブラジルフェアのひとつ,ケバブやシェラスコのサンド,チーズコシーニャ(ブラジルコロッケ)などをキッチンカーで販売している.長蛇の列.

シェラスコサンド.900円.うまかった.肉の下にはキャベツの千切りが入っている.

入場門の先には,ウエルカムゲート.

いろいろな飲食店が並んでいてお腹いっぱいになる.

エアリービーズのグッズも販売している.こちらはクレジットカードによる決済も可能.メガホンとタオルは応援に必須!?

すべての席が埋まった場合の収容人数は4,318人.

今日のタイムテーブル.試合前にイベントが行われる.応援の練習もある.メガホンとタオルは必須!?

試合前に行われたブラジルサンバ.12時16分から.

選手入場.クリスマスイルミネーションバージョン.

愛知県西尾市の抹茶を使用した抹茶ゼリーも売っている.

福島ファイヤーボンズ(B2男子バスケ)の自動販売機もある.

白熱した試合展開.エアリービーズに連続で点が入ると,「タオルを回せ~」となって,ブンブンタオルを回す! 入場者数2,150人.本日は,昨年1位の大阪マーベラスに完敗でした.残念.

(追記)翌日の試合は,1-2セットから流れを変えて,フルセットの末に大勝利! J-SportsのネットTVで見ていたが,会場に行けば良かったと後悔!!すごい熱気だった様子がテレビからも伝わってきました.

またくるよ~.See you again!

一応30分間隔となっているが,1台のバスでピストン輸送による運行を行っているため,郡山駅周辺の渋滞により戻ってくるまでに時間がかかることもあるので注意.

yodge[ヨッジ](玉川村四辻新田)【郡山見聞録#126】

 yodge(ヨッジ)は,1910(明治43)年に創立した小学校である旧四辻分校をリノベーションした施設で,宿泊施設とカフェが営業している.建物は,梁がむき出しとなっている高い天井や、教室だった全5室の客室,音楽室だったカフェなど,おしゃれに洗練された体験空間として生まれ変わっている.キャンプのほか,たき火,農業,動物ふれあい,サウナ,バーベキュー,ビザ作り,サイクルツアー,渓流釣りなど様々なアクティビティもできる.

 福島県玉川村の四辻新田という里山の集落にある.

 道しるべもおしゃれ!柱の中にライトが灯されている.

yodge(ヨッジ)の案内図

これが旧分校の建物を活用した「yodge」.カフェと宿泊施設などが併設されている.

サイクリストにもやさしい.

喫煙所?

薪が積まれている.

こちらが正面になる.

本当の入口はこちら.

自然豊かな里山で様々な体験活動ができる.

カフェではランチや珈琲を注文することができる.夜は予約制でコースを注文することも可.

木造の旧校舎を生かした空間となっている.福島県建築文化賞の正賞を受賞している優れた建築物.

カフェから客室への廊下.

チェックインカウンター.

客室内はこのような感じ.

ラセン階段を上ると,展望台にいける.

小学校の佇まいを残す廊下.

建築文化賞の賞状.

カフェラテを注文.お手拭きはアロマ.

第10回「かぼまるしぇ」,只見線ナイトクルーズトレイン(その2:川口駅前)【会津考察#64】

前のページ:只見線ナイトクルーズトレイン(その1:若松→川口)【会津考察#63】

 只見線の臨時イベント列車,只見線ナイトクルーズトレインの運行に合わせて,金山町観光物産協会の主催で開催しているイベントが「かぼまるしぇ」である.会津川口駅前の駐車場で行われていて,今年で10回目となるイベントである.

「かぼまる」とは,金山町の公式キャラクターで,金山町特産品「奥会津金山赤カボチャ」の妖精とのことで,人の集まるところが大好きで,頭が赤カボチャ,リボンは天然炭酸水,体は町の温泉を表しているとか.

今回の臨時列車の折返し地点である会津川口駅に到着し,列車を降りて改札口,イベント会場へと向かう.

会津川口駅では,かぼまるがお出迎え.

会津川口駅の構内には,金山町観光情報センターがあり,特産品などが購入できる.日中には,手作りのおにぎりが販売され,休日にはお弁当も並ぶときがあり,素朴で温かみのある商品を買うことが出来る.

いたるところに「かぼまる」が登場!!

今日はあいにくの雨模様でしたが,多くの人で賑わいを見せている.

マルシェの様子.家族連れの参加も多く,子供たちはボールすくいや射的などに夢中だった.ちょうど,夕飯前の時間と言うこともあって,いろいろと食べ物を購入した.

「かぼまる焼き」なるものがあった! ソースは数種類の中から選べるが,やはり赤カボチャのペーストが入ったものがお勧め.

会津川口駅は,台湾からの訪問者が一番多い.

帰りの発車は,17時50分であった.復路は,いよいよナイトクルーズとなる.

