「都バスでGO!~都バスで東京発見~」カテゴリーアーカイブ

旅の基本は路線バス! 都バスを路線ごとに紹介. 街を眺めるのにはバスに乗るのが一番です.地域の雰囲気が空間で伝わってきます.東京の中を縦横無尽に走っている都バスにのって,素顔の東京を発見するのもいいのではないでしょうか.

木11折返 東陽町駅⇔若洲キャンプ場[都バスで東京発見]

東京23区内唯一のゴルフ場もある若洲海浜公園までを結ぶ路線

木11折返 東陽町駅⇔若洲キャンプ場(経由)新木場駅 深川営業所

路線keyword:若洲海浜公園,若洲キャンプ場,若洲ゴルフリンクス,新木場


新木場のさらに南に位置する若洲海浜公園までを結ぶ路線であり、若洲の物流・倉庫関係会社へ通う通勤客と若洲海浜公園等へ向かうレジャー客を輸送している。
東陽町駅から東京ヘリポートまでは木11甲系統と同じルートを走る。
東京ヘリポートを過ぎると、砂町南運河を若洲橋で渡って若洲へと入る。若洲橋の上からは釣り糸を垂れる人々が数多くいるが、近くには釣り禁止と書かれた看板が立てられている。若洲は、夢の島同様、東京都内から出る生ゴミを埋め立てて造成された、物流業者の倉庫と公園等のレジャー施設が存在する人工島である。
若洲橋を渡り終わると、東京23区内唯一のゴルフ場である東京都若洲ゴルフリンクスのクラブハウス前(左手)となる。このゴルフ場は、18ホール、約6800ヤード、岡本綾子が監修した本格的なゴルフコースであり、都営であることから料金も格安なものとなっている。また、全国でも珍しく禁煙のゴルフ場となっているが、これは埋立地の地盤から出る可燃性ガスを放出するためのガス抜き管が、あちこちに設置されているためである。ちなみに、爆発の危険性はもうなくなっているのでご安心を。
バスは右折して、物流業者の事務所に立ち寄る迂回するルートをとる。休日になると、バスは右折せず、若洲海浜公園まで直進してしまう。若洲の埋立地は、忽然と建っている大倉庫と雑草の茂る大空地のみであり、大きな空き地に雑草が茂る風景は、まるで北海道の湿原のようである。ここは、発展途上の埋立地である。ちょっとむかしまでは、お台場(13号埋立地)もこうであった。
江東倉庫会館を出るとバスは右折し、若洲海浜公園へ向けて直進する。道路にはあちこちにゲートが取り付けられており、「関係者以外立入禁止-東京都港湾局」と書かれた看板が取り付けられているが、昼間は開いており、バスはそのゲートを通過していく。夜間における「走り屋」を閉め出すためのゲートなのだろう。ドライバーテクニックを試すには絶好の場所である。
左手にはゴルフ場が広がり、右手には若洲海浜公園が現れた。そして、突き当たりをUターンすると、終点若洲キャンプ場(若洲海浜公園)に到着する。
若洲海浜公園は、キャンプ場、多目的広場、サイクリングロード、遊歩道、サイクル広場、海釣り施設、人工磯、ゴルフ場、ヨット訓練所が存在する野外レクリエーション公園である。

木11乙 東陽町駅⇔潮見駅[都バスで東京発見]

東陽町駅と潮見駅を結ぶ路線

木11乙 東陽町駅⇔潮見駅(経由)新砂二丁目・新東京郵便局 深川営業所

路線keyword:明治通り,ウッディランド東京(東京木材センター)


東陽町駅から新砂一丁目までは、木11甲系統に沿って走り、そこから右に折れてJR潮見駅までを結ぶ路線である。新砂一丁目までは、木11甲系統と同じルートを走る。
新砂一丁目を出ると、新砂二丁目交差点を右折し、砂潮橋を渡って潮見に入り、JR京葉線の高架橋を見て右折すると、終点潮見駅に到着する。潮見には東京木材センターがあり、林野庁東京営林局による木に関する展示場「ウッデイランド東京」が存在する。

木11甲 東陽七丁目⇔新木場循環[都バスで東京発見]

東陽町と木材の貯木場・新木場を結ぶ循環路線

木11甲 東陽七丁目⇔新木場循環(経由)東陽町駅・新木場駅 深川営業所

路線keyword:新木場(貯木場),東京ヘリポート,夢の島,明治通り


木11系統は東陽町駅・新木場駅と新木場・若洲を結ぶ路線であり、貯木場を中心にぐるりと循環する木11甲系統、新砂一丁目から右折して潮見駅までを結ぶ木11乙系統、そして、新木場よりさらに南に位置する若洲キャンプ場までを結ぶ木11折返系統が存在する。

東陽七丁目・東陽町間は非常に本数が少なく、1日に数本しか運行されていない。
東陽7-東陽町駅 未乗

東陽町駅を出ると永代通りを東に走り、団地やマンション等の高層住宅を眺めながら、右手に江東運転免許試験場を見て、境川交差点を明治通りへ右折する。
沿線には大倉庫・工場が立ち並び、渋谷・新宿・池袋の明治通りとは全く違った景観を見せる。左手に新東京郵便局・東京小包郵便局を見て、夢の島大橋を渡る。橋の上からは、プレジャーボート等が係留されている夢の島マリーナを左手に見ることができる。
橋を渡ると、夢の島となる。夢の島は、東京都内の生ごみの処理場として、昭和32(1957)年に埋め立てが開始され、昭和42(1967)年に終了した14号埋立地のことである。一時期「ゴミの島」などと揶揄されたこともあったが、現在は、熱帯植物園、マリーナ、第五福竜丸展示館、夢の島公園、総合体育館などが存在し、「夢の島」はレクリエーションの場として定着している。「夢の島」という名称は正式な町丁目名であり、住所も「東京都江東区夢の島……」となっている。首都高速湾岸線、JR京葉線の高架をくぐると、新木場駅前となる。
新木場駅からは循環ループ運行となり、第一貯木場・第二貯木場を中心として右回りに走っていく。新木場は、それまで木場に集中していた木材業者を、水上交通の不便さと防災上の観点から移転させてできた木材流通基地である。
新木場一丁目、新木場東と過ぎ、左手に管制塔が現れると、東京のヘリコプターの基地である東京ヘリポートとなる。バスは右折し、車窓には角材の積まれた山が現れる。窓を開けると木の香りが車内にまで漂ってくる。そして新木場三丁目となる。
左折するとバスは最徐行し、上下に規則正しく小刻みにガタガタ揺れながら右カーブを走る。スピード防止のため、道路路面にバンブと呼ばれる凹凸が付けられているのである。たまに通過するなら楽しめるが、毎日通過する運転手や乗客にとっては気の毒な存在である。
左手に砂町南運河が広がった。向こうに見える陸は若洲である。雑草の茂る空き地も多く、埋立地特有の荒涼さも感じられる。
再びバンブを通過して右に曲がり、南千石橋を渡る。左右を見渡すと、水に浮かぶ木材を見つけることができる。そして、しばらく走ると新木場駅となり、バスは再び明治通りを戻っていき、東陽町を目指して走っていく。

錦11 錦糸町駅⇔築地駅[都バスで東京発見]

