ヨークパーク(西ノ内)【郡山見聞録#124】

 ヨークパークは,イトーヨーカドー郡山店の閉店後,ヨークベニマル西ノ内店を中心として再オープンしたショッピングセンターである.2025(令和7)年3月14日にグランドオープンした.売場面積は,ヨークパークで15,424 ㎡,駐車場は1,305台を備える.
 なんといっても,イトーヨーカドーのときと比べて,テナントが大きく入れ替わっており,福島県内初出店となるLOFTをはじめ,再び県内への出店となった赤ちゃん本舗やくら寿司,ユニクロ大槻店からの移転による出店など,魅力あるテナントが集まったところに特徴がある.オープン前からマスコミなどでも取り上げられ,話題沸騰のショッピングセンターとなった.

 このヨークパークの良いところは,まず,コンパクトな中でも色々と揃う幅広い種類の店舗が展開されていること.イオンモールなどは巨大な店舗でとても大きく,それはそれで魅力的なのだが,店内を歩いて目的のものを探すまでに時間と労力を要するため,このような適度な大きさで何でも揃うショッピングセンターはとても行きやすい.

 次に,公共交通である路線バスで行くことが容易であること.郡山駅から福島交通の路線バスで約15分,西ノ内経由のバスに乗れば230円(西ノ内病院前下車)でたどり着く.本数も,平日は10分おき,休日は20分おきに走っており,1日に数本しか走っていないローカルバスとは違って時間を気にする必要がない.ユニクロの場合は,これまでバスで行くには不便なところに店舗があって車でしか行くことができなかったので,公共交通でユニクロに行けるのはとても嬉しい限り(基本的に僕は車の運転が嫌い!).

 さらに,市街地の中にショッピングセンターがあること.大きなショッピングセンターは郊外にあることが多く,どうしても車でちょっと遠出するイメージがある.郡山駅前とはいかないまでも,中心市街地からほど近い場所にショッピングセンターがあるのは,とても気軽に行きやすい場所となるのである.

 そんな,オープンして1週間ほどした祝日である3月20日に,ヨークパークに行ってみました.

 郡山駅からは10番のりばのバスに乗ればヨークパークまで行ける.全てのバスが西ノ内経由で乗車可能.(福島交通の時刻表郡山駅)・(太田西ノ内病院前))
 ちなみに,福島交通の路線バスでは,最近,クレジットカードのタッチ決済で乗れるようになった(マスターカードは非対応なので注意).この場合,整理券を取らずに,乗るときと降りるときに機械にタッチするだけで済むのでとても便利.

下車するバス停は「西ノ内病院前」(郡山駅から大人運賃230円).一つ先のバス停「西ノ内二丁目」でもよいが,郡山駅から乗車した場合だとバス運賃が30円アップする.

建物はイトーヨーカドーのまま.外装や内装をリニューアルしている.

1階入口を入ると,イベントなどが開催できるスペースがある.

これが主なテナント一覧.まだ他にもテナントが入っている.詳しくはこちらの公式ホームページで.

ミスド,たこ焼き,焼き鳥,クリームボックス(ロミオ)...イートインできるスペースもある.目の前で焼いているので,食欲がそそられるんですよね~.

そして,1階にはユニクロ.大槻店から移転してきた(大槻店は閉店に).

1階の奥に,福島県内でおなじみのスーパー,ヨークベニマルがある.

2階とえばLOFT.福島県内初出店とあって,多くの人で賑わっている.郡山で文房具といえば,うすい百貨店の丸善か,富久山にあるオフィスエイトであった.

そのほか2階には,ヨークベニマルの衣料品店,ハニーズ,タリーズコーヒーなどがある.

3階はたくさんテナントが入っていて,靴のABCマート,眼鏡のJINS,雑貨のパステル,宝飾のMASHIKO,100円ショップダイソー,買取の大吉~~,などなど幅広く盛りだくさん!

そして4階には,赤ちゃん本舗,体操教室,ラーメン大志軒,牛タン利休,くら寿司など.くら寿司は午前11時には「3時間待ちで~す」と店員さんが案内していた!

エスカレーターの吹き抜け

ロフトでは,地域限定グッズとなる酪王牛乳の赤べこなどを売っていた.


ヨークパークの隣には,平地の駐車場を挟んで西部プラザがあり,タリーズ脇にある2階の連絡通路で行き来することができる.

ちなみに西部プラザには,スポーツ用品・ファッションのゼビオ,家電のケーズデンキ,ゲーセンのナムコ,雑貨のビレッジバンガード,ケンタッキーにサーティーワンアイスが入っている.

相乗効果で,西ノ内に来れば何でも揃うのである.

午前11時で既に満車.左のヨークパーク,右の西部プラザ,どちらにも建物内の立体駐車場も完備されていて,駐車台数は合計で約3,000台とのこと.

上野駅低いホームの今(台東区)【東京考察#364】

 上野駅の低いホームは,別名「地平ホーム」とも呼ばれているが,かつては東北・上越方面への上野駅始発の列車が多く発車していた,13番線から17番線のことを指す.
 17年前となる2008年に東京考察#252で取り上げていたが,当時よりも,より一層,閑散としたひと気のないホームとなっていて,このまま行けばもっと縮小されて閉鎖されてしまうのも時間の問題なのではないか,と思えるほどである.

 上野東京ラインの開通により,それまで上野駅発着となっていた宇都宮線や高崎線,常磐線の電車は,直通で東京駅やその先の東海道線に乗り入れることが可能となって,上野駅・東京駅間で乗り換えなくても便利に行くことができるようになった.その結果,朝夕のラッシュ時間帯を除いて上野駅発着の列車がなくなり,ホームも閑散となってしまった.
 水戸やいわきまで行く常磐線の特急ひたち号も品川始発であり,優等列車で残るのは,高崎や草津へ向かう特急「草津・四万号」と「あかぎ号」などである.
 ただ,かつて北斗星や寝台列車などの優等列車が発車していた13番線は,2024(令和6)年8月1日に「PLATFORM 13」としてリニューアルが行われた.

中央改札口からまっすぐ来ると低いホーム(地平ホーム)になる.写真は中央改札口を低いホーム側にある中2階の通路から撮影したもの.

日中は発着する列車がなく,歩いている人がまばら.

車止め越しに線路を見ると,ここは終着駅なんだな~,と感慨に浸れる.

日中は列車の発着がない.電光掲示板も消灯.

石川啄木の歌碑は有名.
「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」
大都会に出て,簡単に故郷に帰ることができない状況で,故郷の言葉を聞きにいってまた元気になる・・・

低い(地平)ホームから,高架ホームを見られる場所がある.上に写る電車は常磐線12番線ホーム.

かつては常磐線の特急が発着していた16番線・17番線であるが,今は上野駅発の臨時列車を除いて使われなくなった.

17番線の脇には,東北新幹線ののりかえ口がある.新幹線のりばは,エスカレーターで地下深く降りていく.

三相の像.この像は,1958(昭和33)年10月10日の上野駅開設75周年記念式典に出席した朝倉文夫氏から,誕生日が同じだったことを知って深く喜んで,記念のために台東区を通じて贈られたもの.

13番線は,寝台車などの優等列車が発着していたホームであるが,2024(令和6)年8月1日に,PLATFORM13としてリニューアルされた.
 壁には全 17 面に渡るプロジェクターが設置され,映像アート作品やコンテンツムービーなどを放映することで,多様な空間演出が可能となるとのこと.

しかし,人は・・・誰もいない.

クルーズトレイン「四季島」のラウンジも13番線に設けられている.

Hareza池袋(ハレザ池袋)【東京考察#363】

正面の高い建物はHarezaTower
右側の低い建物は東京建物Brillia HALL

 もともと豊島区役所と豊島公会堂のあった場所で,再開発によってできた3つの建物と公園を合わせた施設がHareza池袋(ハレザ池袋)である.池袋駅東口から近い場所にある.2020(令和2)年に完成している.
 明治通り沿いに面しているHareza Tower(ハレザタワー)はオフィス棟と呼ばれ,高層階にはオフィスが入り,下にはTOHOシネマズの映画館が入っている.もともと区役所があった場所.
 旧公会堂があった場所には,東京建物Brillia HALLのホール棟が建ち,ライブ劇場やサテライトスタジオなどが入る.
 さらにその南側に建つビルは,としま区民センターとなり,文化創造の拠点としてホールや会議室などが設置されている.
 中池袋公園もふくめて一体的な開発デザインとするために,鹿島建設により全体のデザイン監修を行って,統一的な景観をつくりだしている.

