浅草花やしき【東京考察#191】

Asakusa Hana Yashiki (The amusement park)


花やしき入口


 浅草花やしきは嘉永6年(1853)年に上野輪王寺宮の御出入りの造園師がこの地を下賜されて造園したもので,四季を通じた百花百草を栽培する庶民の憩いの場所であった.大正天皇がお忍びで御幼少のみぎり来園されたことがあったという.明治17年には浅草公園地改正の際に,浅草寺境内の盛り場や見世物小屋などの全てが公園六区に移転することとなったが,この花屋敷だけは現在の五区に残された.後に,珍鳥や猛獣を見せるようになり,あやつり人形や山雀の芸当で評判を呼んだが,第二次世界大戦中は閉園していた.戦後において,家族でも楽しめる遊園地として現在のような遊園地となった.
乗り物が小さくて,小学校低学年までの園児・児童にとって遊びやすい遊園地であり,あらかわ遊園のような感覚の遊園地である.宙返りするジェットコースターなどといったものは存在しない.小さな遊具施設が狭い敷地内に密集して配置されており,この密集した密度の高い空間が,かえって花やしきの良さを醸し出している.入園料は大人900円で,乗り物代は別となっているが最も高いアトラクションでさえ500円である.

入園券は懐かしの硬券入場券である

乗り物に乗るときはこのチケットボックスでチケットを購入する
1枚100円 乗り放題チケットは大人2200円 子供1900円

花やしきのランドマーク的存在「Beeタワー」
3枚(つまり300円)で乗れる
  
狭い空間に施設が密集している

「ぴょんぴょん」修理中

五重塔を背景にぶんぶん回る「ザ・ニューヨーク」
(別名「空飛ぶじゅうたん」とも呼んでいたが)

背景のビルは「浅草ビューホテル」
約20年前に浅草まち興しの起爆剤として
新しい風を吹き込んだホテルである

昔ながらの花やしきの雰囲気を残すところもある

「スワン」 2枚

定番「お化け屋敷」もある

一番人気は,日本で最も古いコースター
「ローラーコースター」 4枚
ガタガタと今にも壊れそうな音を出して疾走する.

ビルの壁面ギリギリを走り抜けていく

花の湯に突っ込んでいく

ほぼ全景
右後ろに見える三角屋根は浅草寺