錦糸町と築地とをビジネス街の路地裏的な道路で結ぶ路線

錦11 錦糸町駅⇔築地駅(経由)新大橋・茅場町 江東営業所

路線keyword:築地,下町的な風景とビジネス街


錦糸町駅前もずいぶん様変わりした。駅前デパートなどのリニューアルにより、汚らしい街から綺麗な街へ。築地駅のバスは駅前のターミナルから発車せず、少し離れた四つ目通りの住友銀行前から発車する。
錦糸町駅を出ると、四つ目通りを南下し、住吉にて右に曲がる。新大橋通りを東に走る。菊川、森下と都営新宿線の駅前を通り、隅田川を斜張橋の真新しい新大橋で渡って、中央区日本橋浜町となる。
左手に水天宮が現れ、蛎殻町となる。だんだんとオフィスビルが建ち並ぶようになり、景色が変化してくる。鎧橋で日本橋川(上には首都高速)を渡ると、証券会社のオンパレード・兜町界隈となって茅場町となる。
オフィスビルの谷間の裏路地的な2車線道路をバスは走っていく。八丁堀、桜橋、新富町となって、晴海通りの手前で終点築地駅となる。バスを降りて正面に歩くと、左手に築地本願寺の正面が見える。錦糸町駅行きのバス乗り場は、築地本願寺前からの発車となる。築地市場は、晴海通りを渡ってすぐのところにある。

黒10 目黒駅⇔東京駅南口[都バスで東京発見]

東京駅・芝・麻布十番・白金台を結ぶ路線

黒10 目黒駅⇔東京駅南口(経由)一ノ橋・御成門 目黒営業所

路線keyword:増上寺の三解脱門,赤煉瓦駅舎,麻布十番,芝


威風堂々とした街並みの広がる東京駅南口の東京中央郵便局の隣から、バスは出発する。左手に赤煉瓦駅舎を見ながら右折し、続いてはとバスのりばが現れる。正面突き当たりは新宿副都心に移転した都庁の跡地であり、現在は国際的な総合文化情報施設である「東京国際フォーラム(国際会議場)」の建物がほぼ完成し、開業に向けて準備が進められている。
左手に東京国際フォーラムを眺めて、馬場先門交差点にて日比谷通りに左折する。直進すれば二重橋となる。右手には馬場先濠と皇居外苑の緑が眺められ、重厚な明治生命館等のビルディングが現れる。首都東京を思わせる威厳ある景観が続く。日比谷交差点を過ぎると、左手に帝国ホテル、右手に日比谷公園が現れる。
日比谷通りを南へ走り、御成門を過ぎると左手が港区役所となって、右手に芝公園の緑が現れる。そして右手には、徳川家康が徳川家の菩提寺とした増上寺の真っ赤な三解脱門が突然現れる。古川を芝園橋で渡ってバスは右折する。右手には東京タワーが望める。芝園橋から古川橋までは都06系統と同じルートを走る。
古川橋を出るとバスは直進せず、「く」の字型に経路をとって魚藍坂下の停留所に止まる。桜田通りに入って、終点まで東98系統と同じルートを走る。清正公前で目黒通りに右折し、白金台の界隈を走って、駅ビル「サンメグロ」が現れると、終点目黒駅に到着する。

平成12年12月、都営大江戸線・営団南北線の開通により廃止された。

都08 日暮里駅⇔錦糸町駅[都バスで東京発見]

川の手地域を走る利用価値の高い都市新バス・グリーンリバー

都08 日暮里駅⇔錦糸町駅(経由)千束・押上 南千住営業所

路線keyword:川の手(下町)地域,碁盤の目道路,リバーピア吾妻橋,日暮里駄菓子屋,グリーンリバー


電車では遠回りをしなければならない区間である日暮里駅と錦糸町駅とを結ぶ、比較的利用価値の高い都市新バス・グリーンリバー路線であり、かつての里23系統である。グリーンリバーとは「川の手」地域を走るということで付けられた名称である。「川の手」という言葉は、武蔵野台地に広がる「山の手」という言葉に対抗して作られたもので、川の多い下町低地の広がる地域を「川の手」と呼んで、地域のアイデンティティーを育んでいこうというものである。
錦糸町駅バスターミナルを出ると、JR線のガード下を通り、四ツ目通りを北上する。関東大震災後の帝都復興計画によって造られた錦糸公園を右手に見て、碁盤の目状に道路の入った地域を走っていく。太平、横川、業平と通過し、押上となると浅草通りへ左折する。北十間川北側に京成電鉄の本社がある。そして、商店街が続くようになると業平橋となり、こちらの北十間川北側には東武鉄道の本社が建っている。
吾妻橋二丁目交差点にて右前方の2車線の道に入るが、通りの名前は浅草通りで変わらない。右手には、リバーピア吾妻橋・吾妻橋ホール・アサヒビール本社・墨田区役所等のビルが建つ再開発事業地が現れ、すっかり名物になった金色の炎のオブジェがビルの上に乗っている。隅田川を吾妻橋で渡り、右手には東武鉄道の鉄橋、左手には駒形橋のアーチ橋、さらに後ろを振り向くと眩しい色彩を放つ金色の炎のオブジェを見ることが出来る。この「リバーピア吾妻橋周辺地区」の景観は、建設省主催による都市景観100選に選ばれている。
右手に水上バスのりば、東武浅草駅・浅草松屋デパートを見てバスは右折し、浅草松屋前となる。浅草二丁目で左折し、浅草寺の裏側を通って、西浅草三丁目で国際通りに右折する。
吉原遊郭で有名だった千束を抜け、竜泉となるとバスは狭い2車線道路に左折する。遊郭は千束四丁目あたりに存在していた。現在でも特殊浴場街として知られる場所である。
竜泉からは住宅の密集する下町風情を色濃く残す地域を走っていく。くねくねとしばらく走っていくと、噴水のある駅前ロータリーに入って、終点日暮里駅前に到着する。駅の北側には10軒ほどの駄菓子問屋街があり、昔懐かしい駄菓子を買うことができる。これも下町風情のひとつである。

都07 錦糸町駅⇔門前仲町駅[都バスで東京発見]

JR総武線と営団東西線とをコの字型に結ぶ都市新バス路線

都07 錦糸町駅⇔門前仲町駅(経由)亀戸駅通り・境川 葛西営業所

路線keyword:門前町,砂町,運河・水路,木場,貨物小名木川駅,グリーンスター


JR錦糸町駅前のバスターミナルを出ると、国道14号線・京葉道路をJR線と平行に東へ進む。亀戸駅前にてバスは右折し、明治通りへと入る。今度は南へと進路を変える。
都営地下鉄西大島駅を過ぎ、周囲にはマンションや団地などの高層住宅が多く目に付く。そして、北砂三丁目バス停付近に来ると、右手に聞き慣れない「小名木川駅」と書かれた看板が通り過ぎた。JR貨物の専用駅であり、昭和4(1929)年に開設された、木材の運送を主に行う貨物駅である。
この付近の地名を眺めると、北砂、東砂、南砂、そして新砂と、「砂」の名前が多いことに気づく。この辺り、かつては海岸の寄り洲(風波などによって砂が吹き寄せられてできた洲)であって江戸初期に新田開発された地であるという。
日曹橋交差点にてバスは右折し、永代通りを西に進む。この路線はきれいなコの字を描くようにルートが設定されている。左手には、都内に三ヶ所ある運転免許試験場のひとつである江東試験場が現れる。そして東陽町駅前となる。
バスは地下鉄東西線の上を走り、かつては木材の貯木場があり、江戸時代より材木業者が集まって賑わっていた木場となる。勿論「木場」という地名もそこからきているものである。現在、木場は移転しており、ここより南東に位置する14号埋立地に新木場として貯木場が存在している。
この界隈は水と関わりの深い地域である。運河や水路が道路のように縦横に貫いているのが分かる。昭和初期までは海にも近く、魚介採取を職業とする漁師も多かった。八月には江戸三大祭りの一つである”水かけ祭り”が行われる富岡八幡宮前、毎月1・15・28日の縁日には屋台で賑わう深川不動前を過ぎると、かつては深川富岡門前仲町、蛤町等と呼ばれていた門前仲町に到着してバスは終点となる。保存会のメンバーによる木場の角乗りや深川の力持ちが見られるのは、南に流れている大横川に架かる黒船橋付近においてである。

学07 東大構内⇔御茶ノ水駅[都バスで東京発見]

