郡山市の北にある本宮市白沢にちょっと面白い遊具が置かれている素晴らしい子供の遊び場がある.その名は「スマイルキッズパーク」.屋外と屋内の遊び場に分かれており,それぞれは動物たちが棲む不思議な洞窟(トンネル)で結ばれている.
屋外遊び場は,「里山あそび」「キッズ」「ふれあい・体験」「自由あそび」「杜の洞窟!探検」「杜の冒険!チャレンジ」の6つのゾーンに分けられているが,それぞれが一体となっているのでどこからゾーンが変わるかはあまり気がつかない.置かれている遊具が,日本のどこの公園に行っても見られるような統一されたものではなく,木を基調とした温もりのあるちょっと小洒落た遊具が起伏をうまく利用して置かれていて,子供たちも楽しそうに遊んでいる.屋外遊び場から屋内遊び場へは,杜の洞窟!探検ゾーンを通って(道路の下を洞窟で歩いて)向かうのであるが,洞窟内にはカブトムシやリス・小鳥などの置物が置かれていて,これまた新たな発見があって楽しい.地下通路とトイレの利用時間は9:00~16:45(冬は16:00,夏休み期間は17:00)まで.
屋内遊び場は,建物内に部屋ごとに分かれて遊び場があるもので,「ベビーコーナー」「プレイルーム」「砂遊び」「ジュニアアスリートエリア」「サーキット(玄関を出た屋外にある)」「エントランス」に分かれている.これまた面白い遊具が盛りだくさんで,アスリートエリアなどは壁をよじ登ったり,壁伝いに設置してある通路を歩いたりと,けがをしないかヒヤヒヤしながら見ているのであるが,子供たちはそのような環境でも伸び伸びとどこからが危険かを自ら察知しながら遊んでいる.午前(10:00~12:30)と午後(13:00~15:50)の入れ替え制となっており,夏休み期間は15:50~17:00の時間も設けられている.入るときに氏名等の記入と名札をもらうことが必要だが,入場無料なのは素晴らしい.休館日は水曜日と年末年始.
プリンス・ウィリアム・パークという愛称がつけられているが,初来日した英国のウィリアム王子がこの公園を訪問して視察したことがきっかけとして英国との交流が進められている.今年(2017年)の秋には英国庭園もオープンし,様々な花が訪問者を出迎えてくれることとなる.