「目指せ!アングラー」カテゴリーアーカイブ

ほとんど釣りをしたことがない40代のサラリーマンが,息子にせがまれて釣り人を目指す奮闘記でしたが,今は息子(投稿名:TOMOYAMMA)が写真を選んで自分で文章を書くようになった釣り日記です.

冬でも釣りへ【目指せ!アングラー#13】

 気温0℃,小雪がちらつく中,どうしても釣りがしたいと言う息子とともにいつもの池へ.氷が薄く張っている。(ブルブル)

 寒いと魚は動かないんじゃぁないの.いくら息子に言っても「行く!」ときかない.こんなに寒くて本当に釣れるのか疑問だが,重ね着して,ホッカイロを背中に貼って,今年最初の屋外での釣り.

 やはり魚の影はひとつも見つからず....でも,他にも釣り人が一人いたので,釣れないわけではないようだ.

 冬は,桧原湖でワカサギ釣りにしようか.でも,なぜワカサギは冬でも釣れるんだろう? ワカサギがつれるということは,この池のブラックバスや鯉などもつれるということか???

 結局,魚は1匹もつれず.
息子曰く,「釣りの練習をしていたんだよ!」だって.

初ブラックバス!赤虫だけど【目指せ!アングラー#12】

ブラックバスがなかなか釣れない(ちなみに釣りは全て小学校低学年の息子がやっております(^^;).これまで毎週のように釣りをしているが,全く釣れない日も多く...
ルアーではうんともすんともかからず,恐らく生き餌のように見せるための巻き方が悪いのだと思うけど,餌を付けて糸を垂らすと反応が多い.

早朝4時30分に息子に叩き起こされて,5時30分頃から釣り開始!だいたい2~3時間釣りをして,8時30分頃に家路につくのが休みの日のパターンとなりつつある.

「釣り人は朝早く釣りに行くのだ!」

これが息子のいつもの口癖で,眠い目をこすりながら車を走らせていく.

そして,いつもの池へ.
既に10人くらいは釣りをしていたので,やっぱり釣り人は朝早くから行動しているのだ.

赤虫をつけて糸を垂らしたら,早速息子が叫んだ!

「ブラックバスが釣れた~!!」

祖父母の家でブラックバスを見つけて以来,ブラックバスを釣り竿で釣ったのは初めてだった.全長20cm,ブルーギルとは引きが違うとのこと.大喜びであった.

ちなみに赤虫とはこれ.

赤虫はユスリカの幼虫で,名前の通り赤色をしている.魚は大好きらしく,金魚などに餌としてあげると,食いつき方が全く違う.家で飼っているヤゴの餌としても重宝している.釣具屋さんでペットボトルキャップ1杯分を約300円で販売している.

赤虫は小さいので針に付けるのがちょっと大変だが,両手でつまんでコツをつかめばうまくいく.


今回は,餌として「ぶどう虫」も持っていった.これがブドウ虫.

赤虫よりも大きく,小さいイモムシで白色をしている.ブドウスカシバ(ハチミツガ)というガの幼虫で,渓流釣り(イワナ・ヤマメ・マスなど)用の餌として売られているが,ちょっと値段が高いのが難点.30匹で約600円であった.

すると,ブルーギルが釣れるわ釣れるわ!
20分で7匹のブルーギルが釣れたのであった.

このような繁みのある下あたりに仕掛けるとすぐに食いついてきた.魚が隠れるような繁みの下だとよく釣れるらしい.

今度は毛針でブルーギル!【目指せ!アングラー#11】

いつもの池にて.

目の前でブルーギルが泳いでいたので,毛針を「ちょん,ちょん」と水面の下で垂らしていたら,

「パクリ!」

引き上げたら,釣れた!

ついに,餌ではなくて疑似餌(毛針)で魚をつることができた!

また赤虫でブルーギル!【目指せ!アングラー#10】

日を改めた早朝の池.この前とは別の池なのであるが,赤虫をつけて釣ってみると,またまたブルーギルが釣れた!

餌の臭いで魚が寄ってくるのは最強だ!

赤虫で初ブルーギル!【目指せ!アングラー#9】

近くの池のある公園.ここは釣りのメッカとして,そこそこ地元では有名な池である.管理型釣り場だけではなく,自然の世界で釣れなければ!

しかし,ルアーは難しい.なかなか釣れない.ましてや釣りビギナーの我々には,釣ることの楽しさが伝わってこないのがルアー釣りであった.

そこで,餌を付けてみることに.リール竿で針先に赤虫を2~3匹.そしたら・・・・.