御茶ノ水駅と東京大学を直結する路線

学07 東大構内⇔御茶ノ水駅(経由)竜岡門 大塚営業所

路線keyword:東京大学,東京大学病院


上野駅と日本の最高学府・東京大学とを直結する路線である。系統番号の先頭が「学」となっている路線は、「学バス」と呼ばれ、大人運賃が170円で乗車することができる(通常200円)。行き先が「構内」となっているように、このバスの終点は、大学の門をくぐって東大の構内に操車場が設けてある。さすがは「東大」といったところか。
東大構内を出発すると、東大病院前に停車し、竜岡門を通過すると、東大構外となる。あとは御茶ノ水駅までノンストップ。順天堂大学病院が見えてくると、左手に御茶ノ水駅のホームとアーチ型の聖橋を見ながら神田川を渡って、御茶ノ水駅前となる。

学06 恵比寿駅⇔日赤医療センター[都バスで東京発見]

恵比寿駅と日赤医療センターを結ぶ学バス路線

学06 恵比寿駅⇔日赤医療センター(経由)東4丁目 渋谷営業所

路線keyword:日赤医療センター,狭路


広尾にある日本赤十字医療センターまでを結ぶ路線である。日本赤十字看護大学があるため学バスとなっているのであろう、大人170円で乗ることができる。日赤医療センターへのアクセスの他、東地区や広尾地区の住民にとってのアクセス路線ともなっている。恵比寿駅からの他に、学03系統の渋谷駅からも路線も存在する。
日赤医療センター前の鬱蒼と繁る緑のロータリーをまわり、門を出る。広尾の落ち着いた住宅地の狭路を走り、東4丁目で左に曲がる。あとは恵比寿駅を目指してまっすぐ走り、明治通りと交差して、終点恵比寿駅となる。

都06 渋谷駅⇔新橋駅[都バスで東京発見]

古川に沿って港区の交通不便な地域を走る都市新バス路線

都06 渋谷駅⇔新橋駅 (経由)天現寺橋・赤羽橋 目黒営業所

路線keyword:古川,麻布十番・広尾界隈,「○○橋」停留所のオンパレード,明治通り,グリーンエコー


渋谷-新橋間には、六本木・溜池経由の都01系統(グリーンシャトル)と天現寺橋・赤羽橋を経由する本系統の2路線が存在する。本路線はかつての橋85系統であり、交通不便な一の橋(麻布十番)などの地域を走ることから、乗客数の多い路線である。
新橋駅を発車すると、ゆりかもめ・東京臨海新交通の高架橋下から第一京浜(国道15号)を南に走っていく。都営地下鉄浅草線大門駅を通り、首都高速が上に覆い被さり、左手川面に屋形船の浮かぶ古川を金杉橋で渡って右折する。
バスはここから終点渋谷駅まで、古川(渋谷川)沿いをずっと走っていく。本路線の停留所の名前は古川に架かる橋名を付けたものが多く、半数近くが「○○橋」という停留所名になっている。古川は、新宿御苑の池を水源とする渋谷川、明治神宮内苑の南池を水源とする南の池川、代々木公園西側の宇田川がそれぞれ渋谷駅付近にて合流して渋谷川となり(渋谷駅から上流は全て暗渠となっている)、天現寺を通って青山墓地付近を水源とする川を合わせて古川となる。南麻布・麻布十番・三田・浜崎橋ジャンクション下を通って東京湾へ注いでいる。
左手に済生会中央病院が現れて赤羽橋、東京専売病院が現れて中の橋、古川を一之橋で渡って一の橋・麻布十番となりバスは左折する。古川も直角に川筋を変えて流れている。一の橋では営団地下鉄南北線の駅工事を行っており、将来は「麻布十番駅」として地下鉄が開業する予定である。(H12,9開業)
この辺りは地下鉄のアクセスの良くない地域であり、それ故に四方八方から多くのバス便が設定されている。一の橋を通るバスは6系統存在し、その行き先を全て挙げてみると、東京駅、新橋駅、田町駅、品川駅(品川車庫)、五反田駅、目黒駅、渋谷駅、新宿駅、四谷駅となり、多くのJR線の駅に向かうことができる。
麻布十番とは、延宝3(1675)年の幕府が古川の改修工事をしたときの十番目の工区であり、さらに後の将軍の南麻布の別荘建設に伴う工事で、この地域から十番組の人手を出したことから、十番と呼ばれるようになった。現在も麻布十番商店街は山の手の高級地にある下町的な商店街として麻布十番温泉と共に賑わっている。
二の橋・三の橋と過ぎて、古川橋にて明治通りに右折する。ここが明治通りの起点である。バスは古川と首都高速に沿って、四の橋、光林寺と走り、天現寺橋となる。道路拡張工事の進む広尾五丁目、広尾一丁目を過ぎて渋谷橋となる。東となって、沿道に飲食店等の商業施設が多くなると、明治通りの上下線が分かれて、その中央部分に都バスのターミナルが現れて、終点渋谷駅前に到着する。

都05 晴海埠頭⇔東京駅南口[都バスで東京発見]

東京駅と晴海埠頭を結ぶ路線

都05 晴海埠頭⇔東京駅南口(経由)銀座四 杉並・深川営業所

路線keyword:晴海埠頭,銀座,築地,勝鬨橋


東京駅と築地・勝どき・晴海地区とを結ぶ路線で、JRを利用するビジネス客も多く利用し、朝夕は混雑する。
東京駅南口の東京中央郵便局前を発車すると、東京フォーラム(都庁跡)を正面に見て、右手に曲がる。すぐに左に曲がり、有楽町そごうのあったところの脇を通って有楽町駅となる。そして、晴海通りへと左折し、数寄屋橋となる。ここからは、都03系統と同じルートを走る。

都04 豊海水産埠頭⇔東京駅南口[都バスで東京発見]

東京駅と豊海の水産埠頭とを結ぶ路線

都04 豊海水産埠頭⇔東京駅南口(経由)勝どき二・銀座四 江東営業所

路線keyword:豊海水産埠頭,勝どき,勝鬨橋,銀座,歌舞伎座,築地


東京駅から豊海水産埠頭までのアクセスラインである。
東京駅南口の東京中央郵便局前を発車すると、東京フォーラム(都庁跡)を正面に見て、右手に曲がる。すぐに左に曲がり、有楽町そごうのあったところの脇を通って有楽町駅となる。そして、晴海通りへと左折する。数寄屋橋の人通りの激しい、賑やかな交差点を通り、銀座の中心地・銀座四丁目交差点を横切る。歌舞伎座を左に眺め、築地を通り、勝どき橋を渡り、勝どき二丁目までは都03系統と同じルートを走る。勝どき2丁目で右折する。
勝どきの高層住宅を眺め、新島橋を渡ると、水産関係の倉庫群が建ち並ぶ豊海となり、終点となる。

都03 四谷駅⇔晴海埠頭[都バスで東京発見]

