
東京BRTは,都心と臨海副都心を結ぶバス・ラピッド・トランジット(BRT)の路線である.運行は東京BRT株式会社だが,株式は100%京成電鉄が保有している.
メイン路線は,新橋駅から一直線に伸びる都道50号線(環状二号線)を走り,臨海副都心の国際展示場駅までを結ぶ路線であるが,虎ノ門ヒルズや東京テレポート発着や豊洲回り,晴海フラッグ行きなど,派生路線もある.
このバス路線は,2018(平成30)年11月に新たに開通した築地大橋・豊洲大橋の完成によって,都心と臨海副都心(お台場・有明)を速達で結ぶものとして運行が開始され,通常の都バスの路線バスと違って,バス停間の距離が長く,速達性を高めたバスであることが特徴となっている.
これまで,お台場や有明地区の臨海副都心へは,新交通システムのゆりかもめや都バスの路線バスしかなく,必ずしもアクセスに時間がかかっていたが,このBRTの運行によって移動時間も短縮され,料金も安くなっている.
そのため,お台場や国際展示場,豊洲市場などへの訪問客のみならず,豊洲や晴海地区のタワーマンション群へ居住する住民も利用し,多くの利用客で混雑する路線となっている.連節バスにも乗れるので,東京のBRTを体験してみるのも面白い.

新橋駅では,お台場へ向かう新交通システムゆりかもめの下にBRTの停留所がある.料金は大人250円.日本テレビのある汐留タワーの隣り.

新橋駅のBRTバスのりば.

有明,国際展示場方面のバス停.BRTのバス乗り場は3つあって,隣は虎ノ門ヒルズ行き,道路向かいの乗り場は豊洲方面行きとなっている.

路線図.幹線ルートは水色のライン.このほか,晴海・豊洲ルート,選手村ルート(晴海ふ頭公園・晴海フラッグ)などへのルートがある.

こちらも路線図.

虎ノ門ヒルズ行きのバス.すべての本数ではないが,虎ノ門ヒルズまで行くバスもある.

車内の様子.日本でも珍しい連節バスに乗ることができる.乗車人数は普通の路線バスの1.5倍となる.

連接部分はこのような感じ.

多くの乗客を運べる連節バスは,これからの運転手不足の時代にはあっているかもしれない.

国際展示場駅に停車中の東京BRT(連節バス)