神楽坂(料亭街の路地)【東京考察#97】

Kagurazaka(The alley of a Japanese-style cooking town)


神楽坂の商店街

 


 神楽坂の由来は,坂の途中にあった高田八幡(穴八幡)で神楽を奏したから,津久戸明神が移ってきたときにこの坂で神楽を奏したから,若宮八幡の神楽が聞こえてきたからなど,いずれも神楽にちなんだ諸説からきている.明治から昭和初期にかけて,山の手でもっとも栄えた繁華街で,坂の上にある山の手七福神の一つ「毘沙門天(善国寺)」の縁日でにぎわったところである.人がすれ違うのがやっとの石畳の路地に連なる割烹料亭は,神楽坂の風情を最も醸し出している.しかし,料亭街はほんの一部で,神楽坂は居酒屋や飲食店,パチンコ屋,ゲームセンターなどが広がる賑やかな商業地域で,東京理科大や日本歯科大学,法政大学などが近くにあるため,若者のコンパなどでも賑わうところである.イメージよりも現代的な街である.


石畳の料亭街


石畳の料亭街


入口には明かりが灯されている


料亭街の路地


毘沙門天(善国寺)


これが路地の幅  街灯が奥へと続いている
建物と建物の間を縫うように入る
ボケッとしていると気がつかない路地である

 
ふつうの飲屋街もある


ゲーセンで太鼓を打つ外国人
外国人観光客の姿も目につく


これが今の神楽坂である


飯田橋駅から神楽坂へ
(外堀通り 神楽坂下から)