表参道ヒルズ(旧同潤会青山アパート)【東京考察#194】

Omotesando Hills ( The place which was the Dojunkai Aoyama apartment in the past )


生まれ変わった表参道ヒルズ

 


 表参道ヒルズは,日本で最初の鉄筋コンクリートアパートメントだった同潤会青山アパートの跡地に建てられた再開発ビルである.地上6階,地下6階からなり,設計は建築家・安藤忠雄氏によるもので,本館内は表参道と同じ傾斜角度を持つスパイラルスロープによって,独特な建物内部の構成がなされている.また,同潤館と呼ばれるエリアは,かつての同潤会青山アパートの一棟をリメイクしてそのまま再現させており,大正時代に建てられたアパートメントの狭い空間を肌で感じ取ることができるようになっている.同潤会青山アパートは,貴重な建築物であることから保存を望む声が大きかったが,使用(居住)する側からすると,風呂なし,アンペア不足,漏水,老朽化といったことから,現在となっては陳腐化が否めない建物であった.その建築遺産を,そのまま再現しているところに,この表参道ヒルズの素晴らしさがある.新しいものと古いものとをうまく融合させている.
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左側がかつての「同潤会青山アパート」,右側が今の「表参道ヒルズ」.
建物の高さは,ケヤキ並木との調和を考えて,昔とほとんど同じ.

原宿駅から歩いてくると,いきなりジュエリーショップとなる.

建物の前には「水(せせらぎ)」が流れている

ドアの取っ手が面白い.
「ドルチェ&ガッバーナ」の店

本館の入り口 ここから中に入る

これが噂の「スパイラルスロープ」
ずっと歩いていくと,いつのまにか上の階に到着する

ショップウインドーの下を見ると,
スロープに傾斜のあることがわかる

こちらがそのまま再現された「同潤館」
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左がかつて,右がリメイク後
 
階段の最上階 本館との連絡通路がある

ドアの大きさがなんともいい

裏側

同潤館1階部分のテナント内部
これから入居するらしい

地下鉄表参道駅方面から撮影した
取り壊し前の同潤会青山アパートはこちらへ.
No.5  No.105