「白河」は,みちのく東北の玄関口として栃木県と接する,福島県中通りの最南に位置している街である.標高が高いため,福島県内でも寒い地域であり,一番南に位置していながら桜の開花が遅い地域でもある.そんな白河でにわかにブームとなっているのが「白河ラーメン」である.喜多方ラーメンの爆発的ヒットに目をつけた,全国各地のご当地ラーメンが次々と名乗りを上げる中で,白河も負けじとラーメンによる町おこしを行っている.今年(H17)で2回目となる「全国ラーメンフェスティバル in白河」の開催の模様とともに,白河ラーメンと白河周辺の見所を紹介したい.
いきなり紹介してしまおう.これが「白河ラーメン」(写真はチャーシュー麺).那須連山からの雪解け水を使用した製麺が旨さのポイントだとか.喜多方ラーメン同様に縮れ麺であるが,喜多方と比べると麺の太さが細い.市内には約90軒のラーメン店があり,観光案内所などではラーメンマップを作っているので,マップ片手に探してみるのもいい.
ちなみにこの店の名物は白河ラーメンの他に,ジャンボオムライスがある.1日限定5食のみ.
店内の壁には有名人やレポーターのサインが沢山貼られている.(この画像の人は有名人ではありません.一般人です.)
◆◆あすなろ食堂◆◆白河旭高校前(旧白河女子高前)
今年(H17)で2回目となる全国ラーメンフェスティバル.地元5店舗を含む全国13店舗のラーメンを,1杯500円で味わうことが出来る.
希望のラーメン店のチケットを買って並ぶ.一般チケットと時間指定チケットがある.どれも500円均一で手数料なしで払戻しも可能.一番並んでいたのは,カップラーメンにもなっている札幌市の「すみれ」だった.
フェスティバル開催時には仙台からの臨時列車も運転される.
地元物産の展示販売も行っていた.
こちらは「そば打ち」の実演.
各ラーメン店舗のブースでラーメンを買ったら,中央のテーブルで食べる.セルフサービス式.