 池袋駅東口からサンシャイン通りに流れていた人の流れに,新たにHareza池袋のある北側に向けての人の流れをつくっており,昔に比べると,明らかに東口全体の面的な賑わい創出につながっている.久しぶりに訪れたが,これだけ多くの人がいることに驚いた次第である.
 

サンシャイン通りから歩いてくると,としま区民センタの手前に建つアニメイトの大きな看板が見えてくる.昔は,サンシャイン通りからの人の流れはこれほど多くはなかった.

正面が,Hareza Tower.
その右側が,東京建物 Brillia HALL.
一番右が,としま区民センター.

Hareza Tower.低層階にはTOHOシネマズ池袋の映画館が入り,10スクリーン,1730席のシネマコンプレックスとなる.

映画館,TOHOシネマズ池袋.

Hareza Towerのオフィスは,7階のオフィスロビーまで大型のエレベーターで上がってから,乗り換えて向かう.

大型エレベータが4台.ほんとうにでっかいエレベータで初めて乗ると驚いてしまう.1台の定員が50名!

7階のオフィスロビー.ガラス張りで広々としている.窓の外には中池袋公園など池袋駅東口側を見渡すことができる.

Hareza Tower2階のTOHOシネマズ池袋入口から見た写真.

ハレザ割,なんていうのもあるらしい.

豊島区立中池袋公園を眺めたところ.


こちらは,東京建物Brillia HALL.

東京建物 Brillia HALLの正式名称は「豊島区立芸術文化劇場」.
Brillia HALLは,オペラやクラシックなど演劇を主体とした多目的ホールで,客席数は1248人.公益財団法人としま未来文化財団が運営している.
その他に,ポニーキャニオンが運営するライブハウス(harevutai)やドワンゴが運営するサテライトスタジオ(ハレスタ)が入っている.


こちらは,としま区民センター.

としま区民センター1階入口.

区民センターには,会議室や多目的ホールなど,区民が気軽に利用できて交流できる場となっている.2・3階には広いメイクルームとフィッティングルームも備えていて「これまでの公共トイレのイメージを覆す「日本一きれいな公共トイレ」を目指しています」とのこと.

3つの建物は,連絡通路で結ばれている.


中池袋公園には,アニメイトカフェがある.

ツール・ド・猪苗代湖(サイクリングイベント)【会津考察#62】

 ツール・ド・猪苗代湖(TOUR DE INAWASHIROKO)は,猪苗代湖を自転車で一周するサイクリングイベントである.東日本大震災被災地の復興支援のため,震災翌年の2012年より開催されている.

 2024(令和6)年は9月28日(土)に開催され,今年のコースは3コース,私は磐梯熱海の郡山スケート場から猪苗代湖を一周(イナイチ)して戻ってくる85kmコースに参加した.

 もともと自転車乗りではなく,近所の買い物にママチャリを乗っていた程度なのであるが,中学生の息子がロードバイクにはまってしまい,子供一人では危ないので僕も参加することになったのがコトの始まり.

 ママチャリでは絶対無理,かといってあのロードバイクでは体力的にも乗り心地的にも自信がない!,ということで,今後も息子のサイクリングに付き合っていくことも考え,ブリジストンの電動アシスト付きシティサイクル「TB1e」を購入して参加することにした.

受付はゼッケンNoごとに行う.ゼッケンなどを受け取る.

会場の雰囲気.

これが私の愛車(?)の「TB1e」.ブリジストンのシティーサイクルで電動アシスト付き! 下り坂などは発電ブレーキにより充電を行ってくれるという優れもの.

 息子の自転車は輪行袋に入れてきたので,ロードバイクを駐車場で組み立てる.ブリジストンのTB1eは分解できないので,そのまま車の中央部に入れてきて,息子のロードバイクは輪行袋に入れて後ろに積んできたということ.

 ホンダフリードの独立シートタイプの6人乗りだと,前列と後列シートの中央がウォークスルーできて自転車1台はそのまま積めるのでとてもありがたい.2024年のカー・オブ・ザ・イヤーにフリードが選ばれたのも納得できる.

 ツールド猪苗代湖のコースは3コース.スタートとゴールは磐梯熱海の郡山スケート場でみな一緒.

 一番長いコース(赤色)は100kmで石筵をとおり母成峠を越えて沼尻・中ノ沢温泉・115号線を走って猪苗代湖に合流する.このコースは峠越えがあって,なかなか厳しい.

 逆に最も短いコース(緑色)はサイクルバスで会津レクリエーション公園まで移動して猪苗代湖を50km走るコース.磐梯熱海から中山峠の登り坂を走らなくても良い.

 最も参加者が多いのは約85kmのコース(青色).猪苗代湖一周をぐるりと走れるのはこのコースのみ.いわゆる「イナイチ(INAICHI)」ができるということ.最初の中山峠を越えさえすればOK.僕もこのコースに参加した.

 このイベントのもう一つの楽しみは,エイドステーションと呼ばれる休憩所が設けられていて,そこで地元名産の食べ物がいろいろともらえること.

 85kmコースでは,5カ所の休憩ポイントがあって,中山(中山峠の登りの途中(登坂車線の手前)),レイクサイド磐光(志田浜のところ),会津レクリエーション公園(国道49号から左折したところ),黒森トンネル前(少し登り坂が続いた最後のトンネルの手前),少年湖畔の村(湖南地区の館浜の近く)にある.

最初の給水ポイントである「中山」.アクエリアスがもらえる.

志田浜(レークサイド磐光)では,あかべぇサブレと天ぷらまんじゅう,お茶がもらえる.

 国道49号を走ると途中に長浜があってちょっと休憩.遊覧船の白鳥丸も復活できて,冬になると白鳥が見られる.国道49号は幹線の国道で,自転車で路肩を走るのはちょっと怖いと思われるかもしれないが,走ってみるとそう心配するほどでもない.

 ただし,車のドライバーからしたら大変走りづらく邪魔かと思われますが,そこは年に1回のイベントですので,ご理解いただきたいですね.そもそも自転車は車道を走ることになっています.

会津レクリエーション公園では,あの人気の「酪王カフェオレ」と,あの人気の「クリームボックス」が配られた.これは小腹がすいたところでありがたい.

広々とした芝生の上で心地よい.すごい自転車.こうして見ると圧巻でもある.

こちらは黒森トンネル前.バナナとゼリーとアクエリアスが配られた.

 湖南(猪苗代の南側)になると,湖面を間近に見ながら走ることになる.天気が良ければ磐梯山を望めるが,今日は曇り空で残念ながら磐梯山は見えなかった.

 そして鬼沼.ここは生き物の宝庫で,いろいろな水生生物が見つけられるところ.アップダウンがある.でも,電動アシスト自転車では楽ちん楽ちん.

 ここで,電動アシスト付き自転車の走り心地についての感想を少し.バッテリーを積んでいるため,自重が20kg弱となり,ママチャリよりも少し重い.電動アシストは速度が速くなるとアシスト力が弱くなり,さらに時速24kmを越えると切れる(つまりアシストしない)仕組みのため,スピードは約20km/hが適度なスピードとなり早く走ることができない(怪力の人ならペダルをこげると思うが僕では無理!).
 スピードを出すロードバイクの人と一緒に走っていると,つまりはおいていかれることとなる(遅いよ~と文句を言われる)ので注意が必要.
 ただし,登り坂では威力を発揮する.普通にこぐだけで楽々に上れるので,これはとてもありがたい.
 電動アシスト自転車は,バイクとは違うため,全く疲れないわけではない(思ったよりも疲れる)ことも新たに気づいたところ(疲れないとサイクリングとは言えないか!).

黄金色の稲穂がたわわに実っていた.稲刈りが始まっている.

