The city-operated bus as an advertisement
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これも石原都知事の革新都政の現れだろうか。財政赤字を補うための策として、ボディーをすべて広告のペイントとしたバスがお目見えした。写真はコクヨの糊「プリット」の広告。このようなバスは地方の路面電車やバスに見られるが(福島県の会津バスなどは、このペイントをやっている)、大都市のバスではあまり見かけたことがない。このボディペイントがなかなか広告主にとって好評だそうで、そのうち全ての都バスがカラフルな広告塔になる日も、そう遠くないのかなと思う。 このボディペイントは結構インパクトのあるデザインになっており、見る側にとっても飽きることがなく楽しむことができる。ただ、一方で、色彩景観を乱すという議論も起こっており、デザインの決定にあたっては学識経験者等による審査委員会をつくって審議の上、デザインを決めているという。約8割は書き直しになるということである。広告料は路線によってまちまちであるというが、年間160万~60万円である。 以下にいくつかのバスの写真を載せておくが、この他にもバス全体がグリーンガムの包装紙に見立ててあるものや、缶コーヒーのボスの広告など、東京に行ったときには「広告バス」を探してみるのもおもしろいのではないだろうか。
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