東京都庭園美術館【東京考察#166】

Tokyo Metropolitan TEIEN Art Museum


正面入口


 東京都庭園美術館は,朝香宮邸(朝香宮殿下:久邇宮家第8王子,妃殿下:明治天皇第8皇女)として昭和8(1933)年に建てられた建物を昭和58(1983)年にそのまま美術館として公開したもので,戦後は外務大臣や首相公邸・国の迎賓館などとして使用されていた.
建物は1920年代から1930年代にかけての,ヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を現在に伝えるもので,フランス人が設計し,内部装飾もフランスをはじめとする外国から輸入されたものが使われている.都内におけるオアシスとして,歴史ある建物と庭園とが調和した落ち着いた空間が広がっている.
庭園美術館の中
アールデコ調の歴史ある旧朝香宮邸
広々とした西洋の庭園
いくつかモニュメントが置かれている
日本庭園もある
 
お茶室もある
梅が咲いていた