 最後のエイドステーションである少年湖畔の村では,湖南そばが振る舞われた.このそばがとても美味しい.湖南地区の方による打ち立てのそばで,こんなに美味しいそばが食べられるなんて,とても幸せ!!

湖南そば.これが美味しい.薄皮まんじゅうもデザートで.

最後は,中山峠をグングン下り坂でくだっていき,磐梯熱海の郡山スケート場に戻ってきた.おじさんには,いい運動になりました.

サイクリング用のシャツとピンバッジももらいました.

最後におやつも.


地元新聞の福島民報の記事(2024年9月30日付け)


ちなみに,バッテリーの残量は55%でした.85km走っても半分は充電が残っているので,電池切れの心配はない自転車だということがわかりました.

阿武隈川・みちのくサイクリングロードを走る【郡山見聞録#123】

みちのくサイクリングロード.郡山市側は土手の上を走る.


みちのくサイクリングロードは,福島県玉川村の乙字ヶ滝(国道118号乙字大橋付近)を起点として須賀川市内を通り,郡山市の日和田(磐越自動車道新阿武隈川橋付近)を終点とする約30kmの自転車専用道路である.中通りを南北に流れる阿武隈川に沿ってルートが設定され,郡山市内では土手の上を爽快に走ることができる.

今回は,郡山駅前のまざっせ(郡山駅前まちなか交流拠点)にてロードバイクをレンタル(息子)して,郡山駅前から行合橋(県道65号小野郡山線)まで一般道を走ってサイクリングロード(阿武隈川)に合流し,乙字ヶ滝までの往復54km(片道27km)をサイクリングした.

レンタル用のロードバイクは5台,クロスバイクは3台ある.今回,車種:SCHWINN FASTBACK1  シュウィン ファストバック1,サイズ・適応身長(カタログ値):480㎜/165-175をレンタルした(乗るのは息子.僕は息子の自転車TB1を借りる).1日4,000円(クロスバイクは2,000円).貸出し時間は10時~18時まで.日をまたぐことも相談可.

出発前にタイヤの空気圧を調整してくれる.

阿武隈川の土手の上を走るサイクリングロード.

一級河川阿武隈川ー管理は国土交通省.

水門と排水ポンプの施設が時々現れる.大雨の時は阿武隈川の水位が上がって逆流してしまうため,大雨時は水門を閉めて,排水ポンプで宅地側の水を阿武隈川に排水する.極度の大雨で阿武隈川がパンクすると洪水の大水害となる.

案内看板もある.

新御代田橋(県道110号田村安積線)を渡って左岸側にいくと,内陸に入って畑や水田の中を走る.

須賀川市に突入!

きれいになった休憩所もある.一昔前までは草ボウボウ,ベンチはひっくり返っているなど荒れ放題となっていたが,素晴らしく整備し直された.

一部,一般道路を走るルートがある.どうもネットのルートマップが間違っているみたいで...砂利道になってしまいました.阿武隈川の土手沿いだと間違いないので,土手に向かうことにした.

斜面は担いで登って,再び土手の上を走る.

一部,令和元年の台風19号の被災により迂回区間があるので注意.

なかなか味のある看板.「みちのく」の下には「あぶくま川」という文字があって,昔は「あぶくま川自転車道」だったようで.なぜ,「みちのく自転車道」になったのかな,「あぶくま川自転車道」の方が場所がわかりやすいのではないかと思う.

須賀川市小作田地区(JR水郡線川東駅周辺)には,昼食を食べられるお店が何軒がある.昼食はここで取るのがお勧め.
選んだのは「やぶき食堂」.ガッツリ昼食.ついついお腹がすいていたのでたらふく食べてしまったが,のちのち辛いことに.消化のエネルギーが胃袋にいってしまうため,たくさん食べてはいけないことがわかった.
でも,焼き肉丼はボリューム満点でおいしかったな~.

玉川村に入った! 終点(起点)はもう少しだ!

トラクターも走る.(地元の農耕車は許可をもらっているらしい?)

最後の上り坂を走ると・・・

乙字ヶ滝に到着.もう午後2時を過ぎていて,午後6時までに自転車を返さなければならないため,すぐに引き返すことに.そして,無事17時に郡山まで戻ってきたのであった.中1の息子はリュックを背負っていても楽々であったが,50歳過ぎの僕にとっては帰りはやすみ休みハカハカしながら走って帰ってきた.

あいづやないづモダン駅フェス(柳津散策と会津柳津駅)【会津考察#61】

JRからの譲渡によりリニューアルした会津柳津駅


 JR只見線の会津柳津駅の駅舎は,これまでJR東日本で所有し管理していた施設を,地元の柳津町が無償譲渡を受けて改修を進めていた.そして,2024(令和6)年4月13日に会津柳津駅情報発信交流施設としてオープンし,この日に駅前で第6回となるモダン駅フェスが開催された.

 駅舎内は,赤べこの絵付け体験もできる張り子工房「Hitarito (ヒタリト)」が入り,また,土日祝限定のカフェも営業する.これまで誰もいなかった無人駅から,赤べこ伝説発祥の地・柳津町の新たな交流拠点として賑わいを見せるに違いない.

 会津柳津の駅舎は,1927(昭和2)年に建築されたもので,まもなく築100年を迎える.木造平屋で建築面積は199.1m2,建物内は,待合スペース,赤べこ工房,ワークショップスペース,カフェスペース, 観光案内窓口,ジオラマ展示などで構成されている.

 柳津は,福満虚空藏菩薩圓藏寺を中心に栄えた門前町.まちなかの散策とあわせて楽しみたい.只見線は本数が少なく,鉄道で柳津町を訪れるにはちょっと不便である.そこで,行きは路線バスの会津バスを使って訪問した.ちなみに,路線バスは日曜祝日に全便運休となるのでご注意を.

 今回は,会津若松駅から路線バスに乗って柳津駅前までの旅路と,第6回あいづやないづ駅フェスを紹介します.


会津若松駅前の会津バスターミナルから路線バスは発車する.会津若松駅から柳津までの直通バスはなく,一旦,坂下(ばんげ.駅名では会津坂下)で乗り換えて柳津へ向かう.

バスターミナル内には,チケット売り場とお土産処,カフェも併設されている.高速バスは,東京新宿をはじめ郡山,仙台,新潟へと,次々と発車していく.

会津若松駅から柳津までのバス時刻表

 バスターミナルのチケット売り場で,柳津までのバスを聞いてみたところ,「柳津までの行き方」という時刻の書かれた紙をもらった.おそらく訪ねる人が時々いるのだろう.

 只見線で柳津まで行こうとすると,会津若松駅7:41→柳津駅8:42着 のあとは,午後の13時の若松駅発まで列車がない.

 そこで,午前の中間の時間帯で移動できる会津バスがあり,
会津若松バスターミナル9:40発→坂下乗り換え→柳津駅前10:50着で向かうことができる.(ただ,運賃は鉄道の倍となる)

9時40分発の坂下行き.行き先はざっくり「坂下」となっているが,坂下では町の中心部を走って終点は「坂下厚生総合病院」となる.柳津行きへの乗り換えは「坂下厚生病院」で大丈夫だが,乗り換え時間に余裕がないときは,手前の役場前の「仲町(なかまち)」で乗り換えると,時間に多少余裕がでると案内所で教えてもらった.まちなかのバスルートの関係らしい.

米どころ会津盆地のど真ん中を走っていく.

 終点の坂下厚生総合病院で乗り換え.やってきたバスは「柳津温泉」と書かれた行き先.
 バス停名の路線図や時刻表などには一切「柳津温泉」とは書かれていない.バス車体の行き先表示だけに「温泉」とついている.温泉と付いている方が,観光客などにはわかりやすく「あぁ,温泉があるところが終点なんだな」とワクワクする感じがする.
 ちなみにこのバスの終点は「柳津ふれあい館」というバス停.何か触れあえる施設があるのかな,と興味が湧く.

なんか懐かしい~車内.ちなみに日曜祝日のみ運休となるのは,病院が休みのため.通院のための路線バスなのである.

