「下郷町」タグアーカイブ

[Aizu Wakamatsu – Yunokami hot spring – Aizu Tajima – Aizu kogen Oze guchi – Kinugawa hot spring – (Nikko) – Asakusa(Tokyo) / Aizu Railway / Yagan Railway / Tobu Railway]TIMETABLE

TRAIN
Aizu Railway / Yagan Railway / Tobu Railway

[Aizu Wakamatsu – Yunokami hot spring – Aizu Tajima – Aizu kogen Oze guchi – Kinugawa hot spring -(Nikko) – Asakusa(Tokyo)]
[会津若松 – 湯野上温泉(大内宿) – 会津田島 – 会津高原尾瀬口 – 鬼怒川温泉 – (日光) – 浅草(東京)]

Aizu Railway 会津鉄道
Yagan Railway 野岩鉄道
Tobu Railway 東武鉄道

aizu-railway_20200314

※2020年6月5日までは一部時刻が変更となっている列車があります。

Reservation is not required except for limited express 予約不要(特急を除く)

JAPAN RAIL PASS
JR East-South Hokkaido Rail Pass
JR EAST PASS (Tohoku area)
×
TOHOKU HIGHWAY BUS TICKET×
Aizu Gurutto Free Pass (会津ぐるっとカード
▲:Available section Aizu Wakamatsu – Aizu Tajima
Aizu Railway(At Yunokami hot springs Station)
Aizu Railway
Aizu Railway(Aizu Mount Express/Red Color Trains)
Aizu kogen ozeguchi station

塔のへつり【会津考察#18】

Tou-no-hetsuri (Simogo town)


塔のへつり

 


 「へつり(岪)」とは会津地方の方言で「危険な崖」という意味である.塔のへつりは,大川(下流にいくにしたがって,阿賀川,阿賀野川となる)沿いに広がる景勝地で,浸食と風化を繰り返してできた奇岩奇石である.百万年の歳月をかけており,1943(昭和18)年に国指定の天然記念物に指定されている.岩にはそれぞれ名前が付けられており,屏風岩・烏帽子岩・護摩塔岩・九輪塔岩・櫓塔岩・獅子塔岩・鷲塔岩などとなっている.吊橋をわたって対岸にわたって,これらの奇岩を見ることができる.また,対岸には虚空蔵菩薩がある.
 
国道121号からちょっと入ったところに駐車場がある.
大型バスも止めることが出来る.

階段を下りて吊り橋に向かう
 
階段の途中におみやげ物屋がある.ナメコ汁無料プレゼントを行っていた.

対岸から見た塔のへつり

昭和時代の看板.なんか懐かしい感じ.

1987(昭和62)年に架け替えられた吊り橋.結構ゆれます.

手すりはないので,けっこうスリル満点.

昔は奥まで歩いて行けたが,現在は危険なので立ち入り禁止となっている.

細くて急な階段を登ると,虚空蔵菩薩がある.

新緑と紅葉の時期は,より一層美しい景観となる

【公共交通案内】
●会津鉄道 「塔のへつり」駅下車 徒歩5分程度
会津若松-湯野上温泉-塔のへつり-会津田島-鬼怒川温泉-(東武鉄道)-浅草

会津鉄道のトロッコ列車【会津考察#10】

The lorry train of Aizu railroad


湯野上温泉駅に停車中のトロッコ列車

 


 ゴールデンウィークや観光シーズンになると会津鉄道のトロッコ列車が運行される.会津浪漫の花号・星号・風号と,時期によって名前を変える.
会津鉄道は会津若松から湯野上温泉・芦の牧温泉・田島・会津高原尾瀬口までを結ぶ第三セクターで,旧国鉄時代の会津線から転換された路線である.会津高原尾瀬口からは野岩鉄道を経由して,東武鉄道の鬼怒川温泉へ抜けることができるので,北千住・浅草までが1本のレールでつながっていることになる.
トロッコ列車に乗るためには,乗車券のほかにトロッコ整理券(大人300円)を購入すれば乗車ができ,車内には小さいながら売店もあるので,ビール片手にのんびりと南会津への車窓を楽しめる.なお,撮影は5月のゴールデンウィークのときのものである.

トロッコ会津浪漫星号・会津田島行きに乗る
 
トロッコ列車は3両編成で,
それぞれが違った仕様(内装)の車両となっている.
どのタイプの車両に乗るか,整理券を購入するときに決める.
トロッコ席・展望席・お座敷席の3タイプ
 
こちらは展望席で,最も座席がよいタイプ.
運転席から前方が展望できるのであるが,
田島に向かうときは逆方向となっている.

こちらはトロッコ席で真ん中の2両目となる.
ガラスを外すこともできるが,寒いときはこのようにつけたままとなる.
トンネル内では天井に星が広がる演出がある.
 
こちらはお座敷席.掘りごたつ式となっていて,居心地がよい.
今回,会津若松駅からの乗客は全5名で,全てお座敷席を選んでいた.

2両目にちょっとした売店があって,
飲み物やお菓子を買うことができる.栃もちを買った.

大川の渓谷が車窓に広がる

西若松駅から湯野上温泉駅まで,ツアー客でトロッコ席は埋まった

トンネルに入るとトロッコ席の車両では,
プラネタリウムが点灯する.

橋の上では一旦停車するサービスもある
 
茅葺き屋根の湯野上温泉駅には囲炉裏もある

終点会津田島駅
  
田島駅で売っていた駅弁.おいしかった.
弁当を買って野岩鉄道・東武鉄道と乗り継いで東京まで行ける

大内宿【会津考察#8】

oouchi-juku


茅葺き屋根の残る大内宿

 


 大内宿は,会津若松と日光今市とを結ぶ会津西街道の宿場町として,江戸時代の宿場の雰囲気を残している場所である.集落全体がそっくり茅葺き屋根として残っており,1981(昭和56)年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている.今はシーズンになると多くの観光客が訪れるようになり,軒先で名産品やおみやげ,そばなどの飲食店を営むようになっている.毎年9月1日の防災の日には,消火栓の一斉放水訓練が行われ,この放水の様子を眺めるのは圧巻である.今回はちょうどその時に訪れたので,その模様もお伝えする.ちなみに,来年(2008年)は9月1日が日曜日とのことである.

バスは一応走っているのだが,
朝1本と夕3本の4本のみ.地元住民通学用のダイヤとなっている.
観光客は自家用車か観光バス,もしくは,
会津鉄道湯野上温泉駅からタクシーでくるしかない.

駐車場は有料で,普通車300円となっている.
大内宿整備保全協力費として集められている.
 
放水訓練中の模様.
放水は,9月1日の午前10時から3分程度行われる.
2008年は日曜日開催とのこと.
 
普段,消火栓はこのようにコンクリートの箱の中に納められ,
上には木製の蓋がかけられている.

電柱など一切ない.江戸時代の空間が体感できる

軒先でお土産品などを売っている

起き上がり小法師も売っている
 
民家の先には,山からの水が流れていて,
ラムネやジュース,缶ビール,キュウリやトマトなどが冷やされて,売られている.

しんごろう餅
店先で無料のお茶を飲みながら座って食べることもできる.

ねぎ1本で食べる「ねぎそば」の店
大内宿では,1軒1軒微妙に扱っているものが違うので,
それぞれ回ってみると楽しい.

茅葺き屋根の民家

子安観音へ向かう階段を上がると,山の中腹から大内宿の全体を眺めることができる.

【公共交通案内】
●会津鉄道 湯野上温泉駅下車 タクシーで約15分(片道2000円程度
※路線バスは地元住民通学用のダイヤとなっており,観光客には不適.