
ヨークパークは,イトーヨーカドー郡山店の閉店後,ヨークベニマル西ノ内店を中心として再オープンしたショッピングセンターである.2025(令和7)年3月14日にグランドオープンした.売場面積は,ヨークパークで15,424 ㎡,駐車場は1,305台を備える.
なんといっても,イトーヨーカドーのときと比べて,テナントが大きく入れ替わっており,福島県内初出店となるLOFTをはじめ,再び県内への出店となった赤ちゃん本舗やくら寿司,ユニクロ大槻店からの移転による出店など,魅力あるテナントが集まったところに特徴がある.オープン前からマスコミなどでも取り上げられ,話題沸騰のショッピングセンターとなった.
このヨークパークの良いところは,まず,コンパクトな中でも色々と揃う幅広い種類の店舗が展開されていること.イオンモールなどは巨大な店舗でとても大きく,それはそれで魅力的なのだが,店内を歩いて目的のものを探すまでに時間と労力を要するため,このような適度な大きさで何でも揃うショッピングセンターはとても行きやすい.
次に,公共交通である路線バスで行くことが容易であること.郡山駅から福島交通の路線バスで約15分,西ノ内経由のバスに乗れば230円(西ノ内病院前下車)でたどり着く.本数も,平日は10分おき,休日は20分おきに走っており,1日に数本しか走っていないローカルバスとは違って時間を気にする必要がない.ユニクロの場合は,これまでバスで行くには不便なところに店舗があって車でしか行くことができなかったので,公共交通でユニクロに行けるのはとても嬉しい限り(基本的に僕は車の運転が嫌い!).
さらに,市街地の中にショッピングセンターがあること.大きなショッピングセンターは郊外にあることが多く,どうしても車でちょっと遠出するイメージがある.郡山駅前とはいかないまでも,中心市街地からほど近い場所にショッピングセンターがあるのは,とても気軽に行きやすい場所となるのである.
そんな,オープンして1週間ほどした祝日である3月20日に,ヨークパークに行ってみました.


郡山駅からは10番のりばのバスに乗ればヨークパークまで行ける.全てのバスが西ノ内経由で乗車可能.(福島交通の時刻表(郡山駅)・(太田西ノ内病院前))
ちなみに,福島交通の路線バスでは,最近,クレジットカードのタッチ決済で乗れるようになった(マスターカードは非対応なので注意).この場合,整理券を取らずに,乗るときと降りるときに機械にタッチするだけで済むのでとても便利.

下車するバス停は「西ノ内病院前」(郡山駅から大人運賃230円).一つ先のバス停「西ノ内二丁目」でもよいが,郡山駅から乗車した場合だとバス運賃が30円アップする.



建物はイトーヨーカドーのまま.外装や内装をリニューアルしている.


1階入口を入ると,イベントなどが開催できるスペースがある.

これが主なテナント一覧.まだ他にもテナントが入っている.詳しくはこちらの公式ホームページで.





ミスド,たこ焼き,焼き鳥,クリームボックス(ロミオ)...イートインできるスペースもある.目の前で焼いているので,食欲がそそられるんですよね~.

そして,1階にはユニクロ.大槻店から移転してきた(大槻店は閉店に).

1階の奥に,福島県内でおなじみのスーパー,ヨークベニマルがある.

2階とえばLOFT.福島県内初出店とあって,多くの人で賑わっている.郡山で文房具といえば,うすい百貨店の丸善か,富久山にあるオフィスエイトであった.



そのほか2階には,ヨークベニマルの衣料品店,ハニーズ,タリーズコーヒーなどがある.








3階はたくさんテナントが入っていて,靴のABCマート,眼鏡のJINS,雑貨のパステル,宝飾のMASHIKO,100円ショップダイソー,買取の大吉~~,などなど幅広く盛りだくさん!





そして4階には,赤ちゃん本舗,体操教室,ラーメン大志軒,牛タン利休,くら寿司など.くら寿司は午前11時には「3時間待ちで~す」と店員さんが案内していた!

エスカレーターの吹き抜け

ロフトでは,地域限定グッズとなる酪王牛乳の赤べこなどを売っていた.

ヨークパークの隣には,平地の駐車場を挟んで西部プラザがあり,タリーズ脇にある2階の連絡通路で行き来することができる.



ちなみに西部プラザには,スポーツ用品・ファッションのゼビオ,家電のケーズデンキ,ゲーセンのナムコ,雑貨のビレッジバンガード,ケンタッキーにサーティーワンアイスが入っている.
相乗効果で,西ノ内に来れば何でも揃うのである.

午前11時で既に満車.左のヨークパーク,右の西部プラザ,どちらにも建物内の立体駐車場も完備されていて,駐車台数は合計で約3,000台とのこと.