 国道252号を走り,終点「柳津ふれあい館」に到着.こちらは柳津町立の多目的ホールや会議室・展示室・図書室などを備えた中央公民館.買い物などをする場所は,数分歩いたところの国道沿いにある道の駅会津柳津(観光物産館清柳苑)が便利.

道の駅(清流苑)から只見川に沿って遊歩道が整備されており,温泉街まで散策しながらいくことができる.歩いて行くとバスの行き先表示にあった柳津温泉にたどり着くのである

英語の案内看板.

温泉街(圓藏寺の門前町)の様子.赤べこ堂では・・・

柳津産の黒ニンニクのジェラート(最中アイス)を購入.300円で手頃.紙も赤色.ニンニクといっても黒ニンニクで,くせのない柔らかな味.

温泉街を会津柳津駅に向かって歩いてく.ここからは緩い上り坂が続く.

駅前でイベントが開催されるときは,駅前までの県道は通行止めとなる.路線バスも国道を迂回する.ということは,通行止めではないときは会津バスはここの街なかを走っていくということ.


会津柳津駅に到着.

駅前でのイベントの様子.ミニSLはJR東日本の皆さんが実施していた.

そして,奥会津の各町村からも出店.三島町の会津地鶏,金山町の特産品,只見町のメーデルリーフ,只見線の走っていない昭和村のかすみ草など.柳津西山の手作りピザも!


駅舎の中へ.

赤べこ工房.絵付け体験もできる.様々な赤べこを購入することもできる.

「日めくり」カフェで注文ができるクリームソーダ,600円.ソーダは,いちご・めろん・ブルーハワイ・れもん・とうめい・さくら(期間限定)から選べる.珈琲もある.土日のみの営業.

JR東日本会津若松エリアのオリジナルキャラクター「ぽぽべぇ」.密かな人気者.

帰りは,会津柳津駅13:21発の会津若松行きJR只見線で.

皆さん総出でお見送り.車内の皆さんも手を振って感激していた.

皆さ~ん,柳津でお待ちしています~,また来てね~.

Restaurant & cafe KURA.[レストランカフェ・クラ](西会津町)

「日本の田舎を楽しむ(福島県の)西の”はじっこ”で懐かしい旅」
これは,福島県西会津町役場が発行する,ポケット版観光ガイドブックのキャッチフレーズである.この西会津町に,とてもおいしいイタリアンの店がある.

 2016(平成28)年に別の場所でオープンし,現在は会津信用金庫 西会津支店の向かいに移転し,人口約6000人の町で本格的なイタリアンが味わえるお店である.

 僕にとっては自分のつながりの中で王子(東京北区)と会津とをつなぐ不思議なご縁のお店で,東京の実家近くに小学生のときから通っている飲食店があって,その奥様から「妹が西会津でイタリア料理店をやっているのよ」というお話がきっかけで,これは訪問しなければと思い伺った.

 お店は人気があってお昼前になると次々とお客さんがやってくる.日本の古民家を改修しているのだが,洋食なのに違和感が全くない.店内も人と人が語り合うのにちょうど良い天井の高さ,奥行きの広さといったスケールの空間(これぞレオナルド・ダビンチのヒューマンスケール)で,本格的なパスタ,ピザがとてもおいしく味わえる.

また今度は,家族と一緒に来ようと思うお店でした.

会津信用金庫の前にあるKURA. 駐車場は裏手にあり,信号機の電柱横(奥)から左折して一方通行となっている.

駐車場は,お店の裏側にある.斜めに前進駐車で串刺しに止める.

入口.この雪景色と色合いがとても合う.

中に入ると土間があって,靴を脱いで中に入る.今の家はバリアフリーで平らな家となっているが,古民家は大きな段差も多く,昔はバリアフリーなんて関係なかったことがわかる.

ヒューマンスケールで落ち着いて食事ができる店内.和の古民家なのだけれども,イタリアンの洋食が出てきても全く違和感を感じないのは不思議.

コンソメスープ

ハンバーグとパスタのランチプレート.国産和牛100%の粗挽きハンバーグ.パスタはタケノコが入ったペペロンチーノ.サラダ,グラタン,プリン,飲物がつく.

営業は,ランチタイムの11:00~14:30のみ.水曜日定休.テイクアウトの注文もやっている.

東京ミッドタウン八重洲(バスターミナル東京八重洲)【東京考察#362】

外堀通りを挟んで見た東京ミッドタウン八重洲のビル


 東京ミッドタウン八重洲は,東京駅八重洲口前の外堀通りを挟んで向かい側にオープンした複合商業施設である.

 ビル正面の上には,「TOKYO MIDTOWN YAESU」の下段に「Bus Terminal Tokyo Yaesu」とあるので,バスターミナルの施設がメインで付随して飲食店などが入っている商業施設なのかなと思ってしまうが,45階建ての八重洲セントラルタワーを中心に,八重洲セントラルスクエアという別館も併設する市街地再開発事業である.2023(令和5)年3月10日にグランドオープンした.

 地下1~2階にUR都市機構が整備して京王電鉄バスが運営する高速バスターミナルがあるほか,地下1階から3階まではレストランやショップなどの商業施設,4~5階には企業や学生などが集う交流と創発の拠点(貸し会議室や交流ワークスペース)となる施設,7階~38階はオフィス,40階~45階はブルガリホテル東京が入っている.
 そして,再開発区域内にあった中央区立城東小学校が東側の1階~4階に,別館のセントラルスクエアの2階~3階には保育型認定こども園である「昭和こども園」が入っており,子育てしながら八重洲で働く人たちにも配慮した施設が入っているのはとても特徴的である.

八重洲地下街から入る.

バスターミナルのインフォメーションセンターは地下1階にある.

エスカレータで地下2階に向かうとバスターミナルとなる.

 ここから発車する高速バスは,かつて八重洲口の道路沿いなどから発着していたバスで,JRバスなどかつてから八重洲口の駅前ターミナルから発着していた高速バスは,引き続き八重洲口の駅前にのりばがある.

地下2階のバスターミナル


フロアガイド.レストランやショップが入っている.

待池で初めてのデカバスゲット!!【目指せ!アングラー#43】

その日は待池という池にやってきました。午後の4時ぐらいにでかけて、午後6時頃にかえりました。最初は池の周りをぐるっと一周してみましたが、全く反応なし。午後6時ごろに羽物を巻いていると、バコーンと音がして、合わせるとなんとヒット!そのまま引き上げました。手ではかってみるとサイズは大体45cm!こんな大物は人生で初めて釣れました。とてもうれしかったです。次もまた釣りたいです。

パンで鯉初ゲット!!【目指せ!アングラー#42】

今日は近所の川に「初めての鯉に混乱 目指せアングラー#39」以来のリベンジです.今日の餌は前と同じパンです.朝7時から来てここのポイントを選びました.途中に一回ヒットしたけど,,,ばらしてしまいました.その後はなかなか反応をしてくれませんでした.全然釣れなくて諦めかけたそのとき!!

なんと最後の最後で巨鯉が食ってきました!急に食って来たので慌てましたが,うまく乗ってくれました!お父さんがランディングしてくれました.後でサイズを測ってみると,,,なんと63cmでした!これでリベンジを果たせました!すごいうれしかったです.最後はリリースしました.

奥会津(只見線)二次交通マップ&時刻表【会津見聞録#12】

とても乗りやすい!とは言い難いのであるが,只見線の駅に接続している路線バスなどの二次交通について,マップにまとめてみた.

只見線から会津鉄道までを結ぶバス(ワゴンタクシー)が走っており,只見駅から会津田島駅までの路線は,会津田島駅で東武鉄道の特急リバティに接続して浅草まで,1回の乗り換えで行くことができ,これは首都圏と只見を結ぶ新たなルートである.

玉梨八町温泉から東京に向かう場合も,温泉宿に宿泊して朝7時44分発の川口駅行きの会津バスに乗り,只見線で只見駅まで乗車,只見駅から9時10分発の自然首都・只見号に乗って会津田島駅で乗り換え,10時46分発の特急リバティーに乗れば,浅草に14時15分に到着する.