四谷(新宿駅西口=廃止)からベイエリア晴海埠頭までを走る路線

都03 四谷駅⇔晴海埠頭(経由)四谷駅・銀座四 杉並営業所

路線keyword:新宿超高層ビル,歌舞伎町,皇居・桜田濠,銀座,勝鬨橋,晴海埠頭,グリーンアローズ


さまざまな個性ある、見所多いポイントを走り、新宿から晴海までを横切る路線である。気分転換を図りたいとき、東京観光を行いたいときは、この路線を完乗することを薦める。とにかく、新宿歌舞伎町・皇居・銀座・勝鬨橋・ベイエリア晴海埠頭と変化に富む車窓には飽きが来ない。本数もほどほど走っており、気軽に乗れるバスである。
新宿副都心の超高層ビルを眺められる新宿駅西口のバスターミナルを発車すると、青梅街道で右に曲がってJRの大ガードをくぐり、東口の歌舞伎町を走る。左側が魅惑のネオン輝く歌舞伎町となり、道路にはゴミが散乱して汚い。新宿5丁目で右に曲がり、伊勢丹や丸井を見て、新宿3丁目で新宿通りに左折する。新宿の繁華街をひととおり眺めることができる。同性愛者の街・新宿2丁目にさしかかると、外を歩く同性のカップルが目につく。そして、新宿御苑前を過ぎると、四谷界隈へと変わっていく。
高いビルが道路に建ち並び、四谷駅前となると、右手に上智大学が現れる。麹町を走り、突き当たりに皇居が見えてくると、半蔵門となって、バスは右に曲がる。左手には緑々とした美しい皇居(本当に美しいと思える風景である)が広くて大きな道路と共に開放的な空間を形成しており、三宅坂の下り坂をバスは快走する。右手に国立劇場、最高裁判所、警視庁が現れ、桜田門の横を走り過ぎる。そして、日比谷となる。
有楽町・銀座界隈となり、JR線をくぐると、数寄屋橋交差点。そして、銀座の中心地・銀座四丁目交差点となり、銀座の街の中を横切っていく。すぐ左手に歌舞伎座の風格ある建物が現れ、築地となる。バスは、ひたすら晴海通りを直進する。
隅田川に架かる橋の中で、もっとも下流に位置する勝鬨橋(かつては中央部が「ハ」の字に開く橋だった)を渡り、勝どきとなる。運河を渡り、晴海埠頭に入ると右に曲がり、東京国際貿易センター(かつての晴海見本市会場)を右に見て、終点晴海埠頭となる。終点には、豪華客船などの大型客船が発着する晴海客船ターミナルがあり、ここからはレインボーブリッジの美しい姿を目の前で見ることができるデートスポットとなっている。

平成12年12月、新宿駅西口-四谷駅間が廃止された。都心を横断する見所多い場所を走るだけに、残念である。おそらく、新宿駅周辺の渋滞が激しく、定時運行が困難になったためだろうと思われる。

海03 東京テレポート駅⇔ 環境局中防合同庁舎[都バスで東京発見]

臨海副都心から中央防波堤ゴミ埋立処分場までを結ぶ路線

海03 東京テレポート駅⇔環境局中防合同庁舎(経由)テレコムセンター駅 深川営業所

路線keyword:中央防波堤,ゴミ処分場,埋立地,臨海副都心


ゴミ処分場(埋立地)の合同庁舎に勤める東京都環境局職員や来訪者のために設置されている路線であるが、合同庁舎の1階には処分場やゴミについての展示がされており、その見学のために利用する人もいる。中央防波堤埋立処分場は近未来的なお台場・臨海副都心の南側に位置するが、ここに降り立つとかつての13号埋立地(いまのお台場である)を彷彿させるような埋立地特有の殺伐とした風景が広がっており、首都東京の環境問題を考える上でも、お台場にショッピングやレジャーで来た人に是非寄ってもらいたい場所である。
東京では昭和初期よりゴミの埋立てが行われてきたが、処分場が満杯になる度に海側へ海側へと処分場が広がっていき、その変遷は、潮見(8号地)から始まって、夢の島(14号地)、若洲(15号地)、中央防波堤内側埋立地(このバスの終点、合同庁舎が建っている所)、羽田沖(羽田空港拡張による沖合展開工事部分)と続けられ、現在埋立てが行われているのが、合同庁舎の南側に位置する中央防波堤外側埋立処分場である。この中防外側埋立処分場も平成15年には満杯になるということで、さらに南側の新海面処分場が新たなゴミ埋立地として設置されている。しかし、この新海面処分場は東京湾における最後の処分場として考えられており、この新海面処分場までも満杯になってしまうと、東京都ではゴミの処分場が無くなってしまうことになる。遠い将来、東京湾はなくなってしまうかもしれない。
あまりにもきれいに整備された東京臨海高速鉄道の東京テレポート駅のロータリーを出発すると、パレットタウンの世界最大級の大観覧車、そして美しいワイヤーの張られた斜張橋を見て、巨大なビルと巨大な駐車場に囲まれている臨海副都心をバスは走っていく。
船の科学館前で左に曲がり、テレコムセンター駅で新交通ゆりかもめと接続すると、バスは右折し、青海埠頭へと入っていく。ここには、外貿(外国貿易)定期船埠頭があり、四角い巨大な倉庫群が壁のように立ちはだかっており、緑や朱色のコンテナが山のように積まれている光景が続く。近未来都市・お台場とはがらりと風景が変わる。
そして、青海埠頭から中央防波堤内側処分場の埋立地までを結ぶ第二航路海底トンネルへ入る。
海底トンネルを出ると、ススキなどの背の高い雑草が広がり、かつての何もなかった13号埋立地(お台場)を彷彿とさせる。左に曲がると、建物が見えてきて終点となる。
バスを降りると、腐った生ゴミの臭いがツンと鼻をつく。合同庁舎の隣には、粗大ゴミ破砕処理施設やゴミを分別してリサイクルに回す施設などが広がっており、消費社会の末路を全身で感じ取ることができる。

都02乙 池袋駅東口⇔文京区役所[都バスで東京発見]

池袋と小石川・小日向・春日界隈とを結ぶ路線

都02乙 池袋駅東口⇔文京区役所(経由)大塚3丁目・伝通院 大塚営業所

路線keyword:雑司ヶ谷霊園,護国寺,文京区役所,小石川・春日界隈,グリーンライナー


かつては池67系統:池袋駅東口・一ツ橋間の運行だったが、現在は池袋駅東口・文京区役所間に短縮され、同時に系統番号が都02乙に変更された路線である。その時の名残で、現在でも平日・土曜の朝に数本、一ツ橋行のバスが走っている。
池袋駅東口を出ると、首都高速5号線の高架の下を南下し、都電荒川線の線路を横切り、雑司ヶ谷霊園付近を通る。護国寺にてバスは左に曲がり不忍通りを走る。
車内の乗客はかなり老人が多い。文京区は大正時代頃より「山の手住宅地」を形成していた古い住宅地なので、老人の数が多い地域となっており、文京区を走る都バスに乗ると、必ず老人の姿を見かけることができる。バスは地下鉄と違って気軽に乗降できることから、老人にとってはバスの方が便利な交通機関であろう。
大塚三丁目で右折し、春日通りへ入る。ここから終点の文京区役所まで、小石川・小日向・春日界隈を、都02系統とほぼ同じルートで走る。

都02 大塚駅⇔錦糸町駅[都バスで東京発見]