すぐに釣れる,釣れる!!

ブルーギルだった.

やっぱり,釣れると嬉しい.楽しい1日でした.

磐梯フィッシングロッジ(旧磐梯釣り公園)【目指せ!アングラー#8】

管理型釣り堀である「磐梯フィッシングロッジ(旧磐梯釣り公園)」へ行きました.

詳細は【会津考察#54】のページへ

桧原湖で自然界デビュー!リール竿の練習【目指せ!アングラー#7】

リール(リール竿)を使った釣りは,海釣りと川釣りではちょっと違うらしい.
海釣りのときには,針に餌を付けて海に投げ,リールを巻いて釣り上げるという感じだが,川釣り(淡水魚)の場合は,もっぱら「ルアー」と呼ばれる疑似餌をつけて釣り上げるというもの.
この定義が定かなものなのかまだよく分からないが,ただ,池や湖でリールを使うときは,もっぱらルアーフィッシングのようである.

で,「リールを使って投げる練習をしたい.」ということで,今日は裏磐梯の桧原湖に行ってみた.

桧原湖は「ワカサギ釣り」で有名だが,一方で,ブラックバス(スモールマウスバス)の聖地として,釣り人の間では有名なスポットらしく,まだ肌寒いのにもかかわらず,釣り竿を持った釣り人をチラホラ見かけた.陸から竿を投げている人もいるが,ボートに乗って釣っている人も多い.

ブラックバスは,餌付けて(のべ竿で)釣るのではなく,ルアーを付けて(リール竿で)リールを巻くフィッシングなのである.

ルアー(疑似餌)を付けて遠くに投げ,グルグルリールを巻いて,あたかも生きている餌のような動きを見せて魚を寄せつける.パクリと食いついたら(引きを感じたら)思い切り巻き上げるのであるが,魚がかからなかったときは,再びルアーを遠くに投げて,グルグルリールを巻く.

・・・・・ひたすらこれを繰り返す・・・・・

いやー,これは疲れる.釣りはスポーツだと聞いたことがあるが,まさに運動である.こんな釣りもあるなんて知らなかった.

さて,息子は,広々とした桧原湖畔で,周りを気にせず思いっきり竿を振り上げることができて,バス用のルアーなのかは定かではないが,リール(スピニングリール)を投げて巻き上げるコツを掴んでいた.
釣れたかって...自然界はそんなに甘くありませんでした!

+
桧原湖畔で.


まだちょっと肌寒い.残雪がある.

数日後の新聞に「熊が出た!」との記事が.まさに釣りをしていた場所! 桧原湖で釣りをする場合は熊にも注意しましょう!

 

ますつり公園で魚釣り【目指せ!アングラー#6】

屋外で釣りがしたいと言うことで,県南地方の西郷村にあるますつり公園に行くことにした.

詳しくは,以下の別ページに記載しているが,お店の目の前にある池に放されているにじますを,食べられる分だけ釣り上げて,それを調理して出してくれるというもの.

ますつり公園(にじます亭)【白河見聞録#14】

まぁ,まだまだ自然界での釣りは難しいので,このような管理型の釣り堀で魚を釣るのがよい.

材質は竹,浮きはなく,竿の先に糸を垂らして針が付けてあるといったシンプルな竿.餌を付けるとにじますが寄ってきて,結構簡単に釣ることができた.合計4匹なり.

息子曰く,
「引きが強い! これまでの釣り堀とは違う!」
養殖とはいえ,外で育てられたニジマスは元気がいいのかも!?

のべ竿とリール竿【目指せ!アングラー#5】

釣り竿にもいろいろあることがわかった.

ぐるぐる糸を巻くためのリールを付ける竿を「リール竿」,竿の先に糸を垂らして餌を付ける竿を「のべ竿」というらしい.

ひとまず,竿がなければ始まらないので,安い千円台の「のべ竿」と「リール竿」を1本ずつ購入することにした.

のべ竿は構造が単純で,言うなれば「ただの棒」である.ただし,釣りがしやすいように,タケノコのように折りたためるようになっていたり,先っぽが赤くなっていて糸が付けやすいようになっていたりと工夫がされている.

一方,リール竿はリールを取り付ける部分があって,竿には糸を通す丸い輪っかがついている.しかし,リールってどうやって使うんだろうか? 餌付けてぐるぐる巻けばいいの? 屋内型の釣り堀ではリール竿は使っていないので,よく分からないのでありました!