只見線沿線の温泉宿に宿泊して奥会津を満喫していただければ,心が癒やされることでしょう.

この資料は自由にコピー・配布・二次使用していただいて構いません.

奥会津・只見線 二次交通マップ&時刻表[PDFファイル]

奥会津・只見線二次交通マップ(JPEGファイル)

磐梯フィッシングロッジ釣行【目指せ!アングラー#41】

久しぶりに磐梯フィッシングロッジに行ってきました.

最初のほうは当たりがあんまりなかったので連れるのか心配だったけどなんとか1匹つり上げました.

後半に釣堀のおじさんからバベルというルアーの使い方を教えてもらいました.僕はずっとスプーンなどでやってきたので,ゆっくりまくバベルはなかなかなれませんでした.

だけどバベルで1匹釣ることができました.最後には他の池でバベルの練習をさせてもらいました.今日の釣りは2匹釣ることができました.これからも磐梯フィッシングロッジでたくさん釣りをしていきたいです.

春の飯盛山【会津考察#60】

白虎隊士の墓

 飯盛山は,戊辰戦争における白虎隊自刃の地として知られ,白虎隊十九士の墓をはじめ,イタリアやドイツから贈られた記念碑,さざえ堂,白虎隊引揚の戸口堰洞穴など,史跡名所が残っている場所である.

 会津若松の城下町を見渡す山で、もともとは約1700年前につくられた前方後円墳であり,滝沢村の地元住民の共同墓地でもある.

 幕末の白虎隊の悲劇は有名で,お墓の前の線香の煙りが絶えることがないという.2022(令和4)年のゴールデンウィークに訪れてみた.コロナ禍における3年ぶりに規制のないゴールデンウィークとあって,天気もよく人出も見込まれる陽気であった.

飯盛山ふもとにある「市営観光客専用駐車場」を利用すると便利.無料のうえ,公衆トイレ(写真右)も整備されている.

まだ朝早い時間のため,お店が開いていない.あわまんじゅう店の湯気が立ち上っていた.

頂上までは「動く坂道」(=エスカレーターのこと)があり,楽々に登ることができる.大人250円,小人150円.

夜は登れないらしい.

飯盛山はこんな感じの配置.

結構な急坂の階段.思った以上に息が上がる!

 はじめは「よし行くぞ!」と息巻いたものの,途中で苦しくなっても大丈夫.途中から動く坂道に乗車することができる.途中からだと大人150円,小人100円.

登ってから後ろを振り返ると,会津若松市街が望める.

山腹の途中にある飯盛分店のお店.ギャラリー(無料)があって,ここには松平容保公の晩年の写真が飾られている.

白虎隊十九士の墓.お線香の煙が絶えない.

 白虎隊士自刃の地は,少し離れたところにある.

途中に,飯沼貞吉翁のお墓がある.自刃した中で唯一生き残った白虎隊士.1931(昭和6)年に没した.白虎隊の話は,飯沼貞吉氏によって語り継がれることになった.

写真では分かりづらいが,緑の茂みの中に鶴ヶ城が見える.ここから町中の火事を見て,鶴ヶ城が落城したと見誤り,白虎隊は自刃することになった.

帰りは階段を使わず,右側のスロープを歩いて行くと,さざえ堂,戸口堰洞穴になる.

さざえ堂.正式には円通三匝堂(えんつうさんそうどう)といい,西国三十三観音菩薩を安置した六角三層の観音堂である.1796(寛政8)年に建立され,その形がさざえの殻に似ていることから「さざえ堂」と呼ばれている.
らせん通路となっており,上りと下りの人がすれ違うことなく一方通行で巡れる建築で,国の重要文化財に指定されている.

戸ノ口堰洞穴は,猪苗代湖の戸ノ口から会津盆地への用水を引くために掘られたトンネルで,戊辰戦争時に白虎隊士が戸ノ口原から潜ってここにたどり着いた洞穴である.

麓には白虎隊記念館がある.なかなか昭和レトロチックな管内であるが,在りし日の白虎隊を知ることができる.


【公共交通案内】
○会津若松駅から まちなか周遊バス「ハイカラさん」「あかべえ」で「飯盛山下」停留所下車.

春の只見線(雪と桜の車窓・その2)小出→会津若松【会津考察#59】

田子倉の車窓.まだまだ雪が残っている.
只見線の位置図(国土地理院地図を元に作成)

 只見線は会津若松駅を起点として小出駅まで,福島県会津地方と新潟県魚沼地方を結び,中山間地の自然の中をゆっくりと走る,延長135.2kmのローカル線である.

 区間によっては1日に3本しか走っておらず,さらに列車の接続を考えると,全線乗り通すには極めて難易度の高い究極のローカル線であると言える.

 それ故に,昔ながらの生活や美しい自然の風景を見ることができ,時間と効率を追い求める現代において,このゆっくりと流れる車窓を眺めながら,只見線を旅するスタイルは,至極贅沢な旅であると言っても過言ではない.

 日本有数の豪雪地帯である.春になると待ちわびていたように,植物や動物たちが一斉に活動を始める.今年(2022年)の冬は大雪に見舞われ,まだ積雪が残っている.田子倉では雪が見られ,柳津では桜が咲いているのである.

 そんな只見線に乗ってみました.小出から会津若松まで,車窓からの風景などをお楽しみください.

<前ページ>春の只見線(雪と桜の車窓・その1)会津柳津→小出【会津考察#58】


 長岡駅の駅ビルでへぎ蕎麦とカツ丼のセットを食べ,折り返し小出駅に向かった.今日は只見線往復の旅.小出駅で折り返しの只見線に乗るまで2時間半ほどの時間があったので,長岡駅まで足を伸ばし昼食をとってからとんぼ返りをするところだった.長岡駅での滞在時間は約40分間であった.

 ちなみに,只見線経由で郡山に向かうと,長岡12:34発→郡山18:36着で4,510円.乗り換え案内で検索すると新幹線大宮経由で長岡12:43発→郡山15:06着で14,250円.只見線経由の場合は3時間多くかかるが,約1万円安いということになる.

 13時15分,小出駅を出発した.

 入広瀬を出て,大白川駅に到着する手前左側に真っ赤なスノーシェッドが現れる.国道252号にかぶさる柿ノ木スノーシェッドである.雪崩から道路を守るために作られた構造物で,鋼製の部材は赤く塗られている.この色合いと線形が鮮やかで美しい.
 手前に流れている川は破間川(あぶるまがわ).ここから少し上流に上がったところに破間川ダムがあり,春になると「雪流れ」という流氷のような現象が見られるとのこと.見てみたい.

 只見駅で代行バスに乗り換えて,会津川口駅に到着.駅の中には金山町観光情報センターがあって,手作りのおにぎりが売られていた.土日には人気のヒメマス寿司も販売されている.

 会津水沼駅を出ると左手に見えるのが上田(うわだ)ダムである.重力式コンクリートダムで堤高34m,堤頂長283.7m,1954(昭和29)年に竣工した水力発電用のダムである.

 只見川は第二次世界大戦後,国土総合開発法に基づいて只見特定地域総合開発計画の対象地域に指定され,水力発電による電源開発が進んだ.
 春の雪解け水と上流と下流の高低差を利用し,数多くの水力発電用のダムが建設され,只見川はそのほとんどがダムの湛水域となっている.
 車窓から見える景色は,ほとんどがダムの湖水面であり,渓谷をさらさらと水が流れるといった風景はほぼ見られない.

 第3只見川橋りょうから見える風景.山腹に見える構造物(シェッド)は国道252号.自然環境の厳しいところを道路も鉄道も走っている.

 続いて,宮下ダムが現れる.こちらも重力式コンクリートダムで堤高53m,堤頂長168.5m,1946(昭和21)年に竣工した.只見線沿線にあるダム群の中では最も古い.
 ダム堤体の下流に水力発電所がある.ダム堤体手前に導水トンネルの流入口があって,県道と只見線の下を通って発電所まで導水されている.

 桜が満開である.

 春の只見線は,桜から雪まで一度に風景を楽しむことができる.

会津宮下駅の古い駅名看板.

第2只見川橋りょうからの眺め.右は国道400号.