大塚から錦糸町までを春日通りで横断する乗客多い路線

都02 大塚駅⇔錦糸町駅(経由)文京区役所・御徒町駅・本所一丁目 大塚営業所

路線keyword:春日通り,文京シビックセンター,東京ドーム,上野広小路・アメ横,厩橋,グリーンライナー


鳩が戯れ、その横を都電が走る。錦糸町行の都市新バス・グリーンライナーはそんな大塚駅前広場より発車する。
大塚駅を出発するとバスは南下し、新大塚で春日通りに入る。大塚三丁目を過ぎて、右手にお茶の水大学、都バスの大塚営業所が現れて、茗荷谷駅となる。この辺りは台地なので、上野広小路までは坂の多い道を登ったり降りたりしながら、小日向、小石川、春日と文京区内を走っていく。文京区は、明治以降に諸大名の屋敷跡地に大学等の文教施設を多く設置したところから「文京」という名がついたという。東京大学を筆頭に、跡見学園短大、お茶の水女子大学、順天堂大学、拓殖大学、中央大学理工学部、東京医科歯科大学、東洋女子短大、東洋大学、東邦音楽短大、日本女子大学、文京女子短大と、これらの大学・短大が文京区内に存在している。かつては、東京教育大学(現筑波大学)、東京農業大学も存在していた。
また、文京区は大正時代の頃から、「山の手」住宅地となっていた地域であり、そのため老人の姿を多く目にする地域である。文京区は落ち着きのある独特な雰囲気の漂う場所である。
伝通院前<説明>を通ると、上部が半円形になっている真新しい高層ビル・文京シビックセンター(文京区役所)が前方に現れ、富坂上のバス停を過ぎると急な下り坂となって、文京区役所前となる。この区役所庁舎は「豪華庁舎」として一時期話題にのぼった建物で、最上部は無料展望台となっている。内部は吹き抜けになっており、シースルー(ガラス張り)の高速エレベーターから、区役所の各階の内部をのぞき込みながら展望台に行ける楽しい設計になっている。
ビルの谷間から東京ドームの丸い屋根が右手に現れ、白山通りを横切って東に進む。東京大学の最寄りバス停である本郷三丁目を過ぎると、学問の神様・菅原道真を祭る、合格祈願で有名な湯島天神前となり、坂を下って上野広小路となる。右手に上野松坂屋が現れ、御徒町の繁華街の中を突っ切る。左手のアメ横には人々が大勢うごめいていた。この場所は通過するのに時間がかかることが多いが、現在都営地下鉄12号線の駅建設工事中で、渋滞に一層拍車をかけている。
JR線のガードをくぐると、右手には宝石・貴金属専門店が建ち並ぶジュエリータウンが通り過ぎる。昭和通りを横切り、バスは春日通りを進むが、この辺りから文京区とは対照的な下町の雰囲気を徐々に呈するようになる。元浅草、三筋と過ぎると、隅田川を美しい3連アーチの厩橋で渡って、墨田区となる。
本所一丁目からは春日通りに別れを告げて、清澄通りを南下し、蔵前橋通りに左折する。バス停名は石原のオンパレードとなるのだが、正しい読みは「いしはら」なのか「いしわら」なのか。商店街やバス停留所のローマ字表記は「いしはら」となっているが、区役所の設置する町丁目名の看板やバスの車内案内放送では「いしわら」となっている。停留所の表記と案内放送とで異なっているのには「おや?」と思うが、地名辞典によると「いしわら」という読みで記載されているので、とりあえずは「いしわら」が正しいという結論にしておく。
そんな事を考えているうちに、終点錦糸町駅に到着した。

海02 新木場駅⇔東京港フェルーターミナル[都バスで東京発見]

新木場駅、国際展示場駅から長距離フェリーの出航するフェリー埠頭までを結ぶ路線

海02 新木場駅⇔東京港フェリーターミナル(経由)国際展示場駅 深川営業所

路線keyword:フェリー埠頭,臨海副都心,東京ビッグサイト


東京港から出航する長距離フェリーは、ここから出航する。臨海副都心・お台場の南側に位置するのであるが、お台場のファッショナブルな近未来都市的な風景とは一変して、埋立地特有の殺伐とした物流地区が広がっている。物好きな観光客以外、あまり訪れる人もいない。
新木場駅を出たバスは、左手に貯木場を見ながら、臨海副都心を目指して西に進む。H鋼や電線リールなどの工事用資材が野積みされ、殺伐とした風景が続く。すすきが繁り、かつての13号埋立地を彷彿させる風景も見られる。りんかい線東雲駅となる。
正面に巨大な近代的高層ビルが現れると、雰囲気ががらりと変わって、近未来的な風景となる。そして、国際展示場駅となる。
左手に逆三角形の東京ビックサイト(国際展示場)が通り過ぎ、フェリー埠頭への唯一の橋である有明埠頭橋を渡って、フェリー埠頭に上陸する。地番では江東区有明4丁目となっている。
また雰囲気ががらりと変わって、大倉庫の建ち並ぶ異様な空間となる。沖縄行きフェリー乗り場入口停留所を通過する。コンテナが山のように詰まれ、トラック(コンテナ車)のオンパレードとなる。暴走族にとっても格好のレース場のようであり、その対策としてバンブと呼ばれる凹凸が道路に設けられている。このバンブが「これでもか!」と思えるほど設置してあるので、バスはスピードを上げることができず、ガタガタ揺れながら走っていく。
フェリー埠頭の最南端にターミナルがあり、バスは終点となる。釧路・苫小牧・高知・徳島・北九州へと、フェリーが出航していく。海を眺めると、現在廃棄物による埋め立てが進んでいる中央防波堤廃棄物処分場が見える。

学02 高田馬場駅⇔早大正門[都バスで東京発見]

高田馬場駅と早稲田大学とを直結する路線

学02 高田馬場駅⇔早大正門(経由)西早稲田屋 小滝橋営業所

路線keyword:早稲田大学,BIGBOX


非常に本数が多く、利用客の多い路線である。早大の学生が利用するというよりは、高田馬場2丁目や西早稲田周辺への利用客が多い。学バスなので料金が170円で乗れるというのも嬉しい。
マラソンランナーが壁面に描かれているアミューズメント施設「BIGBOX」を背にしてバスは高田馬場駅を発車する。明治通りと交差し、学生街らしく古本屋、居酒屋、そしてラーメン屋が建ち並ぶ通りを走り、西早稲田となる。東西線早稲田駅のある馬場下門で左折すると、早稲田中高を通り過ぎ、まもなく正門前のロータリーとなる。

C・H01 新宿駅西口⇔都庁循環[都バスで東京発見]

超高層ビルのそびえ立つ新宿副都心・都庁を走る路線

C・H01 新宿駅西口⇔都庁循環(経由)都庁第一本庁舎 新宿営業所

路線keyword:東京都庁,新宿副都心,超高層ビル群


東京都庁の新宿副都心への移転に伴なって開設された路線であり、都庁には歩いても新宿駅西口から約10分程で到着することができる。新宿副都心に移転する前は、有楽町駅北側の丸の内に都庁が存在していた。
新宿副都心は、東京都がかつての淀橋浄水場跡地(約59ha)を昭和35(1960)年に新宿副都心計画として決定し、再開発を行ってきた場所であり、日本における超高層・高容積率都市開発の先駆的な例である。超高層ビルが建ち並ぶ景観は、アメリカ・ニューヨークの摩天楼を思わせるほどの迫力があり、新宿副都心で最初に開業したビルは京王プラザホテル(昭和47(1972)年)であった。
新東京都庁舎は丹下健三の設計によって昭和63(1988)年に起工し、平成3(1991)年に竣工した敷地面積約43,000㎡の庁舎である。新庁舎は、第一本庁舎・第二本庁舎・都議会議事堂の3つから成り立っており、この路線もそれぞれの建物を順に回って新宿駅に戻るルートとなっている。
都庁行のバスは1階の地上バスターミナルから発車するのではなく、タクシー乗り場等のある西口地下広場の噴水の見えるロータリから発車する。バス停付近には野宿をする人々の段ボール小屋がたくさん並んでおり、都庁行バスのりばには警備・案内も兼ねたバス誘導員が一人立っている。この路線はシャトルバスとして、他の一般路線(大人200円)よりも運賃が安く設定されており、大人180円で乗ることができる。
新宿駅西口を発車すると、バスは新宿副都心へ抜ける地下トンネルを西に向けて直進する。トンネルを出ると、左手に京王プラザホテル、右手に黒色の新宿三井ビル、右手前方に銀色の新宿住友ビルの超高層ビル群が目の前にそびえ立つ。そのままバスは直進し、左手に都庁第一本庁舎が現れると、都庁第一本庁舎停留所となる。右手にはホテルセンチュリーハイアット、第一生命ビルの超高層ビルが現れる。
新宿中央公園を正面に見てバスは左折し、第一本庁舎を通り過ぎると再び左折して都庁第二本庁舎停留所となる。ここは第一本庁舎と第二本庁舎とを結ぶ連絡通路にあたり、上には都庁通りが南北に通っているので、雨の日は第二本庁舎停留所で降りると濡れずに都庁に行くことができる。第二本庁舎は右手である。
第二本庁舎を出ると、バスは都議会議事堂の1階駐車場のゲートをリモコンで開けて左折する。その薄暗い駐車場内に都議会議事堂停留所があり、再びゲートを開けて駐車場を出てバスは右折する。駅西口に通じるトンネルを再び走って、タクシーの大勢並ぶ新宿駅西口地下広場に戻って終点となる。

