Shinjujku sub center (Skyscraper town)
![]() 都庁からの眺め |
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新宿副都心は、東京都の市街地整備の一環として掲げられた8つの「副都心」のひとつである。「副都心」とは、都心に集中する(ここでいう都心とは大手町などの東京駅周辺(千代田区・中央区・港区)の本社業務の集中している地区を指す)業務機能の受け皿として、また各地域の商業や文化、生活などの広域的な拠点として設定された地域で、新宿の他に、池袋、渋谷、大崎、錦糸町・亀戸、上野・浅草、そして臨海副都心(お台場)が存在する。 新宿の開発テーマは「ビジネスとふれあいの広がる街」だぞうで、昭和47年の京王プラザホテルを皮切りに、次々と超高層ビルを林立させ、今ではニューヨーク摩天楼を思わせる立派な超高層ビル街が形成された。ここはかつての淀橋浄水場跡地を開発したもので、開発当時は今の臨海副都心(お台場)のように、ただただ空き地の広がる空間があった。「太陽に吠えろ」のテレビドラマを見ていた方は、かつての新宿副都心の姿を思い出すに違いない。 現在、新宿副都心で最も高い建物は、東京都庁である。新宿副都心のいいところは、大抵のビルの展望台が無料であるというところである。いやなことがあって遠くを眺めたいとき、よくここの展望台に足を運んだものである。
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