第1只見川橋りょうからの眺め.中央右に見える鉄塔あたりに,道の駅「尾瀬街道みしま宿」から登っていく展望台がある.

塔寺駅を出ると飯豊山が見え,視界が開けて会津盆地に入る.これまでの山に囲まれた風景から一転,開放的なものとなる.そして,会津坂下駅に到着となる.

17時21分,終点,会津若松駅に到着した.

春の只見線(雪と桜の車窓・その1)会津柳津→小出【会津考察#58】

会津若松駅に停車中の只見線
只見線の位置図(国土地理院地図を元に作成)

 只見線は会津若松駅を起点として小出駅まで,福島県会津地方と新潟県魚沼地方を結び,中山間地の自然の中をゆっくりと走る,延長135.2kmのローカル線である.

 区間によっては1日に3本しか走っておらず,さらに列車の接続を考えると,全線乗り通すには極めて難易度の高い究極のローカル線であると言える.

 それ故に,昔ながらの生活や美しい自然の景色を見ることができ,時間と効率を追い求める現代において,このゆっくりと流れる車窓を眺めながら,只見線を旅するスタイルは,至極贅沢な旅であると言っても過言ではない.

 日本有数の豪雪地帯である.春になると待ちわびていたように,植物や動物たちが一斉に活動を始める.今年(2022年)の冬は大雪に見舞われ,まだ積雪が残っている.田子倉では雪が見られ,柳津では桜が咲いているのである.

 そんな只見線に乗ってみました.車窓からの風景などをお楽しみください.


朝の柳津駅ホーム.今朝は小雨の降る天気だったが,ホームの桜は満開で風に吹かれて花びらが舞っていた.7時04分発会津川口行きの列車を待ちます.(会津若松駅は6時05分発です)

 柳津駅前は桜の名所である.C11-244型の蒸気機関車(SL)が静態保存されている.

 柳津駅からは3名の乗車だった.ひとりは旅人,もう一人は高校生である.無人駅なので車掌さんから切符を購入するが,ローカル線でもSuicaでの精算ができるのは素晴らしい.さすがJR東日本!といったところである.

 小出駅では折り返しの列車まで時間が空いている.時刻表を開いてみると在来線で長岡まで往復できることがわかった.今日は長岡まで足を伸ばしてみることにした.

 6時37分に宮下駅に到着した.交換列車を待つために10分ほど停車する.駅舎に向かうためには急な階段を降りて線路を直接渡る.懐かしい施設である.

 只見線は1971(昭和46)年に全線開通して,今の形になった.

 まず,1926(大正15)年に会津線として,会津若松ー 会津坂下間が開業する.続いて,会津柳津までが1928(昭和3)年に,会津宮下までが1941(昭和16)年に開業する.
 そして戦後,会津川口まで1956(昭和31)年に延伸開業するが,会津川口から先は,水力発電用ダムの建設のための貨物専用鉄道として電源開発(株)により建設され,1957(昭和32)年からは貨物専用の輸送を行った.この区間で営業旅客するのは,1963(昭和38)年からとなる.

 一方,新潟県側は只見線として,1942(昭和17)年に小出ー大白川 が開業する.そして,福島県との県境(大白川ー只見間)が開通したのは,1971(昭和46)年8月29日.この日を境に,小出ー大白川間の只見線の名称を,会津線と呼んでいた会津若松-只見間にも適用して,新たな只見線が誕生した.

 この日からの「おかげさまで只見線開通50周年」なのである.

 宮下駅を出てトンネルを抜けると,パッと只見川の視界が開けて早戸駅となる.ここは霧の幻とかいて霧幻峡(むげんきょう)と呼ばれ,川霧が幻想的に発生して人々を魅了する.
 今日は残念ながら霧は出ていないが,霧幻峡では,対岸の三更(みふけ)地区から出ていた渡し舟が再現され,観光舟として乗ることができる.写真右側はその舟付き場(護岸)となっている.

 早戸駅から水沼駅にかけて,左側に国道と只見川が併走する区間がある.車窓からだと気がつかないが,ここの道路には工夫が凝らされていて,車が時速50km/hで走るとカントリーロードのメロディーが流れる.
 夏だと窓をあければメロディーが聞こえてくるのかもしれない.

まもなく細越橋梁を渡る.8径間連続コンクリートアーチ橋.

 そして,メロディーロードが終わるところで「細越橋りょう」を渡る.8径間の連続コンクリートアーチ橋で,1939(昭和14)年に竣工.選奨土木遺産として土木学会から認定されている.

 只見線には数々の土木遺産がある.選奨土木遺産とは,土木遺産の顕彰を通じて歴史的土木構造物の保存に資することを目的に公益社団法人土木学会が認定する制度で,只見線鉄道施設群として,2021(令和3)年9月17日に認定された.

 認定された施設は16橋梁と1トンネルで,施設名は次のとおり.
●橋りょう
 大川(会津若松市)
 宮川(会津美里町)
 滝谷川(柳津町・三島町)
 第一只見川、第二只見川、大谷川、阿寺沢、第二左靭、山中沢、第三只見川(三島町)
 細越、第四只見川、第五只見川、第二西谷(金山町)
 第八只見川(只見町)
 第四平石川(新潟県魚沼市)
●トンネル
 六十里越(只見町・魚沼市)

 上井草橋が見えてくると,まもなく終点の会津川口となる.今日は風もなく水面が穏やかで,逆さまに橋の姿が写っていた.

 会津川口駅から只見駅までの間は,2021(平成23)年の新潟・福島豪雨による災害により橋梁が流され,代行バスによる運行となっている.今年(2022(令和4)年)の秋に全線再開通を控えており,代行バスの運行もあと僅かとなっている.

 只見町に入ると,まだまだ雪が残っている.天気も悪くて霧が立ちこめており,春の陽気まで「まだまだ」といった感覚になる.写真は叶津川橋梁.カーブを描きながら叶津川を渡っている.そして代行バスは9時05分,只見駅に到着した.

 駅の待合室には,暖かい色合いの只見町インフォメーションセンターがある.ここで只見周辺の観光情報を入手することができる.
 駅前には,会津鉄道の会津田島駅までを結ぶ定期路線ワゴン「自然首都・只見号」が出発を待っていた.只見駅前9:10に出発すると田島駅で乗り換えて,東武鉄道の浅草駅に14:15に到着する.東京から只見へは,東武鉄道の特急を利用するという方法もあることに気がついた.

 只見駅9時30分発の小出行き.次の大白川駅までは29分間ノンストップで,長いトンネルを走って行く.田子倉トンネルは約3.7km,六十里越トンネルは約6.4km,福島県から新潟県へ,県境をゆっくりゆっくり走る.

 田子倉トンネルと六十里越トンネルの間に,少しだけ外を走る明かり部がある.田子倉はまだまだ残雪が多い.
 写真の建物は田子倉無料休憩所.夏のみの開設だが,24時間利用可能で簡易水洗トイレがついており,浅草岳の只見沢登山口の近くとなっている.昔は近くに田子倉駅があったが今は廃止されているため,この無料休憩所に只見線から降りて行くことはできない(只見駅から歩いて行けば別だが・・・).

 10時41分,上越線の小出駅に到着した.
 折り返し只見行きの列車は13時15分発であり,約2時間30分ほど時間が空く.時刻を調べてみると,長岡駅まで往復できる電車があり,約40分ほどの時間の内に昼食をとれる.長岡駅で昼食をとって戻ってくることにした.

<次ページ> 春の只見線(雪と桜の車窓・その2)小出→会津若松【会津考察#59】 

渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館(飛鳥山)【東京考察#361】

SHIBUSAWA×KITAKU SEITENwoTSUKE TAIGA DORAMAKAN

 コロナ感染者数も減少し,緊急事態宣言も解除され,約2年ぶりに東京へやってきた.今回は,僕の育った王子から「青天を衝け 大河ドラマ館」をお伝えする.

 渋沢栄一は埼玉県深谷市で生まれているが,37歳の時(1877(明治10)年)に飛鳥山に別邸を構え,61歳(1901(明治34)年)から本邸として亡くなるまで過ごしたのが王子の飛鳥山なのであ~る.

