「ロンドン散策」カテゴリーアーカイブ

イギリス・ロンドンを中心に街の表情を紹介.

リージェントストリート・グリニッジ天文台[ロンドン散策#1]

ロンドンに降り立ち街を歩いた。ロンドンの街並みは…、イギリスの表情は……。
ちょこっと撮影したフォトアルバム集です。

(旅行年月:1997年3月)


リージェントストリート  Regent.St.

写真に写るタクシー、ロンドン名物ブラックキャビンである。ロンドンのタクシーは世界一厳しいと言われる試験をパスしたドライバーのみがハンドルを握っており、安心して乗車できる乗り物であるが、ドアは手動ですのでお間違いなく。
この道をまっすぐ行ったところが、エロスの像が建つロンドンの中心街・ピカデリーサーカスである。曲線のリージェントストリートにビルのファサードが美しい弧を描いている。重厚な街並みが続くロンドン中心部である。リージェントストリートはロンドンの東西を分ける道路で,この道を挟んで東と西では地域の性格が変わる.

2階バスからの眺め

ロンドンといえば2階建ての真っ赤な路線バスである。2階最前列はまさに特等席。高い位置からロンドンの街並みを、じっくりと眺めることができる。
ロンドンの街を歩くには、地下鉄とバスが乗り放題となるトラベルカードの1日券(One Day Travelcard)を購入するとよい。ロンドンではバスも地下鉄も料金がゾーン制となっており、トラベルカードを持っていれば料金の心配もしなくて済む。

世界標準時 グリニッジ天文台 Greenwich

グリニッジ天文台、世界標準時を刻む地である。左の写真の建物に赤い線が入っており、道路上にも区切り線が引かれているが、ここが東経0度の子午線となっている。右の時計では、世界標準時を24時間表示で示している。

コヴェントガーデン・カムデンロック[ロンドン散策#2]

コヴェント・ガーデン  COVENT GARDEN

週末、ロンドンに滞在しているのなら、是非ともマーケットに行ってみよう。コベントガーデンもそのひとつ。アップルマーケットとも呼ばれ、再開発によって生まれた商業観光エリアである。もともとコベントガーデンは1800年代にロンドンで最初に行われた貴族によるエステート開発で,野菜や果物,花などを扱う市場だった.現在の広場では大道芸人によるパフォーマンスが開かれ、その周りには溢れんばかりの人々で賑わっている。観客も大声で笑い、大きな拍手を捧げる。皆が一体となって楽しい雰囲気を創り出しており、ここに居るだけで楽しくなってくる。ぶらぶら歩いているだけでも、あっと言う間に時間が過ぎてゆく、そんなところである。

大道芸人 コベントガーデンのストリートにて

これも大道芸のひとつ。1分に1回くらい、「ピク」と動く。
日本でも近頃は新宿の新宿通りの歩行者天国などで大道芸人を見ることができるようになったが、その隣には警察からの禁止看板が立てられており、今は黙認されている形となっているのだろう。しかし、大道芸人も街の中に賑わいと楽しさを創出するひとつの文化なのだから、多少のことには目くじらを立てず、警察や役所も暖かく見守ってもらいたいと思う。中心市街地活性化には、大道芸人とライブ演奏などのソフト面を充実させる方法が最も良い方法だと思う。

カムデン・ロック CAMDEN LOCK MARKET

ロンドン版「原宿・渋谷」と言ったところか。若者に人気のあるストリートマーケットである。日曜には人々でごった返し、おしくらまんじゅう状態になる。地下鉄の改札口も大混雑。とにかく、混んでいるのでスリに注意。アクセサリー、古着、ミュージックテープ、若者に人気のあるものはなんでもある。歩道だけでは人が歩けず、車道に人があふれている。

ケンブリッジ・バース・カーディフ[ロンドン散策#3]

★ちょっとロンドン郊外に足を延ばして…

ケンブリッジ Cambridge

ケンブリッジは言わずと知れた大学の街である。街は非常にコンパクトにまとまっており、歩いて十分に回れるところである。写真は休日の商業中心地帯、歩いている人がどことなく賢く見えるのは気のせいだろうか。

バース Bath

バースはお風呂の語源となった地である。つまりローマ時代に浴場がつくられたところ。右の写真は「浴場」である。ここはかつてイギリス屈指の行楽地だったという。ジョージア朝の建物が建ち並ぶ美しい街でもある。

単なる橋かと思ったら… ウエールズの首都・カーディフ  Cardiff

ウエールズの首都・カーディフで珍しい橋に出会った。
一見すると何の変哲もないただの橋であるが、この橋を道路に立って見てみると、下の写真から見えるところが橋の上である。つまり橋の上に商店が建ち並んでいるのである。橋上ストアといったところか。
この橋は18世紀に造られた世界遺産にも登録されている「パルティニー橋」である。