二階01 上野広小路⇔浅草雷門[都バスで東京発見]

日本で最初に二階建てバスが導入された路線

二階01 上野広小路⇔浅草雷門(経由)上野駅 南千住営業所

路線keyword:二階建てバス,上野広小路,浅草雷門,浅草通り


日本で最初に路線バスとして二階建てのバスが導入された区間である。昭和56(1981)年より運行されており、東京観光には欠かせない存在である。運賃は一般の路線(大人200円)よりも高く設定されており(大人250円、小人130円)、都営交通の一日乗車券で乗ることも出来ない。
上野行のバスが発車すると、すぐ左手に雷門の赤提灯が通り過ぎ、右手に吾妻橋と隅田川水上バスのりばを見て左折、浅草松屋・東武浅草駅前となる。これから寿町まで浅草公園(浅草寺・花やしき等)を中心にぐるりと回り、それから上野を目指す。浅草二丁目で左折し、「浅草寺は東京で最も古い寺である」等といった案内放送を聞きながら、浅草寺裏を通り過ぎる。2階からの眺めは、当然ながら普段乗るバスよりも視点が高い。手を伸ばせば信号機に手が届くような高さである。普通の路線バスが小さく見える。
西浅草三丁目交差点より国際通りへ左折し、右手に浅草ビューホテル、左手に花やしきをちょっとだけ眺めて浅草公園六区・映画館のある興行地区となる。寿町になると浅草通りへ右折する。
二階バスは浅草通りを上野駅へ向けて東に走るが、この下には昭和2(1927)年に開通した日本初の地下鉄・銀座線が通っている。首都高速の高架が見えると右手に上野駅舎が現れ、JR線の高架橋をくぐって、左手にアメ横の入口を、右手に上野の森と成田空港へ向かう京成線上野駅を見ると上野駅前下車停留所となる。
そして走ったかと思うと、すぐに終点上野広小路停留所に到着する。
残念なことに、2001年3月をもって廃止されることが決定した。これで、都内をはしる2階建て路線バスは全てなくなることになった。

海01折返 門前仲町⇔ 東京ビッグサイト(国際展示場)[都バスで東京発見]

門前仲町・豊洲と臨海副都心・東京国際展示場とを結ぶ路線

海01折返 門前仲町⇔東京ビッグサイト(国際展示場)(経由)豊洲駅 深川営業所

路線keyword:東京ビッグサイト(東京国際展示場),臨海副都心,有明


門前仲町から有明一丁目までは海01系統・門前仲町・品川駅東口線と同じルートを走る。
左手に下水処理場の銀色のカプセル型の建物が現れるとバスは左折して、高速湾岸線を横切って有明南地区に入る。開発テーマは「文化の出会う交流のまち」であり、東京ビッグサイトを核とした街づくりが行われている。
フェリー埠頭入り口にて左折し、ゆりかもめ(東京臨海新交通)の高架橋の下を走る。右手には東京ビッグサイトの逆三角形のひっくり返ってしまいそうな奇抜な建物が徐々に近づいてくる。東京ビッグサイトは、晴海見本市会場の約1.5倍の広さを誇る展示ホール、会議施設などのコンベンション施設が集中する施設である。無料で屋上に登ることができ、臨海副都心を海からの風にあたりながら眺めることができる場所である。
左手には東京ファッションタウンビルが現れ、ビル内にあるワンザ有明ベイモール吹き抜け部分に設けられている落差35mのシャワーツリー(滝.毎時0分に天井から降ってくる)は有名な観光スポットとなっている。そしてバスは終点東京ビッグサイトの1階バスターミナルに到着する。

海01乙 東京テレポート駅⇔ 青海流通センター[都バスで東京発見]

青海埠頭・青海流通センターへの通勤アクセス路線

海01乙 東京テレポート駅⇔青海流通センター(経由)船の科学館駅 深川営業所

路線keyword:青海埠頭,臨海副都心,青海流通センター,船の科学館


臨海副都心のさらに南側・青海埠頭への通勤アクセスを考慮して設定された便であるが、本数が極端に少なく、乗車するときは時刻を調べておく必要がある。かつては門前仲町からの直通便だったが、平成8(1996)年の臨海高速鉄道東京テレポート駅の開業により区間が短縮され、東京テレポート駅発となった。
バス停行先や路線案内図では「青海流通センター」となっているのだが、バス方向幕やバス停時刻表には「青海埠頭」となっている。都営バスの場合、同じ場所を表しているのにもかかわらず、行先方向幕・バス停・路線案内図それぞれに記載されている名称が若干違っている場合がけっこう存在する。その地域に馴れていない場合、うっかりためらって乗り損なうこともあるので注意する必要がある。
真新しくて閑散としている東京テレポート駅前広場よりバスは発車した。土曜日だからなのか、乗客は私一人である。左にフジテレビ本社屋の建物を見て左折し、右手にレインボーブリッジ、デックス東京(商業施設ビル)が現れて、ゆりかもめ・台場駅前となる。お台場海浜公園、ホテル日航東京を右手に眺めながらバスは左折し、船の形をした船の科学館が右手に現れるとゆりかもめ・船の科学館駅前となる。
左手には空地とその空地の中心に唐突に立ち並ぶ街路樹の並木を眺め、大きく左にカーブしてテレコムセンタービル前となると、ゆりかもめ・テレコムセンター駅前となる。テレコムセンター駅前からは、青海地区南に存在する企業の送迎バスも発着しており、バス停に群がる人々は、ほとんどが企業送迎バスを待っている人々である。
テレコムセンター前交差点を右折するとすぐ左手に東京港青海サービスセンターがある。ここにはトラックドライバーのために朝6時30分から営業をして朝定食等を用意しているレストランと仮眠がとれる休憩室が入っている。もちろん誰でも朝定食を食べることができる。
ここから先は周囲の景観ががらりと変わる。近未来的なオフィス・商業ビルが立ち並ぶ地区から、コンテナや巨大な大型倉庫が建ち並ぶ埋立地特有の風景に変わる。外国籍のコンテナが多く、「EVERGREEN」「UNIGLORY」「WAN HAI」「HAN JIN」……などと書かれた色とりどりのコンテナが多く積まれている。
中央車線はゴミ処分場となっている中央防波堤廃棄物処理場へ続く第二航路海底トンネルに向かう車線となる。建設残土を積んだトラックや都のゴミ収集車が絶え間なくトンネルへ吸い込まれていく。一般車はこのトンネルを通って中央防波堤埋立地に行くことはできず、トンネル入口には監視員の小屋が建てられている。バスはトンネル左の側道にはいって突き当たりでUターンし、ワールド流通センターの巨大な建物の前に来て終点となる。道路脇には背丈程ある雑草が生い茂り、埋立地特有の無味乾燥とした情景を醸し出している。現在、臨海副都心としてきれいに整備されているところも、かつてはこのような風景が広がっており、船の科学館(1974年開館)を見学した時などはよく蚊に刺されたものである。

海01 品川駅東口⇔門前仲町[都バスで東京発見]