 なぜ飛鳥山に居を構えたかといえば,近代化のシンボルとして製紙工場を王子に設置し,その工場が見える場所に建てたとのこと.
(当時王子にあった製紙工場は現在の日本製紙が受け継いでいるが,今の王子製紙ももとをたどれば当時の王子製紙にたどり着くのだが,このあたりの話はちょっと複雑で,詳しくは東京考察#41飛鳥山公園と3つの博物館に記載していますので,そちらを参照してください)

 飛鳥山邸では,国内外の賓客を迎えるなど,渋沢栄一の活動にとって重要な社交の場だった.

 当時の別邸・本邸は戦争によって焼失しており,晩香廬(洋風茶室)と青淵文庫(書庫および接客の場)の2つの建物しか残っていないが,現在は,飛鳥山公園の一部として昼間は周辺を散策することができる(昔は柵が巡らされていて入ることができなかった).

 NHKの大河ドラマの放送とあわせて,北区飛鳥山博物館内に「青天を衝け 大河ドラマ館」がオープンしている.「北区飛鳥山博物館」の隣には,製紙関連を中心とした会社の協力によって運営されている「紙の博物館」と,渋沢栄一記念財団が運営する「渋沢資料館」が併設されており,飛鳥山の3つの博物館と呼ばれている.

王子には路面電車「都電」が走る.ガード下に王子駅中央口の改札があり,壁面は一面大河ドラマ館のPRとなっている.

飛鳥山へは無料で乗れるモノレール「アスカルゴ」で行くことができるが,階段で行った方がとても早い.子供たちにも人気があるため,待ち時間が長い.頂上まで2分程度.定員16名.滝野川出身の倍賞千恵子さんが車内の自動放送で案内している.

飛鳥山上からの眺め.

飛鳥山公園内には大河ドラマ館ののぼり旗が立てられている.

チケット売り場でチケットを購入.基本的には予約制だが,当日に空きがある場合は,すぐに購入することができる.北区民は割引あり.

大河ドラマ館正面.北区飛鳥山博物館内にドラマ館がある.

大河ドラマ館の内部.サインや映像を除いては撮影可能となっている.

写真を撮影して,オリジナルの1万円札を作ることができるコーナーがある.


京浜東北線の線路を挟んだ反対側に,日本製紙が運営するサンスクエアビル(東武ストアやボーリング場が入る,日本製紙の登記上の本店があるところ)があり,その1階に「北区の自動販売機」がある.北区ゆかりの企業の商品などが買える.

JA全農福島の直売所「愛情館」(朝日)【郡山見聞録#122】

 内環状線の走る朝日二丁目に,JAの直売所「愛情館」がある.JA福島さくら本店の脇になる.午前9時からのオープンとなるが,開店時間になると新鮮な農産物を求めて行列ができるほど,人気の高い直売所となっている.

 ホームページには,「JA全農福島が提供する、安全で安心な美味しい野菜や果物の直営農産物直売所です。福島県という恵まれた大地で育った、季節毎の商品の数々。ぜひ!ご自分の目で、舌で感じてください。」のとおり,近くでとれる農家からの野菜が並べられていて,安さと新鮮さでは,どのスーパーでもかなわないのではないかと思うほど.

 午前9時の開店前.日曜日なので100名ほどが並んだ.入れないことはないが,新鮮な品物を求めてみんな並ぶのである. 

 「葉もの」コーナー.鮮やかな緑色の野菜が盛りだくさん!

 赤い色の「トマト」.透明な袋に入れられているので,裏返すとヘタの部分も見ることができるので,鮮度を確認することができる.

 「大根」も山積み.

 果物も売ってます!

 お盆・お彼岸の時期には,花コーナーは人だかりに.

 生産者と生産地が表示されているので,とても身近に感じられる.

 レジも広々,たくさん並んでいる.

 最後に「ジェラート」はいかが?

 駐車場も広々.福島牛を扱う「牛豊」で焼き肉もGood.

ホームセンター山新の日本製表示(日和田)【郡山見聞録#121】

 日本人なら日本製を購入しなければ!! 少し高くてもMade in Japanを購入することは,日本の経済力アップにつながるし,長い目で見て日本の安定につながっていくのである.

 一目で見て日本製かどうか分かる商品陳列を行っているのがホームセンター山新(日和田店)である.これがとても見やすい.いちいち商品を裏返してとても小さな「Made in Japan」を探さなくても済む.
(ホームセンター山新は品揃えも豊富で,家具も取りそろえており,お気に入りのホームセンター.)

ここまで大きく表示してあると,自然と日本製を選んでしまうから不思議.やっぱり日本製は品質もよいし安心できる!

 日本の国力をあげるために日本製品を購入しましょう! すべてのお店に,日本製の表示を義務づけてはどうでしょうか.税込み表示が義務づけられているように.
 最終的に選ぶのは消費者の自由にして,買う買わないは委ねてよいと思います.

 日本の産業界のために.日本製を応援しましょう!

ヨークベニマルのスキャンカート(片平店)【郡山見聞録#120】

 2019(令和元)年8月末より試験的に運用が始まったスキャンカート.スキャンカートとは,自分で商品のバーコードをカートに取り付けられているタブレットにスキャンしながら買物して最後にセルフレジで一括清算するというもの.

スキャンカート

 まず自分の買い物かご(袋でもOK)をカートに設置する.タブレットに表示されているスタートボタンを押して買い物を始める.あとは,商品を手に取ってタブレット下部についているスキャンにかざしてかごに入れる.これの繰り返し!

 買っている途中で購入金額の累計が分かるのでとても便利.余計なものを買いすぎないよう抑制する効果があると思う.後で購入をキャンセルするときは,キャンセルボタンを押して再度スキャンすれば商品を戻せる.

 商品をスキャンし忘れたり,万引することへの対策は,カートの底に重量センサーが付いていて,スキャンしていない商品がカゴに入っていると(スキャンしたのに商品が入っていないと),アラームが出る仕組みになっている(これはセルフレジも同じ).

スキャンカート専用のレジ

 最後に会計をするときは,スキャンカートの専用レジがあって,カートを一旦指定の位置に止めて,タブレットに表示されたQRコードをレジの読み取り機で「ピッ」とやると,ダダダダダーっとスキャンした商品がレジの画面に表示されて合計金額を支払うという仕組み.

 なんといっても,かごに入れた商品を詰め替える必要がないことがとても便利.

 今のところ片平店でしか導入されていないようだが,順次拡大していくとの発表がされている.このシステムは,NECと野村総合研究所が開発に協力しているという.もっと各店で導入してほしいものでした.

からんころん茶屋の「まかないや」(火・水曜限定のランチ弁当)(三島町)【会津見聞録#11】

 JR只見線の会津宮下駅から徒歩1分,三島町観光協会の案内所観光交流館「からんころん」の中に,コーヒーなどが飲める茶屋がある.
 そこでは,毎週火曜日と水曜日には,曜日限定でランチ弁当の販売を行っている.この茶屋は,町内の方がオーナーとなって営業を行っている.

 「からんころん」の外観を見ても,ランチ営業をやっているようには見えないのであるが,中に入って奥に行くとランチメニューのボードが出ていれば営業中の証である.

ランチメニューの案内ボード

 メニューは日替わりである.弁当として販売しているが,そのまま弁当を店内で食べることも可能で,その時には水が出される.

天丼
ガパオライス
サラダ丼
ルーロー飯
タケノコとミートボール入りの「グリーンカレー」

 値段は700円.ボリュームを求める男性には少し物足りないかもしれないが,味と質は確かでありとても美味しい.弁当として出されることがどこにも記載されおらず,持ち帰れるのか不安になるかもしれないが,持ち帰りと伝えればビニール袋に入れてくれる.


隔週の土・日曜日の茶屋では,そばを味わうことができる.

