上野駅低いホーム【東京考察#252】

The home with the low position which is in Ueno station


上野駅低いホーム


 上野駅低いホームは13~17番線のことを指し,宇都宮・高崎線の一部普通列車と,東北本線・常磐線等の特急や寝台の優等列車が発車する.新幹線が開業する前までは,東北方面の優等列車が発車するホームで,各方面への乗客で大変な賑わいを見せていたホームであった.東京にある駅の中で,ヨーロッパのような串刺し式の終着駅の雰囲気が味わえる駅である.「低いホーム」とは,1~12番線(山手線・京浜東北線・常磐線・宇都宮線・高崎線)までの高架上の駅(「高いホーム」「高架ホーム」)と区別するための呼び名であり,上野駅は2階構造になっているのである.石川啄木の「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにいく」という歌は有名である.
 
中央改札口を通るとその奥が低いホームとなる

低いホーム
左側が13番線,右側が17番線と新幹線改札口

上部に見えるのが12番線(常磐線)の高いホーム
吹き抜けで,高いホームと低いホームが一部同じ空間となっている.

北斗星が到着した13番線

終着駅なので車止めがある

石川啄木の歌碑
「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを 聴きにいく」

家族で特急スーパーひたちを見学

特急のホーム(16・17番線)には特急券を拝見する改札口がある

ずらずら並ぶ電光掲示板は終着駅という感じになる.