臨海副都心を貫く近未来都市を快走する路線

海01 品川駅東口⇔門前仲町(経由)有明テニスの森・東京テレポート駅 深川・品川営業所

路線keyword:臨海副都心,東京港(海底)トンネル,首都高速湾岸線,お台場,有明地区


今話題のスポット・臨海副都心を横断する乗りごたえ充分な路線である。非日常的な空間を体験したくなったら、是非ともこの路線に乗ってみることをお薦めする。
門前仲町を出発すると越中島になり、左に曲がって東京商船大学前を通る。高層住宅の多い塩浜を過ぎて、枝川で右折し、豊洲で左折して、東雲となり、運河に囲まれた埋立地の四角い土地の上をバスは次々と渡っていく。運河を渡るたびにバスはかまぼこ型になっている橋を登っては降りるということを繰り返す。運送会社等の倉庫群が多くなってきた。
東雲で右折すると、いよいよ臨海副都心となる。副都心とは、都心部への業務機能の集中を分散させて多心型都市構造への転換を図るために設けられた地区のことで、池袋、新宿、渋谷、大崎、上野・浅草、錦糸町・亀戸、そしてこの臨海副都心の7つが副都心として指定されている。東京都市博覧会の中止決定以降、景気の低迷も影響して、臨海副都心開発の見直しについての議論が行われ、就業人口10万6千人、居住人口6万3千人の街から、7万人が働き、4万人が生活する街を開発することに変更された。開発目標年度は21世紀初頭を目指して国際化・情報化に対応した機能を整備する計画である。
さらに細かく臨海副都心を探ってみると、有明北地区、有明南地区、台場地区、青海地区の4つの地区に分かれており、それぞれテーマを設定して開発が行われている。ちなみに臨海副都心全体のテーマは「国際化、情報化に対応した未来型の副都心」となっている。左手奥に東京ビッグサイト(東京国際展示場)の逆三角形の建物が遠望でき、新交通システムの水色の高架橋が見えて、バスは有明北地区にさしかかった。
有明北地区の開発テーマは「うるおいゆたかな生活のまち」であり、中高層住宅やテニスの森などの公園・スポーツ施設を整備して人々が快適に生活できるような街を目指している。48面のテニスコートを有する東京都有明テニスの森、東洋一の規模を持つドーム型センターコートである有明コロシアムを右手に眺めながら、東へと進む。
左手に最新の設備を誇るクリーンセンター(下水処理場、清掃工場)を見て、首都高速のジャンクションをくぐり、のぞみ橋で運河を渡ると台場地区となる。開発テーマは「くらしを楽しむにぎわいのまち」であり、有明北地区同様生活に重点を置いた街づくりを展開しており、レインボーブリッジがベランダから眺められるという高層住宅や、人工浜が広がるお台場海浜公園、デックス東京等の商業施設やホテル日航東京等のビルが建ち並んでいる。フジテレビ本社も来年(1997年)の春に移転する予定であり、ビルの上部に丸い銀色の球体をはめ込んだ奇抜なデザインの建物が既に完成している。臨海副都心ではあちこちで奇抜なデザインの建築物を見ることができる。右手にはレインボーブリッジを背景にしたお台場海浜公園か見える。
6万トンの豪華客船クイーンエリザベス号と同じ形・大きさにした建物であるという船の科学館(1974年開館)を右手に見て、国際的な情報の受発信の機能を有する東京テレポートの中心的施設であるテレコムセンター前となる。首都高速湾岸線より南側は青海地区であり、開発テーマは「世界とむすぶ情報のまち」となっている。業務施設を中心とする開発地区である。いたるところ空地が目立ちち、その所々に高層ビルが建っており、空地の中には街路樹だけが植えられた歩道の道筋がはっきりと見て取れる、不思議な空間が広がっている。滅多に見れる光景ではない。青海地区をぐるりと周回して東京臨海高速鉄道東京テレポート駅のロータリーに入る。バス本数の半数程が東京テレポート駅での折返し便となる。
東京テレポート駅を出ると、バスは13号地ランプより首都高速湾岸線に入り、東京港トンネル(13号地海底トンネル)を快走し、大井埠頭へと渡る。大井ランプの料金所を通って高速を降りる。高速を走る都バスはこの路線のみである。他の都バスと同じ料金であるから、何だか得した気分になる。
ここからは品98系統と同じルートを走る。大井・品川火力発電所前を通り、天王洲アイルのビル群を見て、終点品川駅東口に到着する。

学01 東大構内⇔上野駅[都バスで東京発見]

上野駅と東京大学を直結する路線

学01 東大構内⇔上野駅(経由)上野松坂屋 大塚営業所

路線keyword:東京大学,東京大学病院


上野駅と日本の最高学府・東京大学とを直結する路線である。系統番号の先頭が「学」となっている路線は、「学バス」と呼ばれ、大人運賃が170円で乗車することができる(通常200円)。行き先が「構内」となっているように、このバスの終点は、大学の門をくぐって東大の構内に操車場が設けてある。さすがは「東大」といったところか。
上野駅浅草口を出ると、オートバイの専門店が連なる昭和通りに出て、上野駅正面口を眺める。右折して、御徒町駅のガードをくぐり、アメ横を過ぎると松坂屋前となり、中央通りと交差する。このあたりの渋滞がひどく、東大から上野駅までは、歩いた方が早いような気もする。
途中の停留所は飛ばして、竜岡門をくぐると東大構内となりレンガ調の建物が連なってアカデミックな雰囲気となる。東大病院を過ぎて、まもなく終点となる。安田講堂は左手奥すぐのところにある。

市01 新橋駅⇔築地中央市場[都バスで東京発見]

始発5時02分(開場日)、朝早くから威勢のある築地中央市場への路線

市01 新橋駅⇔築地中央市場(経由)朝日新聞 品川営業所

路線keyword:東京都中央卸売市場(築地市場・築地の魚河岸),朝日新聞本社,浜離宮


都バスに限らず、東京都内を走るバスの中で最も早い時間に運行する路線である。JRの始発電車に合わせて時刻が設定されており、バスに乗る人もほとんどがJR線からの乗り継ぎ客である。目的は当然、築地の市場への買い出しである。新橋駅に電車が到着すると、タクシー乗り場を目指して徒競走が繰り広げられる。お互いタクシーを相乗りして、一刻も早く鮮度の良い魚介類を買い付けようと市場に急ぐのである。バスも満員の乗客を乗せて、まだ闇の広がる新橋駅前を発車した。
始発バスは乙系統の朝日新聞循環行であり、市場構内には乗り入れないが、築地中央市場正門前にて下車し、正門を入って少し歩けば築地中央市場の構内バス停にたどり着く。また、市場休場日(バス停留所に1年間の市場休場日が掲載されている)には市場構内に入らず、乙系統の朝日新聞循環行となる。甲系統と乙系統の違いは、市場構内に入るか入らないかである。(現在は市01系統に一本化されている)
鉄道発祥地のゼロキロポストが残る汐留の更地を右手に見ながら昭和通りを途中で右折し、高速道路の下をしばらく走って浜離宮前となる。新大橋通りをカーブしながら走ると、右手に「青果門」と書かれた看板が現れ、横付けされたトラックに買い付けた青果の箱を積み込む場面が多く見られるようになる。ここからは今までの静寂が嘘のように、活気づいた地帯となる。
現在の築地の魚河岸は、関東大震災後に江戸時代より日本橋にあった魚市場を海軍兵学校跡地に移転したことに始まり、取り扱う貨物量は東洋一と言われている。
築地中央市場正門前にて、乙系統は左折して新橋駅へ戻るルートとなるが、甲系統は左折レーンをそのまま進んで右折し築地市場構内へと入っていく。3階建ての立体駐車場の薄暗い1階部分をトラック・ターレット車・パレット・買い付けた荷物などを眺めながら通過する。立体駐車場の出口部分で終点の降車場となり、前から後ろから満員の乗客が次々と降りて、正面にある買荷保管所・魚類部仲卸店舗の建物・場内へと足早に去っていく。
場内は卸売専門であり、私のような一般人には品物を売ってくれない。正門前には「卸売以外の販売はいたしません-東京都」と書かれた大きな看板が立っている。一般人への小売りは「場外」と呼ばれる、正門前の新大橋通りを築地本願寺方向に少し歩いたところの場外市場で行われている。そこには魚屋はもちろん、乾物屋・包丁屋・料理道具屋・冷蔵庫屋・玉子焼屋・長靴屋・のぼり旗屋・コーヒースタンド・ラーメン屋など様々な店が並んでいる。玉子焼専門店では数種類の玉子焼きを売っており、お得意先はお寿司屋さんだということである。
場内に話を戻す。雰囲気は騒然としており、活気に満ちあふれている。ぼやぼやしていると荷を積んだターレット車と呼ばれる荷を台車に積んで引っ張る三輪自動車やリヤカーにひき殺される。セリは建物内の仲卸店舗の奥で行われており、そこまで入っていくことはできるが、リヤカーやターレット車が暗黙の秩序で動き回っており、混雑時は立ち止まることができず、まごまごしていると邪魔になる。混雑時の見学(といっても一番の見所は朝の混雑時であるが……)は魚介類が多く並べられている仲卸店舗を足早にぐるりと一回りし、奥地は越えないで一寸眺めてすぐ引き返すのがベターである。それでも十分すぎるほど、場内の雰囲気を味わうことができる。見学する外国人の姿もちらほら見受けられ、威勢のいい掛け声があちこちから聞こえている。
正門立体駐車場の北側は、定食屋・売店・診療所等が立ち並ぶ場所である。朝早くから開店しており、卸売業者や市場従業員、買い付け人が多く利用している。築地場内はさながら”小さな街”といったところである。
新橋駅行の場内バス停留所は、立体駐車場1階の出口車線の正門寄りの柱脇に建っている。トラックに囲まれており、バス乗り場とは全く感じられない場所である。「場内混雑時はバスが入場しないので朝日新聞社前よりご乗車ください」と書かれた地図付きの看板が柱に取り付けられていた。
バスは、左手に昭和55(1980)年に有楽町より移転してきた朝日新聞本社、右手に国立がんセンター(現在工事中)の建物を見ながら道路を直進し、しばらく走って昭和通りへと左折する。左手に汐留の跡地を眺めると、まもなく終点新橋駅に到着する。