管理釣り場で一匹ゲット!【目指せ!アングラー#40】

今回は,管理釣り場にやってきました 。今回はルアーで試してみます。当たりはあるけど,1時間たっても釣れません。

やっていると,ググッと引いたので,すかさず合わせると,のってくれました。この管理釣り場でルアーで釣るのは初めてでした。とても嬉しかったです。

今回は,スプーンルアーで釣りをしました。カラフルな色のルアーで釣れました。今回は,ルアーで初めて釣れたので,良かったです。これからもここで釣りをしていきたいです。

赤べこカレー(ほっとinやないづ)【会津見聞録#10】

 道の駅やないづの隣に「憩の館 ほっとinやないづ」という物産館がある.物産の販売の他にも赤べこの絵付け体験や足湯体験,あわまんじゅうで有名な小池菓子舗の実演コーナーなどもあって,柳津に来た際には立ち寄ってみると面白い.

 そして,あわまんじゅう販売所の隣に食堂があって,そこにこの「赤べこカレー」がある.850円.

 ライスは,ケチャップの入ったチキンライス風(チキンではなくベーコンが入っている).
 そして,特徴的なのが「目」.白い部分はらっきょうを薄くスライスしたものだが,目玉の部分は・・・? 味付けのり?,漬物?,わさび・・・?
 結局わかりませんでした!

「赤べこ」の部分をアップ!

 サラダも山盛りで,らっきょうと福神漬けもいっぱい盛られ,おいしくいただきました.

初めての鯉に大混乱【目指せ!アングラー#39】

今回は、近所の川に釣りに行きました。鯉が群れで泳いでいたので、パンで試してみます。

なかなか釣れずに今日も釣れないのかなと思いました。そこで、パンを練り餌みたいに丸めてやってみました。

すると、鯉が来て、餌を食いました。すかさず合わせると、のってくれました。初めての鯉に、どこで引き上げようか、どうしようと考えて、大混乱でした。

でも、どうしようか考えている間に、糸が切れてしまいました。釣り堀以外で初めての大物だったけど、のがしてしまいました。なので、今度は、糸の太さや、長い網、餌をちゃんと用意してからまた来たいと思います。

釣り堀で大漁ゲット!【目指せ!アングラー#38】

今回は、久しぶりに釣り堀に行ってきました。今日は何匹釣れるのか楽しみでした。やってみると、結構すぐ釣れました。

この池には、金魚、フナ、錦鯉、ジャンボ金魚、ドジョウなどがいます。錦鯉を狙うけど、他の金魚でなかなか釣れません。

だけど、今日は大きい金魚などをたくさんとれたので良かったです。

最後に数を数えてみると、62匹釣れました。金魚がたくさん釣れて、とても楽しかったです。また次もたくさん釣りたいです。

皆様からのご意見・ご感想(No.49)

件名:はじめまして
内容:「いわき見聞録」を読まさせていただきました。自分はいわき市に縁があるのですが、(少し古い情報ですが)いわき市ってこんな感じなんだなぁというのが改めて分かる、いい教材(?)だと思いました。
性別:男性
年齢:11-20歳
投稿地域:神奈川県

【お返事】
 アクセスいただきましてありがとうございます.いわき見聞録はもう20年近く前に投稿したコンテンツとなります.私も久しぶりに読み返して「懐かしいな~」と当時を振り返ってみたところでした!
 最近はSNSが登場して,アクセス数も少なくなり,メールで感想をいただく機会も少なくなっていましたが,久しぶりにお便りをいただき嬉しく思っております.ありがとうございました.(2021,1,16)

奥会津から発信!【会津見聞録#9】

 今年(2020(令和2)年)の4月より,奥会津地方で勤務することになりました.会津地方に住むのは実に6年ぶり.以前は会津若松市に居住していましたが,今回は奥会津地方に居住します.

 この「会津見聞録」では,テキストのコメントを中心に,気軽に会津地方(#9以降,しばらくは奥会津です!)の情報を発信してまいります.生活も落ち着いてきて,気がつけばすでに11月となってしまいましたが,ようやくこのコーナーへの更新がはじまります.(最近,息子の釣りに付き合っていて,更新も息子の釣り情報がメインとなっていた感じでした!)

 この地域は,日本一のローカル線である只見線をはじめ,霧のかかる只見川,味わいのある小さな温泉群,金山の炭酸水,そして奥まで行けば田子倉湖,と観光資源も多くある地域です.

 一方で,福島県内でも過疎化が進んでいる地域でもあり,高齢化率も高く,中山間地の課題を抱えている地域でもあります.

 只見線の会津宮下駅や会津川口駅に行くと,国籍別にシールをはるボードが置かれており,昨年までは台湾やタイなどから多くの外国人観光客の皆様が来ているではありませんか!
 これほどまでに只見線に外国の方が来ていたとは驚きでした!

 ただいまコロナ禍の中で,高齢化率の高い奥会津地方ではありますが,これまで感染者を出すこともなく,日常の生活を続けております.

 そんな奥会津地方をメインに見聞録をお送りします.どうぞお楽しみに.

只見線の線路を横切るように参道がある「三島神社」(三島町)

3連休の楽しかった釣り【目指せ!アングラー#37】

今週は三連休なので,東山ダムに行ってきました。前来た時より,水が増えていました。風も強くて思ったところに投げられなかったけど,川の方は凄く透き通っていて,綺麗でした。

行きも帰りも,落ち葉がたくさん落ちてて,滑りそうになったので,皆さんも行くときは気をつけて。


次の日は,いつもの池にやって来ました。11月なので,釣れるか心配でした。やっていると,ブルーギルが泳いでいたので,ルアーでチョンチョンと水面に波紋をたたせていると,そのブルーギルが寄ってきて,バグッと食ってきました。針はちゃんと口に刺さっていたので,良かったです。

次は少し場所を変えました。ここでは,カニカマで攻略して,ここでは,5匹ぐらい釣れました。

次は少し急なところに来ました。早速投げてみると,小さいギルが1匹いました。ちっちゃいけど,なんとかうまく釣れました。今日は,冬なのに,9匹も釣れました。去年の11月は,2匹しかつれなかったけど,今年はたくさん釣れたので,良かったです。

 

初めての東山ダム【目指せ!アングラー#36】

今回は,初めて東山ダムというところに釣りに行ってみました。なんとなくやってみようと軽い気持ちで入っていったら,急に足がズボッっとはまって抜けなくなりました。そこはけっこう深いヘドロでした。足は抜けたんですが,長靴がなかなか抜けませんでした。偶然木の板があったので,それを使ってなんとか抜けました。そのせいで長靴と靴下がベチョベチョです。でも僕は釣りを続けました。

東山ダムは結構深いところでした。釣り人も何人かいて,結構つれるのかなと思いました。

ヘドロだらけだと思うところに石を投げてみると,すっかり奥にズボッと入っていきました。

やっていると,40センチぐらいのバスを釣っている人がいました。

帰り道は崖です。ロープが張ってあったので,なんとか登り切れました。これからも,東山ダムでは頑張っていきます。

寒さも感じる釣り【目指せ!アングラー#35】

今回は,いつもの池にやって来ました。もう10月,少し寒くなってきました。魚もそんなにいないなか,1匹の魚がいました。さっそくそこに投げてみると,パクッと食ってくれました。本日1匹目ゲット!

次は場所を変えました。ここではたくさん釣れて,3匹釣れました。

次は,ブロックの所にやって来ました。ここでは,主にベイトフィッシングでやっていきます。やってみると,パイプの内側まで届いてしまったので,引っかかってとれないかと思いましたが,スルッと飛び越えて,何も問題もなかったです。今回は,さむかったですが,3匹も釣れてよかったです。

滑って落ちた所を克服!【目指せ!アングラー#34】

今回は,いつもの池に行ってきました。もう10月で凄く寒くて,霧が凄かったです。

寒かったので,魚の姿がほとんどありません。結構釣れる場所でやってみると,やっと今日の1匹目をゲット!

次は,1回落ちたことがある所でやってみます。ここで釣りをするのは,1年ぶりぐらいです。最初は,トコトコしか歩けませんでした。だけど,なれてくると,走れるまでになりました。そこで1匹ゲット!ここの場所を克服できました。

その後は,友達も来て,投げる練習をしました。今日の釣果は2匹でした。だけど,落ちた場所を克服出来たので,よかったです。

~旅・万歳!街歩きの風が吹く~