代々木公園【東京考察#304】

Yoyogi Park


代々木公園の噴水


 代々木公園は,広さ54.1haで東京ドーム11個分の広さを持つ公園で,東京都が管理している.地図を見ると明治神宮と隣接していて,一体のように見えるが,明治神宮と代々木公園は歩いて行き来できるようにはつながっていない.1909(明治42)年に陸軍省が代々木練兵場を新設し,敗戦後はアメリカ軍に接収され宿舎施設のワシントンハイツとなって,1964(昭和39)年には東京オリンピックの選手村となって,1967(昭和42)年に現在のような都市公園となって開園した.
代々木公園と聞くと,駅からちょっと遠くて気軽に行けないイメージがあった(私の勝手な固定観念である)が,山手線の原宿駅から歩いて3分ほどで原宿口に到着し,気軽に散策することが出来る.園内を横断して,地下鉄千代田線の代々木公園駅か,小田急線の代々木八幡駅を利用して帰ることも可能.

原宿口
お金のかからないデートコースとして,若者にも人気.
ランチボックスをもって芝生の上で「お食事」,なんていうのもいいかも.
夜景の素敵なフランス料理だけが全てではない!
ちなみに,午後5時から午前5時までは入園不可.
 
都心では貴重な緑のオープンスペースである.
ビニールシートを敷いて,ゆっくりと食事をしている人が多い.

オリンピック選手村当時の宿舎(オランダ選手が利用)が保存されている
 
バードサンクチュアリでは,野鳥の観察も出来る.
アマチュアカメラマンも多く撮影しているポイント.
野鳥の好む実ができる木を植えて柵で囲っている.
 
噴水のある噴水池

サルスベリの花

ビルやコンクリートに囲まれた都会にいると
緑に囲まれた空間に身を置いて,ぼーっとしてみたくなる.

中央広場
思い切り遊べる.砧公園と並んで,このような空間があるのは貴重である.

木陰では,管楽器などの練習をしている人も多い.
近隣に音を気にしないで思い切り練習ができる.しかもお金がかからない.

サイクリングコースも整備されている

代々木公園イメージマップ
上側が原宿駅 下側が代々木公園駅,代々木八幡駅

帰りは小田急線の代々木八幡駅から新宿へ.
ちょっと細い道を歩かなければならないため,地図を見て駅を探した方がよい.