次ページ:只見線ナイトクルーズトレイン(その3:川口→若松)【会津考察#65】

小名浜道路開通記念サイクリングイベント(Onahama Ride)【いわき小名浜見聞録#72】

 小名浜道路とは,いわき市の小名浜港と常磐自動車道を結ぶ自動車専用道路で全長は8.3キロ,2025(令和7)年8月7日に開通し,物流を支える小名浜港や,アクアマリンふくしま・イオンモールいわきなどの港湾エリアとを結び,各方面から大きな期待が寄せられている道路である.通行料は無料となっている.

 その開通の前,2025(令和7)年8月3日に開通を記念した特別イベントが開催され,開通前の高速道路を自転車で走行できるOnahama Ride(サイクリングイベント)が行われた.

 なんといっても,信号も障害物もない高速道路を,何の気兼ねも無く走れる滅多にない機会である.

小名浜道路全線が走れるロングコース(17km)と約半分となるショートコース(6km)があり,それぞれ募集人員は400人と200人.ロングコースの参加費2,000円も安くて良心的.職場のサイクル愛好家の方から申込み募集開始の連絡をいただき,早速,息子とともにロングコースに申し込んだ.

駐車場は出発地点の近くに臨時に開設されたヘレナ国際カントリークラブの駐車場.ここから約3kmほど受付場所となるいわき添野ICまで自走して移動する.

受付で名前を伝えると,ゼッケンの代わりとなる番号シールの貼られたオレンジ色のホイッスル(笛)と記念品のシールが渡された.

サイクリングイベントのほか,いわき添野IC付近では賑やかに各種イベントが開催され,いわきFC大倉代表と内田市長によるトークセッション, 市内学生フラガールによるフラダンスショー(いわき総合高等学校フラダンス部『アロヒ・ミノ・アカ』、磐城第一高等学校『一高プアラニ』、『昌平Uilani hoa hele』),小名浜道路実物大看板との記念撮影
, はたらくくるま(パトカー・白バイ・はしご車・建設車両など)の展示, 美味しいいわきの発信(キッチンカー、特産品のPRなど), いわきのマスコット大集合(フラおじさん、アグリンファイブ), クロネコヤマト環境教室とEVトラック乗車体験,現場見学(添野IC 付近)と盛りだくさんなプレイベントである.

ここからスタート地点まで登っていく.

15時から開会式が行われ,まずはショートコースからスタート,15時30分にロングコースのスタートとなった.

GoProによる動画(映像は佐藤師匠より提供)

記念撮影できるポイント.みんなでパチリ!

ゴール後には,冷たいチューチュアイスが配られた.

楽しいサイクリングイベントでした!
(こちらは息子のロードバイク.私は電動アシスト付きのブリジストンeTB1~年寄りにはこれがいい!)

東京科学大学大岡山キャンパス(旧東工大)【東京考察#369】

東京科学大学は,2024(令和6)年10月に東京工業大学と東京医科歯科大学が統合して設立された国立大学である.昨今の理工学と医学との融合によるイノベーションの創出を目指して合併されたが,大岡山キャンパスは東京工業大学のメインキャンパスだったところであり,「東工大」と呼ぶ方が馴染みがある.

大岡山キャンパスの学生数は,学部学生が約6千人,大学院学生が約7千人,あわせて約1万3千人となる.夏休み中のキャンパスを歩いてみた.

東急大岡山駅の改札をでると,すぐ左手に東京科学大学がある.

大岡山駅前からはこんな感じに見える.落ち着いた住宅街の中にキャンパスがあって環境はとてもよい.

後ろを振り返ると,大岡山駅の上には東急病院が建つ.ワイヤーが張り巡らされてツタによる緑化が行われている.

東京科学大学大岡山キャンパス正面入口

春になると満開となる桜並木

まっすぐ歩くと本館となる.1934(昭和9)年に完成した重厚な建物で,鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て地下1階塔屋付き,延床面積は24,269m²,大岡山キャンパスの中心となる建物である.

歴史が感じられる本館

大岡山西5号館.階段を上がった2階には食堂「つばめテラス」がある.2023(令和5)年10月にリニューアルされた.

メニュー.東工大パワー丼(660円)を注文してみた.大学名は変わっても食堂のメニューはそのままのようで,東工大という名称に愛着があるのかもしれない.サラダバーやピザの単品もある.

ピザは単品でセレクト.辛みのある焼き肉と半熟卵がご飯の上にのっている東工大パワー丼.

広くて清潔感のある食堂.

広いキャンパス内の道しるべ.

最近の工業系の学内は,どこのキャンパスもきれいになったと感じる.

正門の脇に百周年記念館があり,その1階には生協が運営する購買書籍部がある.

白衣を売っているあたり,理工系の大学だと感じる光景.

さすがは東工大とあって,理数系の数研グッズがずらりと売られている.