谷中七福神めぐり(天王寺・護国院・不忍池弁天堂)【東京考察#310】

The Yanaka Seven Gods of Good Luck traveling


七福神

 


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 谷中七福神は江戸最古の七福神と言われている.七福神めぐりとは「恵比寿」・「大黒天」・「毘沙門天」・「弁財天」・「福禄寿」・「寿老人」・「布袋尊」の七神が祀られている寺社をめぐって,家内安全や商売繁盛,縁結びなどの「万幅招来」を祈願するために,室町時代に京都から始まって,江戸時代に全国に広まり,お正月に参拝するものである.この期間には御神体を御開帳し,御朱印を授けてもらえる.七福神は人々に幸福をもたらす神として古くから信仰の象徴とされていて,この谷中七福神巡りを終えたあとの心のすがすがしさ,心のスッキリ感は何とも心地よい.
谷中七福神の御開帳,御朱印は,1月1日(元旦)~1月10日まで(2011年以降.かつては1月15日まで実施していた),時間は9時~17時まで行われる.谷中七福神御朱印和紙1000円をまずは購入(各寺で購入できる)し,各寺で御朱印を受ける際に200円ずつ納める.総距離は約5kmとなっていて,単純に計算すると約1時間30分で歩けそうであるが,寄り道などしていると結構時間の経つのが早くて,最低でも時間は3時間程度を見ておいた方がよい.(時間が短いと,御朱印をもらうためだけに急いで歩いているだけの感じがしてしまい,歩くことが楽しめなくなると思う)


長安寺→天王寺 (約0.3km 約6分)

長安寺から天王寺までは谷中霊園の中を歩いていく

霊園内の天王寺駐在所にて左に曲がる

谷中霊園・ソメイヨシノの桜並木の中を歩く
静かな環境の中,両側には墓地が広がる
<毘沙門天・びしゃもんてん>
⑤天王寺・てんのうじ
ご利益:威光

天王寺.実は,日暮里駅の横(の坂の上)にある.

毘沙門天が祀られている毘沙門堂
このお堂は1961(昭和36)年に完成した.
1957(昭和32)年の放火によって焼けてしまった五重塔の残材で建てられている.

釈迦如来座像がある.
江戸時代には,徳川幕府公認の富くじが行われ賑わっていた.


天王寺→護国院 (約0.9km 約17分)

谷中の街を歩いていく.

谷中らしい建物が見られる

<大黒天・だいこくてん>
⑥護国院・ごこくいん
ご利益:富財


護国院の正式名称は「東叡山護国院大黒天」と呼ばれ,別名「東叡山釈迦堂」である.
寛永寺の子院となっており,1630年に開基した.

護国院本堂


護国院→不忍池弁天堂 (約1.1km 約21分)

ゴールを目指して,ひたすら歩く.
上野高校前の専用歩道橋.
だんだん日も暮れてきた.

上野公園に入ると,あと少しだ.
 
レンガ造りの古い建物の横を通り,
清水坂を下がっていく.

森鴎外居住の跡となっている鴎外温泉
(水月ホテル鴎外荘)

上野動物園のモノレールが見えてくると,
不忍池弁天堂はもうすぐだ.

不忍池の真ん中に島があり,そこに弁天堂がある.
<弁財天・べんざいてん>
⑦不忍池弁天堂・しのばずのいけべんてんどう
ご利益:愛敬

参拝の行列ができていた.
午後5時で閉まってしまうので,御朱印を先にもらって列にならんだ.
17時まであと20分となっていた.

不忍池弁天堂 本堂

甲府鳥もつ煮の屋台には行列ができていた



全部揃った,谷中七福神御朱印和紙.
田端駅を14時に出発し,終了したのは17時であった.

お寺でもらえる地図
JR田端駅でも,JRのパンフレット地図が配られている.