都庁の展望台(西新宿) 【東京考察#227】

Tokyo Metropolitan Government’s observatory (shinjuku)


都庁を下から見上げる


 都庁は,平成3年に丸の内(現東京フォーラム敷地)から新宿副都心の現在の場所に移転したもので,都庁舎の竣工は平成3年3月,第一本庁舎,第二本庁舎,都議会議事堂からなっている.第一本庁舎の高さは243m(地上48階)で,しばらくの間は,かつて日本一だったサンシャイン60を抜いて日本一の高さだったのであるが,横浜のランドマークが完成してからは,日本一の座を明け渡して「都内一」の高さを誇っていた.ところが,六本木の東京ミッドタウンが完成してからは,都内一の座も明け渡すこととなったが,展望台への入場は無料ということもあり,高いところから手軽に東京を眺められるスポットとして,多くの人が訪れている.
展望室のあるところは第一本庁舎の45階,高さ202mである.第一本庁舎は,上層部にいくと北側と南側に分離されるようになっており,展望台も「北展望台」と「南展望台」の2カ所存在している.それぞれは展望室では行き来することができないので,1階の展望室行きエレベータに乗るときに北側に行くのか,南側に行くのかを選択しなければならない.
開館時間は,9時30分~23時までとなっており,夜遅くまで夜景を楽しむこともできる.ただ,17時30分以降オープンしているのは展望室フロアの一部でバーを営業している北展望室のみである.閉館日は火曜日であるが,南展望室と北展望室を交互に閉めているので,どちらかの展望室には入れるようになっている(点検日などの例外を除く).また,南展望室の一部をイベントなどの会場として、有料で利用することもできるようになっている.

展望室(45階)行き直通エレベータ
入口で荷物のチェックがある.このエレベータは結構遅い.
北展望台と南展望台では乗り場が違う.

銀座「博品館」のお土産ショップがある
 
無料で入れるのも魅力のひとつ

眼下には,首都東京の巨大な街並みが広がる
  
眺望三連発
 
展望室にはカフェ&バーがある
昼はカフェとして,夜はバーとして23時まで営業している
ピアノまで置いてあって,なんか本格的で役所的ではない

下りのエレベータに乗るのにも行列する

お土産屋に,王貞治や長島茂雄のブロマイドとともに石原裕次郎も置いてあった.
せっかくだから都知事石原慎太郎氏もあれば面白いのでは.
右に映っているジオラマ東京(鳥瞰図)は人気商品のひとつ


1階には「東京観光情報センター」があり,
国内外から東京を訪れる人のために
さまざまな種類の無料パンフレットが置かれている.