The automatic ticket gate only for changes
![]() 乗り継ぎ専用の自動改札機(オレンジ色) |
ちょっとパズルのような話しなので,頭を柔らかくして読んでください.
電車の運賃というのはキロ制となっているので,同じ会社であれば乗り換えても通しの切符で乗ることが出来る.つまり,同じ会社であれば乗換駅でも改札を通らないで済むのである.ところが,営団地下鉄の場合,駅によっては離れているときがあって,構造上改札口を通らないと地下鉄を乗り換えることができないことがある.そんなときは,改札を出ても再び切符が必要となるので,検札をするだけで切符が再び出てくる自動改札機を通らなければならない.その改札機が「乗り継ぎ専用の自動改札機」なのである. 乗り継ぎ専用自動改札機は,オレンジ色に塗られており,この改札機を通ると切符が再びでてくる仕組みになっている.これ以外の改札機を通ると,乗り継ぎしないで当駅で下車するものとして切符が出てこないで回収される. この「乗り継ぎ専用自動改札機」には賢い仕組みが取り入れられている.乗り継ぐ予定のなかった乗客が誤ってこの改札機を通ると,扉が開いて切符も回収されずに出てくるが,乗客は下車するつもりなので切符をとらないでそのまま通り抜けていく.すると,出ていた切符は5秒くらいくると自動的に引っ込んで回収される仕組みになっている.こうすれば,次の乗客がきても問題なく通常の待ちの状態に戻る.さて,ここで問題となるのが,乗客が混雑していて連続で乗り継ぎ専用自動改札機に進入したときである. 通過する人すべてが乗り継ぎ専用自動改札機の仕組みを知っていて,切符をとってくれれば問題は起こらない.次々とスムーズに乗客をさばいてくれる. パターン 1
パターン 2
パターン 3
地下鉄にご乗車の際,乗り換えの時はオレンジ色の「乗り継ぎ専用改札機」を,下車するときは普通の改札機を通りましょう.賢い使い方としては,途中下車ができるということですが,乗り継ぎ時間に制限がありますのでご注意を. |