有楽町イトシア【東京考察#242】

Yurakucho ITOCiA

マルイがあるイトシア
上層部はオフィスとなっている


 有楽町イトシアは,有楽町駅前第1地区第一種市街地再開発事業として施工された再開発事業(約1.5ha)で,1980(昭和55)年に都市計画決定して以来,ようやく2007(平成19)年10月にオープンした施設である.有楽町マルイやイトシアフードアベニュー,レストランなどがあるイトシアプラザ,ミニシアター系のシネカノン映画館,そして10階以上の上層階はオフィスが入居している複合開発である.この再開発が行われる前は,小さな建物が密集して商業地を形成している地域だった(No.161 「有楽町駅前第1地区市街地再開発事業(従前の姿)」).地下には今話題のクリスピードーナツも入っており,早速1時間以上待ちの大行列となっていた.この再開発の完成により,有楽町駅からイトシアを通り,マリオンを抜けて銀座までの道のりがより楽しいものとなった.

半分は見覚えある景色である
フルーツの切り売りをしている果物屋(右側一帯)は変わっていない.
有楽町駅からマリオン方面への道

上の撮影位置からもう少し左に移動して引いて撮影した
背景右の建物はマリオン

マルイの入り口

駅前には広場ができた.
かつてここは道路が走っていて,横断歩道を渡った記憶がある方も多いはず.
道路は廃止されて,歩行者に優しい空間となった.
背景は東京交通会館.

JR線のガード下
かつてここも道路だったが,今は歩行者専用となった.
ビッグカメラ(旧そごう)へも行きやすくなった

JR有楽町駅(中央口)の姿は全く変わっていない.
この写真の反対側の風景が一変しているのである.

ビッグカメラ側から見たガード
レンガ造りのガードが歴史を感じさせてくれる.