長瀬川は,猪苗代湖に流入してくる唯一の河川で,酸性度の高い水質となっている.猪苗代湖が酸性湖であるのもこのためである.
長瀬川は裏磐梯の檜原湖から流れてくるが,裏磐梯から流れてくるときは中性の水質である.途中で安達太良山系から流れて合流する酸川(すかわ)が硫酸酸性の強い水質(Ph.3程度)なため,猪苗代湖に注ぐときには強い酸性となっている.
強い酸性のため,河床の石の色が赤茶色になっている.
長瀬川で水遊びなどをして,白いTシャツなどに水がつくと,すぐに水のついた部分が赤茶色に変色してしまう.そのくらい酸性度が高い.