虹01 浜松町駅⇔ 国際展示場駅(東京ビッグサイト)[都バスで東京発見]

浜松町駅から臨海副都心・お台場までレインボーブリッジを渡って結ぶ路線

虹01 浜松町駅⇔国際展示場駅(東京ビッグサイト)(経由)お台場海浜公園駅・船の科学館駅 目黒・深川営業所

路線keyword:レインボーブリッジ,お台場,臨海副都心,東京ビッグサイト,世界貿易センタービル


今や一大観光スポットとなってしまったお台場までを結ぶ路線である。お台場までのアクセスとしては新交通システムのゆりかもめが思い浮かぶが、この浜松町駅からのバスの他に、品川駅東口(レインボーブリッジ経由)、東京駅南口(銀座4丁目経由の快速バス)からそれぞれ運行されている。バスの方がすいていて座れるので、ゆっくり景色を見ることができるに違いない。
発車は世界貿易センタービル1階の高速バスターミナルから発車する。夜の発車を待つ高速バスがずらりと止まっている。
JR線のガードをくぐり、車を積んで寝台に乗れる列車の駅であるカートレイン浜松町駅を右手に見る。三宅島や八丈島・小笠原諸島への乗船口である竹芝桟橋で右に曲がる。新しくリニューアルされ、真新しい再開発ビルが建ち並ぶ。
運河を渡り、左手にレインボーブリッジが現れると、隅田川やお台場への水上バスのりばのある日の出桟橋となる。はとバスなどの大型観光バスが数多く停車している。
バスはお台場・船の科学館駅まで、ゆりかもめの高架にそって走っていく。大倉庫群の建つ芝浦埠頭を走り、レインボーブリッジにさしかかる。レインボーブリッジは2層構造となっており、上が首都高速道路、下が一般道路とゆりかもめとなっている。このバスは下の一般道路を走っていくのであるが、これらは橋への勾配やカーブのアプローチがとれないため、ぐるりとループ状に1周走って坂を上り橋にのっかるルートをとっている。左手にフジテレビ本社、天王洲アイルのビル群をみて、ぐるりと右回りに1周し、レインボーブリッジに入る。
非常に眺めはよい。といってもフェンスや橋の構造物で視界が遮られることもあるが、晴海埠頭や東京港が一望できる。江戸時代の砲台が配備されていたお台場が右手に見て、橋を降りるとお台場海浜公園駅となる。臨海副都心お台場の説明は別ページに譲る。
臨海副都心の近未来的な風景のお台場をぐるりと走り、逆三角形型の建物が右手に見えると東京国際展示場・ビッグサイトとなる。ここ止まりのバスが多い。そして、国際展示場駅となる。レインボーブリッジを渡るから「虹01」と名づけた系統番号は、なかなか洒落ている。

都01 渋谷駅⇔新橋駅[都バスで東京発見]

都市新バスの老舗、渋谷・六本木・溜池・新橋と結ぶ成績優秀模範路線

都01 渋谷駅⇔新橋駅(経由)六本木・溜池 渋谷営業所

路線keyword:渋谷,赤坂アークヒルズ,六本木・西麻布,霞が関ビル,新橋,車内混雑,
グリーンシャトル


現在では、日本各地で見られるようになり珍しい存在ではなくなったバスロケーションシステムであるが、バスの運行を適切に行うためにコンピュータによる運行管理を導入し、停留所にバスの接近表示や所要時間等を表示するバスロケーションシステムを、都バスで最初に導入(昭和59(1984)年設置)したのが本路線である。運行本数、乗客数ともに優秀であり、理想的なバス運行を行っている。沿線に西麻布・六本木などの繁華街、赤坂アークヒルズ・溜池・虎ノ門などの業務オフィス地域を抱え、渋谷・新橋からその地域までの地下鉄によるアクセスが不便であることなどから、本系統を利用する乗客が多い。渋谷から六本木へ行くには、このバスに乗るのが一番便利な行き方である。
渋谷駅バスのりばの足元には、整列乗車のために白のラインが描かれており、乗客の列の誘導を行っている。先発のバスの後ろには既に次発のバスが待機しており、バスが発車するとすぐに次のバスがやってくる。乗客も途切れることがなく、ポツリポツリとやってきて、座りたい人は列の最後尾に並び、急いでいる人は先発のバスに乗り込んでいく。バス停に貼り付けてある時刻表には、驚くほど数字がびっしりと並んでいる。
若者の街・最先端の流行を生み出す渋谷を出発し、青山通り(国道246号)を少し走って、そのまま六本木通りを首都高速3号線とともに直進する。お洒落な店が時々現れて、後ろへ過ぎ去っていく。南青山をバスは快走する。
西麻布にて外苑西通りと横切り、しばらく走ると六本木の中心・六本木交差点を通過する。夜ともなると人垣が途絶えることがなくなり、渋谷などと同様に24時間眠ることのない賑やかな繁華街である。各国大使館などの人々が居住する地域と近いこともあって、外国人の姿も多く目にする。
赤坂になると、右手に森ビル・サントリーホールなどがある赤坂アークヒルズのインテリジェント・シティーが現れる。そして、溜池交差点にて外堀通りに右折する。
左手が霞が関、右手が虎ノ門である。左手には特許庁が現れ、続いて日本初の超高層ビル・霞が関ビル(1967(昭和42)年オープン)が少し奥に現れる。国立教育会館・虎ノ門ホールと文部省が左手に見えて虎ノ門交差点となり、桜田通り(国道1号)と交差する。
虎ノ門を過ぎると看板を付けたビルディングが多くなり、後ろを振り向けば道路の軸線上に霞が関ビルが存在している。霞が関ビルがオープンした頃は周りには高いビルがあまりなく、目立った存在だっただろう。そして、JR線のガード下を通って右に曲がると、終点新橋駅の銀座口・汐留口側に到着する。

都バスでGO![都バスで東京発見]

旅の基本は路線バス! 都バスを路線ごとに紹介. 街を眺めるのにはバスに乗るのが一番です.地域の雰囲気が空間で伝わってきます.東京の中を縦横無尽に走っている都バスにのって,素顔の東京を発見するのもいいのではないでしょうか.

(~2000年12月作成)

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