小名浜港の物流機能[小名浜港の点風景#4]

アクアマリンふくしま水族館やららみゅうの物産館だけが小名浜港ではない。もっと重要な、本来の機能が小名浜港にはある。それは、工業地帯小名浜の物流を支える機能である。
石炭などの原材料を荷揚げする埠頭、資材などを運搬するコンテナ埠頭、石油を荷揚げする石油基地、硫酸などの危険物薬品をあげる埠頭、丸太・角材を荷揚げする埠頭など、港湾としての本来の機能も果たしている。

荷揚げされた石炭(粉炭)【7号埠頭】

荷揚げされた原材料等はシートで保護する。飛散防止と雨を防ぐため。【3号埠頭】

セメントの原料は船からポンプで直接輸送管で圧送されている。【4号埠頭】

木材が積まれている。最近は加工材が多くなっている。【藤原埠頭】

石油タンク【大剣埠頭】

外国船。オーストラリアからの船が最も多いが、遠くは南アフリカから1ヶ月かけてやってくる船もある。【藤原埠頭】

大剣外貿コンテナ埠頭。たくさんのコンテナが並ぶ。外貿の定期航路は韓国のみ週3便。内貿は仙台・小名浜・那珂湊を経て東京港へ週2便.【大剣埠頭】

2000年9月に導入されたガントリークレーン。【大剣埠頭】