新宿御苑【東京考察#182】

Shinjuku Gyoen National Garden


新宿御苑内


 新宿御苑の始まりは天正18(1590)年に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した時,譜代の家臣であった内藤清成に与えた江戸屋敷の一部である.その後,皇室の庭園となっていた時期を得て,戦後は厚生省(現在は環境庁)所管の公園として一般に開放されることになったものである.
広々とした庭園内は家族連れやカップルがひとときの緑の安らぎをもとめて散策しており,都心のなかのオープンスペースとして貴重な空間である.大きな一眼レフカメラを構えたアマチュアカメラマンの姿も見かける.ちょっと時間があるときに,新宿の喧噪から離れてぶらっと立ち寄ってみるのもよい.新宿御苑内では皇室の紋章として用いられている「菊」の栽培も行われ,毎年11月になると菊花壇展が行われている.

新宿御苑新宿門
現在入れるゲートは,「新宿門」「千駄ヶ谷門」「大木戸門」の3カ所のみ

入場は大人200円
さすがは環境省所管の公園,チケットは回収と再利用が可能な磁気式を用いている

広々とした芝生

茶室もある.700円で立札席の抹茶を楽しめる.

日本庭園の中にそびえ立つNTTドコモビル
日本文化とニューヨークのような高層ビルとのシンメトリーが面白い

美しく剪定・管理されている

浮遊植物で覆われた池

家族で・・・

プラタナス並木

歴史の古い温室