指南書!「ゼロからの釣り入門」【目指せ!アングラー#4】

竿と餌があれば魚は釣れるということはわかった.しかし,どんな竿がいいのか,針はどうやってつけるのか.そんな素人の我々に指南してくれるバイブルがこれ.

「ゼロからの釣り入門」小学館(税込864円)

イラストや写真で丁寧に説明が書かれているし,導入部分ではマンガで説明もされている.漢字全てにひらがながふられているのも子供が読むのに向いているが,決して子供向けというわけでもない内容である.隅から隅まで全ての文書を読みこなせれば,相当釣りに関する知識が身につくと思う.
これまで釣りをしたことがない人には,とても読みやすい入門書である.

パラパラとめくってみると・・・

延べ竿とリール竿(なんでもできるのは万能竿!?),おもりの種類,浮きや針などのしかけ(何だサルカンって?),糸の結び方(ユニノットって?),管理釣り場のルアー釣り・・・・★※▲◇×!?!?

いや~,覚えることがいっぱいあって,本当に釣りができるようになっていくのか心配になってきた・・・・

屋内型の釣り堀で【目指せ!アングラー#3】

まずは,魚を釣るということがどういうものなのか,体験してみないといけないということで,屋内型の釣り堀に行ってみることにした.

郡山市内にはスーパーフィッシングという全天候型屋内釣り堀があって,気軽に釣りを楽しむことができる.

スーパーフィッシング(釣り堀)【郡山見聞録#113】

マゴイや金魚を釣ることができるのであるが,何しろ釣りが初めてとなる息子の初デビュー!まずは,金魚釣りをやってみることにした.

「餌をつけて,浮きがチョンチョンと動いたら引き上げて」

お店の人にコツを聞いて7匹の金魚を釣り上げました!初めてにしては上出来かな.

ブラックバスの扱い方【目指せ!アングラー#2】

ブラックバスは外来魚として有名で,繁殖力も強く,在来種を食べてしまうため,生態系を乱す魚として,「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(外来生物法)により「特定外来生物」に指定されている魚である.

ということは,持ち出すことや,ほかの川に放流することはできないわけで,祖父母の洗い場で捕れたブラックバスは,一旦,同じ場所に戻したのであったが,法律的解釈に基づくとどう扱ったら良いのか.

福島県内の淡水魚に関する試験・研究を行っている「福島県内水面水産試験場」に聞いてみることにした.

「国の法律により、ブラックバスを生きたまま運搬(引取)することは原則禁止されています(別添PDFの88ページ「コラム」参照)。このため、ブラックバスは空気中での乾燥・窒息等により殺処分し、一般廃棄物として処分するのが妥当であると考えます(別添PDFの57ページ「外来生物法の規制の対象」、88ページ「5 処理方法の検討」参照)。
また、食用として活用することもご検討ください(「キャッチアンドイート」のパンフPDF参照)。」

と,資料付きの丁寧なメールで教えていただいた.

運搬してもいけないし,移動してもだめ.釣ったら処分(食べることも含めて!)するしかないのが法律上の解釈のようである.

祖父母の家の洗い場は,下流に逃げていくことが物理的に不可能な構造なので,しばらくは,そのままブラックバスを泳がしておいても問題ないと判断している.
でも,小さな子供に,ありのままに「外で干からびるまで置いといてゴミに出す」とは言えないな~...

祖父母の家にブラックバスが【目指せ!アングラー#1】

会津若松市にある祖父母(息子からみたら曾祖父母)の家には,用排水路を利用した小さな洗い場がある.生き物や昆虫に興味のある息子は,冬の間はバッタやカマキリ,ヤゴやスジエビなどの虫たちを捕まえることができず,早く春が来るのを待ちわびていたのでした.

が,寒い冬のとある日,その洗い場(小さな池といっていい)に1匹の魚の影を発見した.

早速,網ですくってみると・・・

「うわー,でかい鯉だ~」

寒さから動きが鈍いようで,簡単にすくうことができたが,こんなにでかい魚がいるなんて思ってもいなかった.

のちのち,詳しい人に写真を見せると,
「これは,ブラックバス,それもコクチバスだね~」

ブ・ブ・ブラックバス!(生まれて初めて見た!)

この日以来,虫好きな息子の興味は,一気に釣りへと傾いていった.

「釣りがしたい,釣りがしたい」

いままでほとんど釣りをしたことがない私.何からどうやって釣りを始めればよいのか? じっとがまんして魚が釣れるまで待つのは何が楽しいのか,魚はスーパーで買えばよい,私の釣りへのイメージはそんな感じであった.

アングラー(釣り人)への道を歩み始めるきっかけとなった出来事でした.